高瀬志帆作のマンガ『二月の勝者』（小学館発行）にハマっています。ある日、夫が大人買いして来ました。ネタバレなしです。

とにかく金鎚で頭をグワーーーンと殴られたような衝撃の連続…！

中学受験を題材にしたマンガですが、2020年の教育革命のビッグウェーブは、中学受験だけのことじゃありません！！その先の高校受験も、さらにその先の大学受験も…今の子ども達をとりまく受験環境ってこんなにシビアなのか…と、作中の黒木さんが真顔で突きつけて来る具体的な数字を見て愕然としてしまいました(;ﾟロﾟ)

実は私は25年前、中学受験の大手塾に通塾していました。結局6年生の11月に父の海外赴任が決まり、家族で帯同することになったので「夏季合宿や毎週の日曜テストやら、あの通塾の日々は一体…？」と当時は思いましたし、中学（海外の日本人学校）に入ったら入ったで、中学の数学に対して、小学生時代に塾でやって来た算数ではまるで歯が立たず、再度高校受験の塾に入り直したという経緯があります(￣▽￣;)

…で、話をマンガの内容に戻しますが、25年前と今とでは、中学受験事情が全然違うことに驚きを隠せません…。当たり前ですが25年の月日が流れ、当時の常識は全くと言って良いほど通用しないのだと、このマンガを読んで改めて思いました…！

単に昨今のモンスターペアレンツ×それの対応に翻弄される塾講師…みたいなストーリーを想像していたんですけど、中身は全然違う。家庭環境、性格も違う多種多様な親子が登場しますが、時には親の立場になって青ざめ血の気が引いたり、時には自分の子ども時代と重ね合わせたり、我が子に見立ててみたり…笑いあり、涙あり涙あり涙あり！！(Ｔ＿Ｔ)

まだ既刊6巻時点で佳境にも差し掛かってないのに…笑。LEE世代も読んで損はないマンガだと思います…！！舞台は中堅校をターゲットにした受験塾・桜花ゼミナール吉祥寺校。

主人公は表紙の仏頂面・黒木蔵人（くろきくろうど）…ではなく、新卒女性塾講師の佐倉麻衣（さくらまい）。冷静沈着で清々しいまでに実利主義な黒木先生とは対照的に、佐倉先生は人情派。不器用で真面目で一生懸命。黒木先生の容赦ない物言いにスカッとするどころかモヤッとすることもあるのですが、主人公の佐倉先生が代弁して悩んでくれます笑。

主人公なのに表紙にやっと登場したのは5巻(^_^;)

↓こちら、1巻の裏表紙と、帯。帯のフレーズだけでもインパクト大…！！
「2020年　混迷する受験改革！『知らなかった』では済まされない中学受験の“今”がここに！」

さらに。「大学入試改革・私大合格者数大削減　2020年教育改革で学校教育／入試が変わる！」（3巻の裏表紙＆帯）

最近、ママ友さん達ともしみじみ、「教育って…何なんだろうね…（遠い目）」と語り合っております笑。今般2020年の教育革命で実際に何が変わるのか…楽しく学べるオススメ漫画。ちょうど今年7月期で柳楽優弥くん主演でドラマ化が決定しましたね！！今から楽しみでなりません…！！そして今月は新刊7巻の発売も控えてます！発売日に本屋さんに走ろうと思います♩

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