そうや、京都行こう。2020の桜は勝持寺から
世の中がどうなっても、こうなっても今年も満開を迎えている京都の桜です。 今年はコロナウィルス感染拡大防止の流れを受けて、自転車で行けて 人っこひとりいないような桜どころ、という視点から京都市の西の端に ある、勝持寺に行ってきました。自転車で行ってきたといっても 我が家からは全然近くないです。白洲正子さんが愛した桜ということでも有名です。 西暦679年に創建って、昔過ぎてよく分かりませんが、応仁の乱で 仁王門以外は焼失し、再建されたお寺だそうです。 上の写真が仁王門。ここから頑張って山道を登ります。 勝持寺は花の寺としても有名で、山道にポタポタ椿が落ちていました。 まだまだ頑張って登り。。南門に到着↓ この日は関東では積雪もあったほどの花冷えで、 息子は夫の無印ファイバーのベストを着ています。。 賓頭盧尊者(なでぼとけ)。悪いところ、良くなってほしいところをなでます。 こちらの右手には瑠璃光殿という宝物殿があって、鎌倉時代などの 重要文化財に指定された仏像がズラリ。 気が遠くなりそうなほど、長い時間を経てきた像たちは 今の世界をどう見つめているのかなと考えたりして。 西遊記に出てこられる魚藍観音様。持っているのはカゴで魚が入っているのだそう。 今年はお花見を断念された方も多いのでしょうか。 毎日のニュースを見ていると、地震やテロとはまた違う恐怖感が 募るばかりで怖くなりますが、歴史をくぐりぬけてきたものを見ていると いにしえから人間は何度も疫病と戦ってきたのだから、冷静に粘り強くならなければ と思います。(でもちょっと疲れた。。)
わち
43歳/夫・息子(7歳)/手づくり部・料理部/主婦、北欧刺繍家。自分でデザインしたキットでスウェーデン刺繍を教えたり、バッグを作る仕事をしています。実際に生活している視点から見つめる京都通信を綴っています。
Instagram:@yukika_wachi
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わち