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【ボアジャケットの名作】HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)のファイバーパイルフーディー

  • sayako

2019.12.20

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今年は「ボアジャケット」が豊作でコーディネートを楽しんでいる方が多いと思います。アウトドアブランドの代表的なジャケットや、ハイブランドでも展開されたり・・・。UNIQLOやGUなどでも可愛いものが多く、目移りしてしまいますよね。特に最近はポカポカ陽気の日もあるので、ボアジャケットは出番が多いと思います。

私もボアジャケットを色々と試着しましたが、辿り着いたのは「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」の“ファイバーパイルフーディー”でした。

 

機能面が申し分ないのに、とにかく可愛い!!ボアジャケットが似合わないと思っている方にもおすすめなので、ぜひご紹介させてください!

 

大人の女性にこそ!「HELLY HANSEN」

 

「HELLY HANSEN」といえば、やっぱり船乗りのイメージ。1877年にノルウェーの小さな工場で、ある一人の船乗りが始めたブランドは今でも多くのセイラーから愛されています。私が暮らすエリアはヨットマンが多いので、80歳のおじいちゃんや、ロマンスグレーが素敵なご夫人が颯爽と「HELLY HANSEN」のジャケットを羽織っていたりするんですよ。

 

ヨットとウィンドサーフィンの選手だった(遠い遠い昔ですけどね 笑)夫も、「HELLY HANSEN」に関してはものすごく詳しく、じつは「ボアジャケット難民」だった私に「HELLY HANSENのパイルジャケットにしたら?」と薦めてくれたのでした。

「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」の素晴らしいところは、130年の歴史とともにつねに防水テクノロジーの進化を遂げているところ。考えてみれば、他のアウトドアブランドよりも歴史はかなり長いのですよね。130年という数字には、「ひょっとしてpatagonianのイヴォン・シュイナードも海と山で異なるとはいえ影響とか受けたのかな?」と想像してしまうほどロマンやストーリーを感じてしまいます。

 

 

過酷な環境でレースを行うセイラーや、海で働く方たちに選ばれて続いてきた確かな信頼性は、大人の女性にこそ試してみる価値のあるブランドだと思います。

日本では「HELLY HANSEN」はノースフェイスでおなじみのゴールドウィンが販売総代理店となるので、最近ではタウンユースとしてのイメージの方も多いと思いますが、じつは「元祖」といわれるほど「HELLY HANSEN発」の素材が多いそうですよ。

 

「HELLY HANSEN」のボアジャケットは完璧!軽い&暖かい&可愛いが全て叶います!

さて、つい熱く語ってしまいましたが 笑・・・。この冬のボアジャケットの本命として押したいのが、“ファイバーパイルフーディー”です。「HELLY HANSEN」では定番で名作のジャケットですが、正直・・・こんなに完璧だとは思っていませんでした。

 

 

まず、ブランドを象徴である生地ですが、気密性が高いのでとにかく暖かく、暖かい体温を閉じ込めてくれるので、保温状態が続きます。表面も毛足がしっかりしているので、ボア素材にありがちな毛が寝てしまったり、毛が抜けてしまうことがありません。触り心地の良さは格別で、とても高級感のある印象です。

ただし、あくまでこのジャケットの本来の目的は「ミッドレイヤー」(中間着)の役割を果たすもの。保温だけではなく、通気性にも優れているので1日中快適に過ごす事ができます。

 

▲腕周りはゆったり目ですが、ダーツが入っているのでスッキリ女性らしい印象に

シルエットも今年らしいクラシックな印象が魅力的。袖周りもゆとりがあるので、重ね着にもストレスがなく、メインのアウターとしても重宝します。少し冷える朝でも重ね着すればOKという頼もしさです。

フード部分も、ジャケットを置いた状態で自立するほどしっかりとしていて、首周りまで暖めてくれます。風が強いときにサッとかぶれば、たちまちホッとする安心感と暖かさで寒さによる首の緊張がほぐれます。

 

▲フードがしっかりと自立するから横からのシルエットもとっても可愛い

なお、丈もちょうど腰あたりなので、ワンピースやパンツ、フレアスカートなどにもバランス良くコーディネートできます。

下↓の写真のコーディネートはコーデュロイのフレアスカートと合わせていますが、LEEおなじみのO’NEIL of DUBLINのチェックのロングスカートや、ワイドパンツなどとも楽しんでいます!

 

 

厚手のスウェットと合わせても腕まわりがもたつかないので、スウェット+細めのパンツと合わせても可愛いです。

私はブラックを選びましたが、ネイビーとカーキ系も展開。どの色もコーディネートしやすい飽きのこない落ち着いた色で、大人でも安心して着る事ができます。機能性、保温性もバッチリで可愛いさまで叶う。無敵の一枚だと思います。

ちなみに、このジャケットの素材である“ファイバーパイル”は1961年に開発されたそうで、北欧の寒い冬に材木伐採員やフィッシャーマンに着用されてきたそうです。

▲タグにプロダクトのストーリーが!とっても素敵

暖かさが本当に必要なプロの方たちが60年近く選んできたという事ですよね。本当にいいものは残っていくという事でしょうか。進化のために色々な方たちの歴史が刻まれていると思うと、より愛おしく感じてしまうのでした。

 

 

余談ですが…夫も、ヨット競技やウィンドサーフィンで海から上がった時も愛用していた「HELLY HANSEN」のジャケットを大切に保管していまして…ヴィンテージ感がとっても今年っぽくカッコいいので「街着で着てみたら?」と言ったら「20年も経つとね…お腹まわりがね…」と、着たいけど着れない苦悩を抱えておりました。夫のお腹まわりには確実に脂肪という名の歴史が刻まれているようです 泣。

 

sayako

37歳/夫・娘(4歳)/手づくり部・料理部・美容部/海まで徒歩数分の豊かな自然環境の中で、日々ゆっくりのんびり過ごしています。自分なりに子育て、料理、ファッション、アクティビティなどを楽しめたらと思っています。Instagram:@sayako_natsume

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