気がつけば1月も半ばに、、、年末のドタバタからSNS離れしていましたが、ゆるゆるとでも動かなくっちゃ。
まず、このclipを上げるべきなのかも迷いましたが、わたしの生活に欠かせない大きな変化なので綴ることにしました。
結婚して間もなく迎えた愛犬、黒パグの女の子、ハル。
主人も私も大の犬好きで、いつかは迎えたいと思っていました。
主人が仕事先で出会ったパグのてっちゃんの可愛らしさに胸を打たれ、わたしの持病(子宮内膜症)もあり子宝まで時間がかかるだろう、、、と迎えたのがハルでした。
ハルを溺愛する主人の姿を見て、早くお父さんにしてあげたいなーなんて思っていた矢先に長女を授かり、あれよあれよと三姉妹に恵まれました。
ハル、妹が3人もできてびっくりしたね(笑)
長女が1歳になるまでは遊び盛りのハルとの生活がうまくいかず、私の実家にハルをお願いしましたが、二女、三女の時は生後からハルと共に成長。
子育てにイライラしてしまっても、ブヒーッと寝息を立てるハルを膝に、どれだけの癒されてきたことでしょう。
もちろん、お散歩や大変なこともあったけど、それに勝る癒しをもらって三姉妹の育児期を過ごしました。
少しずつお散歩の回数が減り、寝ていることの多かったここ数年でしたが、その存在感は子供たちからも大きいようで、一緒に剣道の稽古に行ったり、一緒にお昼寝をしたり、おもちゃに囲まれて遊ぶ毎日。
帰省先の家族やご近所さん、お友達にも可愛がっていただいて、いつもハルはわが家のムードメーカー。家を買ったのも、主人がDIYで作ったウッドデッキもハルのため(笑)。
ハルバカなのがわたしたち夫婦の1番の共通点です。
甘えん坊で寂しがり屋のハル。いつも誰かにくっついて、冬場はハルを取り合ってケンカになる事も。
そんなハルも15歳を過ぎた頃から食が細くなり、ドックフードを受け付けなくなりました。主治医の先生と相談して「ここまで長生きしたのだから余生は好きなものを食べて過ごそうか」ということに。
まるで、何年振りかの離乳食のように、お芋を茹でたり、大好きなキャベツの芯や、りんご、みかん、ブロッコリー、大根、ササミや牛肉、時にはパンや麺類も柔らかく用意してこの一年は過ごしました。ワシャワシャと音を立てて食べる様が可愛くてずっと見ていたものです(笑)
16歳を迎えて、粗相も増え更に食も細くなり私たち家族も覚悟を決めて過ごしていましたが、主人も子供たちも冬休みだった昨年末に永眠しました。
亡くなる前の二日間は寝たきりで辛そうでした。付きっきりで摩りながら「ハル、ずっと一緒だから心配いらないよ。もう無理しなくていいんだよ。」と耳元で囁くと、私の言葉に安心したのかな。しばらくするとスーッと息が絶えた最期でした。
まだまだハルの居ない生活には慣れず「ハル、ただいまー」と言ってしまう日々ですが、16年も生きてくれた。これ以上を望んではいけないよね。
たくさん撮ったハルとの写真や動画を見て、改めて存在の大きさを痛感しています。
この16年、主人よりも長女よりも長く時間を過ごしてくれたのがハルです。関東の友達が居なかった頃もハルが居てくれたから寂しいことなんて一度もなかったよ。たくさん遊んだね。たくさんお昼寝もしたね(笑)
晩年は二女と寝るのが大好きでした。
悲しいお別れだけど、わが家のあちこちにハルの面影を感じます。「これからもずっと一緒だよ」を守っていくからね。
ハルは天国で主人の両親にべったり甘えていることでしょう。それが救いだったりもします。
ハル、ウチに来てくれてありがとうね。私たちは本当に幸せです。
二女の図工のモデルにも(笑)
あー涙が止まらないや、、、!
どプライベートの長文にお付き合いありがとうございます。
次回は楽しいclipをお届けできるようにしますね。
TB なおっち