2020年を迎え3ヶ月。
世界がこんな状況になるとは。
自分はどう生きなければいけないのかを深く考えます。
息子たちとずっと一緒に過ごす休校からのこの1ヶ月。
おうちで過ごす、それが私たち親子の任務。
これまで外で過ごすことが大好きな私と息子たち。
この時期主人は繁忙期で春休みになると例年すぐに関西へ帰省するので
3人で過ごすここまでの長いおうち時間は初めてです。
クリップを更新したいと思いながらもなかなかできず。
自粛すればするほど情報が沢山入り、
数日で変化する世界の状況に、不安や戸惑いを感じ、
ちょっと動きが鈍くなっておりました。
そんな中息子たちとわちゃわちゃする場面はひっきりなしで
(PCを開いたらすぐに背後に次男がやってくるからなかなか開けない涙)
やりたいことを終えないまま寝かしつけながら寝てしまう…焦
今、ようやく文章を綴れています。
(upまでたどり着くかな笑)
長期のおうち時間は生活リズムを保つのがなかなか難しい。
小学生の長男には課題や勉強をしてほしい、けれど
幼稚園の次男が遊んでいるとそちらに引っ張られる。
なので勉強時間と遊ぶ時間、テレビを見る時間など2人同時に取り組んでもらい
その間私は家事。
スムーズに行く日もあれば何回も何回も鬼になってようやくという日も。
寝る前は親子同時に何かしようと話し、読書の時間をきっちりと取るようにしました。
幼稚園がお休みで早朝からのお弁当作りと送迎がないので寝る前のゆとりは違っています。
この先何年もお世話になるだろうという本を紹介します。
▷『生きる』詩・谷川俊太郎さん/絵・岡本よしろうさん
日常のあらゆる情景を生きるという詩で表現された谷川さんの詩。
美しく優しい岡本さんの絵や色づかいも心落ち着かせてくれます。
幼い頃から谷川俊太郎さんの作品には数多く触れてきました。
息子たちの本棚に並んでいたこの一冊をこのタイミングで読んでみたら
これまで経験したことのない日々の中、深く心に刺さるものがあります。
日々の予定に追われる<時>は<いま>を消費しているのだと。
この日々に<いま>を生きている、<いま>を生きていくことをしっかりと見つめたいです。
穏やかな日常が一日でも早く戻ることを願って。
▷『ブッダがせんせい』著・宮下真さん
半年くらい前に息子がお世話になっている先生からお借りして読んでいる中で
私と息子たちの人生にも必要だと購入した一冊。
息子たちはもちろんですが、大人の私も
自分がどう生きていくか、息子に何を伝えていきたいかを考える時、
ブッダの教えをわかりやすくこども向けに説明してくれるこの本から学ぶことがいくつもあります。
見開き一ページに一つの教えが書かれているので
今日は二つの教えを学ぼう、明日は三つ、などと読み進めていけます。
<おうちのかたへ>というコーナーもあるので子育てにも役立ちます。
全ての言葉がストンと心に響く、何度も繰り返し読んで一生息子たちに伝えたいことばかりです。
▷『ヤワな大人にならない!生きかたルールブック』監修・齋藤孝さん/絵・林ユミさん
テレビで拝見する齋藤先生。指導されている「にほんごであそぼ」が息子たちも大好き。
ブッダの教えを一通り読んだ後、同じような生き方を学ぶ本はないかなと探した一冊。
息子たちへ贈ったものですが、こちらも丁寧でわかりやすい子ども向けの本なので
複雑に考える必要なく読めて、でもポイントをおさえてくれている。
現代に焦点が当てられているので厳しい時代背景での生き方を説明してくれています。
決して自分に優しく簡単な人生ではないからこそこう考えようというルールが並んでいます。
▷『翻訳できない世界のことば』著・エラ・フランシス・サンダースさん/訳・前田まゆみさん
随分前に主人が息子たちにプレゼントした本ですが、改めて読み進めました。
世界中で起こっている出来事に大好きなあの国もあの街も…とニュースで見る世界地図を見て
驚き悲しくなる日々。
世界中で目に見えない敵と闘っているのだと思う中で、自分がそうであるように
それぞれの国の人々も素敵な言葉で立ち向かっているんだろうなと考えながら再読しました。
その国独自の言葉は別の国では表現しにくいけれどそのフレーズから想像できる力や引き出しを
沢山持てたらいいなと思います。訪れたい国はまだまだ沢山。
▷『こども六法』著・山崎聡一郎さん/絵・伊藤ハムスターさん
息子たちと生き方の本を読んでいく中で、「これをしたらどうなるの?捕まっちゃう?」という質問が。
善悪はわかるけれど、それはどんな法律の元にあるのか。
悪いことややってはいけないことを説明する時に自分が法律やルールを理解していたら
息子たちの理解度や納得度が違ってくると思いました。
法律の勉強はとても難しいイメージでどこから入ればいいのかわからなかったのですが、
子どもと学ぶととてもわかりやすく入りやすい。
こんな時だからこそ冷静に学ぶ大切さを感じています。
息子たちと一緒に愉しむことをうまく増やして。
明るい未来のためにこの時期を乗り越えるために
沢山本から学びたいと思います!
ORI
37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8
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