STAY HOME、ひたすらおやつを焼いては食べて、料理を作っては食べて、と、主に食べることばかりのわたしですが、いつにないゆったりとした時間に楽しむこととして読書があります。
いつものように本屋さんをのんびり回遊して本選びができないのは少し残念ではありますが、そのかわりにネットで本を買ったらすぐに届くありがたさを噛み締めています。

最近読んだ本&今読んでいる本をいくつか。

「閨と厨」は寿木けいさんの新刊エッセイ。
寿木さんの本は先日も紹介しましたが、今回は初のエッセイです。
帯にある、
「女40代、『ふつうの戦士』。
みんなとシェアする、寝しなと起きがけの5分間。
明日も果敢であるために。」
女は皆、妻、母、働く女、それぞれの顔を使い分けながら生きていて、そんな女性たちに、明日も果敢であるために、と励ますような、20篇の打ち明け話が書かれています。
料理の本からも感じた、ある種哲学的な表現が心強くおもしろい。
20篇のお話、1日1つ、お風呂の時間に楽しんだりしています。
ふふふ、と時折笑いながら。

「暮らしの中に終わりと始まりをつくる」
一田さんの本が好きで、おそらくはほとんど持っているのではなかろうかと思う。
日々の暮らしをベースに、1日、月ごと、年ごと、自分自身をリセットして、機嫌よく日々を過ごす工夫が書かれています。
自分の日常に取り入れやすいヒントがたくさんあって、小さな変化を楽しむことができそうでわくわくします。

「SENS de MASAKI　vol.12」

待ちわびた最新号は理想のカフェのかたちがテーマ。
雅姫さんの妄想カフェが楽しい。
ずっと行きたいと憧れている調理室池田さんのメニューや大好きなPATHのレシピが載っているのもうれしい。

「希望の糸」
東野圭吾さんの本は出るととりあえず読む、そしてハズレなし、一気読み間違いなし。
こちらはうっかり買いそびれていましたが、このSTAY HOMEのタイミングで購入、ゆっくり読むつもりが先が気になりあっという間に読んでしまった。
シリーズの登場人物、冒頭からのいくつもの伏線をおしまいに向けてスピード感あふれる回収、少し悲しくてさみしくなる気持ちも安定感があり、満足の一冊でした。

「おめかしの引力」は少し前の川上未映子さんのエッセイ。川上未映子さんの本も好きなのでほぼ持っていて、エッセイはまさに抱腹絶倒、いつ、何度繰り返し読んでも笑い転げます。
こちらはおしゃれにまつわるエッセイ、久しぶりに読んだらやっぱり涙流して笑っちゃった。
最高です。

そして読書は当然おやつとともに。
今日はクッキーをたくさん焼いて、さくっ、さくっ、と前歯で噛んで音を楽しみながら。

クッキーがのっているケーキクーラーはLEEマルシェで先日購入したCINQのイギリスのケーキクーラー。
こちらは100人隊の中でも使っている方がたくさんいる定番ですね。
これまで使っていたケーキクーラーだと足らなくなり（STAY HOMEで焼きまくっているから？）、
SENS de MASAKIと一緒にポチッとしました。
（福岡だけど翌日に届きました！素晴らしい！）
届いたその日からヘビーユースしています。
クッキーのせても素敵だけど、一番似合うのはやっぱりパウンドケーキな気がする。