さて、息子ハルちゃんの服とともに成長の思い出を振り返るシリーズ、ついに年長さん編です。
ある時園で、仲良しの◎◎君が早く走れるのは、どうやら瞬足を履いてるかららしい!という情報を得てきた模様。
しゅんそく!しゅんそく!とねだられたので、ハイテクシューズデビューした次第です。
年長からは、鉛筆を使ってひらがなを書く練習が始まります。ファスナー開閉式のペンケースを作って持たせました。今も時々、塾に行ったりする時に使っています。
それから、ひらがなと50までの数を覚えるのに使った、公文式の数字マグネット。確かコストコで売ってたんだと思います。
コストコ、意外に知育系のグッズや玩具が結構充実してるんですよね。
こちら、百貨店でLEEの催しがあった時に撮ったもの。このポーズがやたら気に入ったようで・・・(笑)
この時も、同じパイルのカーディガンを着てますね。green label relaxingです。Tシャツもかな。
写真ではよくわからんと思うんですが、後ろに背負ってるのは、当時はやってたキャスのリュックです。ブルーにいろんな色で星模様が入ってて、かわいかったなー。
さて、この頃初めて美容院で髪を切ってもらいました。
ママサロンを卒業し、子ども歓迎のヘアサロンへ・・・。
度肝を抜かれますよね、この椅子。
こんな感じに・・はじめて、こんなに短くしてもらいました。
急に、少年って感じ!ポロシャツはGAP。
ある梅雨の日。green label relaxingの傘に、コストコで買ったレインコート。このレインコートは、すごく頑丈な作りで、当たりだったな。
年長からはサッカーの課外活動が週一回あったので、大きなリュックを背負っていく日がありました。ボールが入るくらいの大きさが欲しかったので、当時の体格にしてはかなり大きめのを選んだんですよね。今も、校外学習なんかがあるたびに使ってます。
7年も使っているのか・・・!(驚愕)アディダスは、すごいな。
そのアディダスのリュックを背負って、初めての宿泊学習に出かけます。
親元を離れるのなんて初めてだったから、いない間、今頃なにしてるかなーと気になって気になってしょうがなかった・・!
あれから6年、宿泊学習は何回かありましたが、先日ついに修学旅行に行ってきました。今となってはいい思い出です。
夏服。
左側上下の写真で着ているネイビーのトップスは、sucetteのTシャツ。100人隊の先輩junkoさんの立ち上げたブランドで、レディースとガールズの服が主ですごい人気だったんですが、男の子が着られそうなものをたまたま発見して、即買いしました。どの服もかわいかったなー。
この年は甚平さんではなく、浴衣の写真が出てきました。白地ににカブトムシ柄。兵児帯を後ろで結んで・・。
それから、白いビーチサンダルはハワイアナスの。これ、バックストラップが付いてて脱げにくくて、便利だったんですよね〜。
sucetteのTシャツ、正面から見るとこんな感じ。シルバーの星が散らばってて可愛かった。足元のいい感じのグレーのスニーカーは、意外にもベルメゾン。当時、ニュアンスカラーのものを結構いろいろ出してくれてたんですよね。靴下とかも可愛かった。
夏休み頃、なぜかドライバーでネジを回すブームがきて、よくいろんなおもちゃを分解してました。腕だけ違う戦隊のと入れ替えてネジを締め直したり・・・。なんとも言えない色合わせをしてました!(笑)
秋が来て、お買い物ごっこというイベントの準備を担当していたので、にわかに私が忙しくなりました。園児たちは紙のお金をもらい、親たちが用意した出店で、親が手作りで用意したおもちゃを買うという・・・。
女の子のおもちゃを作ることになり、いろいろ考えました。
なんちゃってカルトナージュ。各家庭から集めた牛乳パックに、クリスマス柄の布を張り、ちょっとキラキラのテープなんかを巻いて、ビーズを針金に通してハンドルを付けて、パーティーバッグを作りました。
中には、フェルトと金色銀色のリボンで作ったお花のヘアゴム・・・コサージュだったかしら。とにかく、割と人気ですぐ売れてくれて、嬉しかったなあ。
クリスマス会にこれをつけてくれてる子がいました。
秋の服。ようやくジムフレックスが、本来のサイズ感に・・・!(笑)
下2枚で着てるセーターは、毎年GAPから出てる定番のもの。もう、サイズアウトするたびに絶対買い足してて、今も同じようなのを着てます。ボトムスもGAPのコーデュロイパンツ。
先々月かな、とも♪ちゃんと木更津のアウトレットに行った時、このコーデュロイパンツを買い足すかどうするか、激しく迷ったんです。とも♪ちゃん的には、アリなのかナシなのか。まだアリなんじゃない?と言ってくれたんですが、結局いろいろ考えて、買い足しませんでした。
そろそろ、上も下もほっこりアイテムだと、ママに着せられてる感が出てくる年齢かなーと思って・・・。
と話すと、顔を見合わせて「あ〜〜」と納得。
とも♪ちゃんは、何を始めるのも男子より一足早い、女の子のママを何年もやっているベテランなわけで。しかも高校生と中学生の子がいるからなあ。なんとなく察してくれました。
常に私よりも先を走ってるので、アドバイスはやっぱり参考になります。
切り株に座って焼き芋を食べるハル。これは、八ヶ岳に旅行に行った時だと思います。たまたま公園でこういうイベントをやってたんですよね。すごいほっこりスタイル。
懐かしくて、可愛くて、もう見られないと思うと、ちょっとだけさみしい。
・・無理しないで今年も買えばよかったかな!ほっこりコーデュロイパンツを!(涙目)
さて、幼稚園児最後の冬がやってきます。
この時、ちょうど年が明けたら午年という時期でした。
馬の博物館が近所にあって、敷地内にいろんな種類のポニーのオブジェがあるんですよ。それに乗せて、年賀状用の写真を撮りました。・・・全身GAPですね。
このGAPの薄手のセーターのシリーズは、シャツとの重ね着に向いていて、肌当たりが良くて、よく伸び縮みして、洗濯してもあまりへたらず、かなり重宝していました。赤とグレーのボーダー。
ブルーのアーガイル柄のもあった!もちろんGAPなので、茶色いくまちゃん刺繍がお胸に入ってます。くまは重要。いるのといないのとでは大違いです。
これは明けて翌年の、私の誕生日だったのかな。ケーキも誕生会もしない代わりに、毎年高野フルーツパーラーに行って、あまおうのパフェを食べるという習わしになっています。
このあと、息子はクリームも果物をあまり食べたくない期に入り、それが現在に至るまで続いているので、近年は誕生日になると、とも♪ちゃんが付き合ってくれます。
これは、全身H&Mの日ですね。ボーダーの配色が独特で、すごいH&Mっぽい!
H&Mの子供服はすっごく配色が可愛いんです。が、こと色物のパンツに関しては、GAPやZARA、ユニクロに比べて、圧倒的に色落ちします。たぶん今もそうなので、ご注意を。
一度、白いものを洗濯する際に、うっかりH&Mの黄土色のカラーパンツを一緒に入れてしまったことがあり、体操服の上やバスタオルが、沢庵の色になってしまったことがありました。滅多にしない失敗だったので、ショックだった・・・!
さて、年が明けたら、そろそろ3年間の幼稚園生活も終盤です。
入学式の衣装を揃えました。金ボタンジャケットはBEAMS、チェックのパンツは確かTartine et Chocolatだったかな。蝶ネクタイは、園で使ったものをそのまま使うことに。
入学式に先立って、これを着るイベントが2月にありました。
今はラン活なんて言葉がすっかり定着していますが、当時からすでに、ランドセルはこだわって選ぶという風潮が高まってきていました。もちろん私だって、土屋鞄にちょっとは憧れたさー!みんな可愛いの買ってるんだもん!
でも、旦那さんの会社では、社員への福利厚生の一環として、子供が入学するに際し、ランドセルが贈られる習わしになっているのです。贈呈式はもう、何十年も続いている伝統で・・旦那さんはこの日が来るのを、それはそれは楽しみにしていたのですよ。もしかしたら、入社してからずっと楽しみにしてたんじゃないかなと思うくらい。
黒と青から選べるのですが、黒を選びました。内側に社名の刻印が入っています。
ちなみに、学校制定の鞄があったり、他のランドセルを用意するので不要というような場合は、文房具セットをもらえるそうです。
親の席と子の席は別々です。ちょっと不安でドキドキしながら遠目に見てたんですが、知らない子ばかりの中、ちゃんと最後まで座ってました。がんばったね。
それにしても、さすが!幼稚園教育の賜物だと思いました。感動〜。成長を実感しました。
ランドセルの他には、上履き袋を手提げを。リバティ11号帆布のカーズ柄と、デニムを組み合わせて丈夫に仕上げました。今に至るまでずっと使っています。
卒園の日がやってきました。
チェブラーシカの手提げ!長い間一緒に幼稚園生活を送ったチェブとも、これでお別れ。
ちゃんと自分で靴を揃えて履いて・・。こんなことができるようになるなんて。今では普通に思えることのすべてが、キラキラしていました。本当に、どれだけ心配したか。いや、来年は中学生になろうという今だって、心配は尽きないんだけども!(笑)
6歳の春がやってきました。
とにもかくにも、新しい小学校生活への入り口に、皆と一緒に立つことになりました。
2009年末から2014年春までの、息子の服を紹介しつつ、当時のことを振り返ってきました。このシリーズは、入学をもって最後とさせていただきます。
長々と4回にも渡ってお付き合いいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
なかなか事件の多い、波乱万丈な時代でしたが、今思うとただただ純粋に、幸せなことばかりだったような気がします。あの頃は泣くも笑うも、動機のすべてが愛情だったなあと。
今だってそれは変わらないけど、あの頃を思い出すと、やっぱり特別で・・・本当に幸せな時間だったなと。温かいものが胸に溢れてきます。
私はたぶん、同世代の中で比較的早めに母親になった方で、最初の出産で娘を亡くしたのが26歳のとき、息子を産んだのは28歳のときでした。29歳の終わりに、30代になる記念にと応募して100人隊に入れてもらい、育児期間のほとんどを隊員として過ごした感じです。
LEEのメインとなる読者層は、今は少し年下の世代の人が多いのかなと思います。そして同世代や少し年上の読者でも、うちの息子よりもまだ小さい子を育てている人もいたりします。まさに今、小さな子を抱えて大変だったり、私がぶつかったのと同じようなことで、悩んだりしている人もいるかもしれない。
もしかしたらあまり参考にはならないかもしれないけど、この4回、できるだけ自分に正直になって、当時の葛藤について一生懸命書いたつもりです。自分の恥をたくさん晒して痛い思いもしましたが、今悩んでいる誰かの力になることがあればいいなと思って。
息子はこれまで驚くほどたくさん成長を見せてくれたけど、私の方も少しは変わりました。
今よりもっともっと未熟だった自分が、だめなりに悪戦苦闘していろいろ考えて、自分の守るべきものは、本当に大切にしたいものはなんなのか、考えて成長しようとした期間でした。もしかしたら、こんなに何かのために努力したのは初めてかもしれない。
私は、もともとは頭でっかちで、結果がすぐに出ないことは諦めて投げ出そうとするタイプの、堪え性のない若者でした。逃亡癖があり、叱られるとすぐに逃げ出すし、家出したり塾から逃亡したり、学校をサボって一人で遊んだりするような感じの、何かいろんなことを斜めに構えて見て笑っているような、世を拗ねた感じの人間でした。
でも、結婚して大事なものを得たり、失ったりして、変わったと思います。相当しんどいと思ったことも、追い詰められたこともあったはずだけど、踏ん張って持ちこたえた。
元々が本当にポンコツなのに、よくこれまで逃亡しなかったな!と自分を褒めてやりたい(笑)いや、息子が可愛すぎて、この家族が大事すぎて、逃亡なんてできなかった。
成果が形になって見えるまでの間、毎日の小さな幸せを拾い集めて、笑って待てる人間になった。これはもともとそうでない自分にとって、とっても大きなことなのです。
赤ちゃんから入園までは自分の腕に抱き、園児時代は手をつないで、小学生になってからは側に並んで、時には少し後ろから、息子を守って歩いてきたつもりでした。
でも、きっと本当は、自分のほうも彼に守られてきたんだと思います。息子のおかげで、逃げ出したり投げ出したりの人生にならなくて済んだんじゃないかと
だから、これからも支え合っていこうと思います。自分が支えるばかりじゃなく、息子に支えられてるってことを、忘れないようにして・・・。
親であっても子であっても、何か自分が悪いことをしたと思ったら自分から素直に謝るし、これからもいいところを見つけては、たくさん惜しみなく褒めていこうと思います。
いずれ巣立つ日が来て、社会に出ようとする時に、自分の良いところはこういうところです!と、胸を張って言える人間になってほしいから。
さて、まだ11月の月刊TBを書いていないのに、12月が来てしまった・・・!
ついに除隊まであと5日となりました。ちゃんとお題もやりますよ。
今しばらくお付き合いくださいませ。
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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