先日、めずらしく下北沢へぶらり。
リニューアルされた下北沢を偵察…ではなく、目的は大野 舞さん(デナリ)の原画展に行ってきました。
大野 舞さんは、吉本ばななさんの著書の装丁・挿画、「日本の神様カード」のイラストや、クラフトビールの「水曜日のネコ」のパッケージデザインなど、数多くのイラストやデザインでご活躍されています。
そんな大野 舞さんが毎年発表されている“デナリカレンダー”の原画展が開かれると伺い、ワクワクしながら下北沢に訪れたのでした。
場所は吉本ばななさんのエッセイにも出てくる「本屋B&B」です。
にぎやかな下北沢の喧噪を忘れる空間に、幅広いジャンルの本が並ぶ素敵な本屋さんです。
時の経つのを忘れるほど引き込まれる、大野 舞さんの世界
原画展の詳細は残念ながら写真でお伝えできないのですが・・・16冊目となる2020年の“デナリカレンダー”の作品が展示されています。
今回カレンダーのテーマは令和時代のはじまりにふさわしい、「八百万の神々」なんだとか。
作品ごとに神様のテーマがあり、ダイナミックで迫力ある色彩の作品や、繊細なタッチの作品など、大野 舞さんのワールド全開の作品14作を堪能することができました。作品を通して、まるで「神様」に包まれているような、あたたかな気持ちになれる作品ばかりです。
▲こちらが今年のデナリカレンダー。「八百万の神々」
原画展の素敵なところは、作者の方の筆使いから感じる呼吸や熱、思いを感じ取れることにあると個人的に思うのですが、大野 舞さんの女性らしい丁寧さと、情熱、研ぎすまされた感覚で描かれた筆の線の美しさには、ため息が出てしまいます。久しぶりに立ち止まって絵に引き込まれてしまいました。
あまりに作品に没頭してしまい、予定していた打ち合わせに遅れてしまったほどです。(数分ですけどね・・・でもちょっと怒られてしまった 笑)
大野 舞さんの世界に溶け込むことで、心が澄みきるような贅沢な時間を過ごす事ができました。
▲カレンダーの裏側まで素敵
大野 舞さんの世界に溶け込むことで、心が澄みきるような贅沢な時間を過ごす事ができました。
お買い物コーナーも充実
今回の原画展の作品がおさめられたカレンダーは迷わず購入しました。とっておきの場所に大切に飾ろうと思います。
他にもポストカードやファイルなども販売されていて、お気に入りを購入することができました。
そして、嬉しいことに!なんと吉本ばななさんのエッセイ「下北沢について」の分本が限定販売されていました!
こちらの装丁・挿絵も大野 舞さんが手がけています。“巻”によっては完売していたのですが・・・最終巻の10巻をゲットすることができました。こちらの分本は「本屋B&B」さんでしか入手できないので、嬉しかったです。
▲シ…シリアルナンバー!?
大野 舞さんの作品の色彩の美しさに大ファンの子供たちも多いとのこと。私の娘も目をキラキラさせて夢中になってカレンダーをずっと見ていました。親子で感動できる作品は、さらに特別感が増します。
原画展は1月31日まで開催していますので、ぜひ皆さんにも堪能していただけたらなと思います。また、「本屋B&B」はカフェとしても人気なので、ゆっくり過ごしていただきたいです。(ビールも飲めるそうですよ!)
なお、下北沢までいくのが難しいという方は・・・
大野 舞さんのサイトでもカレンダーやポストカードなど購入できるようです。他の作品やお仕事もご紹介されているので、ぜひのぞいてみてください!大野 舞さんの世界にきっと心ときめくと思います!
sayako
37歳/夫・娘(4歳)/手づくり部・料理部・美容部/海まで徒歩数分の豊かな自然環境の中で、日々ゆっくりのんびり過ごしています。自分なりに子育て、料理、ファッション、アクティビティなどを楽しめたらと思っています。Instagram:@sayako_natsume
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