さて、息子まとめシリーズ3回目。
嵐のように過ぎた幼稚園児最初の一年が終わり、年中児になりました。
さて皆さん、これなんだと思います?
ダイヤブロックで息子が作った作品。
答えは、殺虫剤・・・。
なんて個性的なんだ。シューって言ってる(笑)車とか、家とかじゃないんですよ。よりによって、殺虫剤のスプレー。こんなの見たことない。よくそんなパーツあったな。
この直前に、たしかママがあの黒い虫を退治したんですよ。それが、ものすごくかっこよく見えたらしい。この頃、ちょうど古い一戸建てに引っ越したところで、それまであまり家の中で見かけなかった虫などが出るようになったんでしょうね・・・(遠い目)
しかし、なんとなく成長を感じる出来事でした。こんな造形ができるようになったんだなあと。手先はわりと器用な方なんですよね。
(ちなみに、絵の方はなんとも言えない感じでした。それは今もそうなんですが。)
スプレー類が大好きなのですが、勝手に触っちゃダメと言い聞かせれば、ちゃんと聞くような感じになってました。えらい。
そしてこの写真・・・よく見ると手術で釘を抜いて閉じた跡がありますね。まだ赤い。
そういえば、ちょっと年少さんにタイムスリップしますが、こちらもスプレー。
リセッシュですね。こちら、LEEのお仕事でした。
2人で撮った写真が入った広告タグみたいなのを、店頭で販売してる商品に付けてもらってたらしいんですが、一度も発見できずじまいだったのでした。もらったデータだけ大事にとってあります。
一緒に紙面に載る感じのお仕事、結構させてもらったな。ちなみに、この息子氏年中の頃が、私の現役隊員としての最後の年でした。2012年。
これは、クイックルワイパーのお仕事。エプロンは、naniIROの生地で作ったものです。
いい思い出〜〜。本人は、女性月刊誌に載ったなんて忘れてるだろうなあ。
さて、父さんと一緒シリーズ4連発。
このグリーンのTシャツは、green label relaxing LOVE by e.m.のやつ。金色のお星様が入ってるの。可愛くてめっちゃよく着せてました。2シーズンくらい連続でやったのかな。
2012年夏のハルちゃん。
この年の甚平さんは、手ぬぐいメーカーか何かが出してた、ちょっといいやつだったな。
キャップ型の麦わら帽子は、無印良品のもの。これ、めっちゃ可愛かった!!2〜3年くらいで出さなくなっちゃったの寂しい。どこに行くにもかぶせてました。
アイス大好きハルちゃん。(今も冷たいものが大好きでときどきお腹壊してるけど・・・)
このセブンティーンアイスの写真の時のことは忘れられない。これ、水泳教室の体験に行った時に、プールから上がって買わされたんですよ。プールって、これの自販機ぜったいあるイメージです。
ちなみに入会はしませんでした。
だって、上の観覧席から見てたら、みんなが順番に水の中で障害物に乗って、歩いて進み、滑り台を滑ってからプールサイドに上がり、また後ろに回って一から・・・という一連のサーキットメニューの流れに沿って、ぐるぐる一定方向に回ってるのに。
息子は、もう一回やりたいと思うと、逆方向に進もうとするんですよ。まあ、慣れさせれば慣れたんだろうけど・・。公園の遊具なんかでは、やらなかったし。でも、見るからに危なかった。
心配のしすぎだったんだなと思うけど。水周りだっていうのがやっぱり怖かった。もちろん、人様のお子さんに迷惑をかけるのも。ぶつかった時の転倒のリスクや、ルールを守れずに勝手をした時の危険は、どう考えても公園よりプールサイドの方が大きいもの。
しかし、ここで及び腰になっていなかったら、息子は上手に泳げるようになっていたかもしれないと思うと、もうちょっとよく考えれて決めればよかったかなという気もします。アイスで釣って慣れさせたらよかった。楽しそうだったのにな。
何が子供のために一番いいことなのか、毎回ちゃんと真面目に考えるんだけど、後になって振り返ってみると、もっとこうしてあげればよかったかなと思うことばかりです。皆そうなのかな。
この頃は、どこにいってもペコペコしてました。なるべく交通機関を利用しないようにしてたので、車の運転が超うまくなった・・。
毎回、かき氷屋に行くたびにやるやつ。この子、あの埜庵に行ってるのに、ブルーハワイを頼むんですよ・・・。いまだにやるし、メロンソーダを買ってあげたりしても毎回やります。ペローンと。
さて、夏前の個人面談で、ちょっと真面目に考えねばならない案件が上がってきました。
コマ付き自転車に乗るハルちゃん、帽子はBEAMS miniで買ったものです。頭小さかったんで、5〜6年くらい被ってたなあ。
さて、夏前の個人面談での出来事について話しましょう。
息子は、相変わらず周りよりも半年ほどいろんなことが遅かったです。そんで3月生まれだから、だいたい一個下の学年の子と同じような感じなんですが。
骨折してから少しは大人しくなったらしく、集団指示のあと個別に声をかけてもらうことが多いけれど、そこまで集団からはみ出す感じではなくなっていました。ケンカをしたという話も聞かなかったし、このまま人より遅れて、ゆっくりついていくのかなーなんて、甘いことを考えていて。
しかし、現実はもっとシビアでした。
毎日、降園時には、園児たちは先生の声かけを待ち、一斉に好き勝手に帰り支度をするのではなく、「赤色のロッカーの人から荷物を取りに行ってくださーい!」などという指示に従って、色分け別に行動します。
当時息子に割り当てられたロッカーは、緑色でした。
先生が仰るには・・「ハルくんは、緑色の人は荷物取りに行ってください!と指示しても、行かないんです」とのこと。
最後に一人だけ丸腰で、何の用意もしないで遊んでいる息子に対して「緑色さん、取りに行ってって聞いてなかったの?」と注意をしたら、「せんせい、ぼくのロッカーはグリーンだよ」と言ったのだそうで。
そう、息子の中には、グリーン=緑色のことだという認識が、まったく育っていなかったのです。戦隊の色分けで認識してたの。グリーン。
それでも、だいたいの子は、日常生活や習慣の中で自然にそれを学習して、追加で認識を増やしていって、いつの間にかなんとなく勝手に身につけていくものです。
でも、息子はそれが自動じゃない子だった。たいへんだ。
グリーンは、緑ともいう。同じ色のこと。ということを、一生懸命教えて定着させなければいけないタイプの子だったのです・・・。
シンケングリーンやゴーカイグリーンのおかげですよ、そのことにこの段階で気付けたのは。ありがとう戦隊ヒーローの皆さん。ありがとう東映の人たち。そして、やっぱり厳しくても、キチッと発達の段階を踏むことを考えてる園に入れてよかった。ザルの目がこまかい。
それにしても、なんという混沌がこの子の、この小さな頭の中にあるのだろうか。
この出来事によって得た気づきは大きかった。息子は、一度定着したことに追加で何か付け加えたり、間違ったまま覚えてしまったことを矯正したりということが苦手。
そして、他の子達が、特に興味を持たずとも生活習慣の中で自動的にインプットしていくようなことでも、しっかり教えないと、あまり入っていってない。もしくは定着しにくく、時々もれがあったんです。
例えば、朝昼晩の順に来るとか、曜日とか、春夏秋冬の順番とか、12月までしかなくて次は1月に戻るとか・・・そういうところからです。
実を言うと、最近までちょっと怪しかった!!(笑)最近といっても2〜3年前くらいの話ですけどね。
すっかり腕も良くなり、鉄棒にぶら下がる!(笑)
ちなみに息子は、入園後は療育のようなものはほぼ受けていませんでした。入園前に少しと、骨を折る少し前くらいまでは、週一回幼稚園を休んで、センターに言葉を教えてもらいに通ったりしたのですが・・。
どうやら彼は、母子分離しないとふざけて楽しくなったり、ママに甘えたくなってしまうタイプだったんですね。しかも、似たようなタイプの子ばかり集まったクラスでは、なおさらです。
そのうち、週に一回、幼稚園を休んでママに甘えていい、遊びに行く日がある!みたいな認識になってしまったようで。
幼稚園での方が、よっぽどちゃんとしてた。だから、母子分離で個別指導とかでないと、あまり意味はないなと思ったわけです。
そういうわけで・・・来年は年長、入学の準備をする年になっていくわけだから、早いうちになんらかの対策を考えましょう、ということを担任の先生から言われたわけです。
いろいろ調べて、わりと近くに教えてくれるところを見つけました。
療育の要素が入った学習塾のようなところです。落ち着きのないタイプの子に、数字や読み書きから教えてくれ、かつ集団生活等でなにか問題が発生したら、その都度それをクリアするための指導をしてくれる。そこに通い始めたことで、ほかの苦手なことも把握することができたし、実は今に至るまで、ずっとお世話になっています。
先の話をすると・・・結局のところ、ものすごくゆっくりでしたが、現時点では周りにだいぶ追いついてきました。
決して成績がいいわけじゃないし、体も小さいし、参観に行ったりすると、時々空気読めてないまま発言してるなぁと思うこともあるけど・・。ちゃんと授業に参加して、椅子をガタガタさせずに席に着き、社会科の討論なんかに入って発言したり、隣の子と話し合って発表用のフリップを作ったりしてるのを見ると、なんて大きくなったんだ!と毎回ひそかに感動しちゃう。
グリーンと緑の認識すらなかった息子が。。つい数年前まで茶色という言葉すらよくわかってなかったのに、ラーメンの汁みたいな色とか、土みたいな色とか、公文のプリントを書きながらbrownとか言ってる。そのこまかい違いを、言語で認識している。
そして何より、毎日楽しそうに学校に行っている。行きたくないと言ったことがほとんどない。私なんて、今の息子くらいの時、学校に行きたい日なんて一日もなかったです。毎日嫌々行ってました。
偏食が激しい子なのに、あんた給食とか嫌じゃないの?とか聞いてみるんだけど・・。どうやら息子は、嫌なことが嫌な気持ちよりも、楽しいことが楽しみな気持ちの方が勝つタイプみたいなんですよね。それ、すごい良いことだから、ずっと変わらずそういう脳をキープしてくれたらいいなと思います。
何もかもが自分とあまりに違って、葛藤もたくさんありました。
でも、自分と違うことが嬉しくもあった。私が持っていない宝物をたくさん持って生まれてきてくれました。
そして、生きていくのに必要なほかの持ち物を、よく努力して身につけてきたもんだ。本当に、彼はがんばってきたと思います。えらいこ!
夏休みの直後、LEEwebのお仕事で、リゾナーレ熱海に宿泊体験させてもらいました。小淵沢の方はそれまで数回行ったことがあったけど、熱海は初めて。
100人隊あるある、3年目には結構大きなお仕事もらえる説。
これ、ハロウィンのプランだったので、仮装もしたり。あと、キッチンでパティシエの体験もさせてもらいました。
教えてもらいながら、集中して一生懸命作業してました。真剣!
ママもアイシングのお手伝いをしようかしら。
完成〜〜。
あのね、この時の私、めっちゃ顔スッキリしてるでしょう。
実は、これの前に父子がボルダリング体験をやってる間、私はエステルームで顔のトリートメントを体験させてもらっていたんですよ・・!だから、直後なんで、あろうことかスッピン。あそこには、凄腕がいますよ。今もいるかどうかは謎ですが。
さて、本当にハロウィンの時期には、こんな仮装をしました。
ピーターパン!帽子とトップスはミシンで縫いました。
長袖ヒートテックに、黄緑色のブラウス。キーネックの型紙をどこかで探してきて、裾は思い切ってジョキジョキしました。
腰ひもは、がま口の溝に詰める用の紙ひもを使いました(笑)。帽子の赤い羽根は、募金でもらったやつ。手作り感満載だけど、なかなか可愛らしくてよかった。
ハロウィンの後は・・・
七五三!
鶴岡八幡宮です。衣装は、私の弟が着たもの。母が大切にとっておいてくれたものを借りて、使わせてもらいました。紋の部分だけは、高島屋の悉皆さんに注文して作ってもらったシールです。
今の一般的な七五三の着物が、あまり好きじゃないもので。両親が新しいのを買ってくれるというのを説得して諦めてもらい(ごめんなさい)、貸してもらいました。
実家で見せてもらった時、着物のことはあまりよくわからないけど、着せるなら絶対これがいいと思ったんです。品があって、オーソドックスで、賢そうに見えるというか・・(親バカ)。
そして、冬がやってきました。
こちら、裏リバティのキルティングジャケット。柄はロビン。シックな色合いの三角旗が沢山はためいている柄です。可愛くできた!ちょっと長めで、コートっぽい丈で、袖をまくって裏を見せて。ジャケット丈になるまで、長いこと着せてました。
あの頃、手づくり部ではみんなこの手のやつを作っていました。懐かしいなー!
懐かしのUNIQLO×UNDERCOVER。最初の年は、このダウンジャケット風のやつを買いました。袖が取り外しできるようになってて、ベストとしても着られます。
腕がきつくなってからは、取り外して主にベスト状態になってました。
こちら、あまりに可愛いんでうっかり散財したやつ!
ミナのちょうちょがネオンオレンジで入ってる、ボーダーキャップ&ミトンセット。
クリスマス前には、献金箱というものを作ります。クリスマスの朝、それに少しのお金を入れて、降誕の場面を模したセットのところに行って置いてくるわけです。
昨日までいなかった小さなイエズス様が、飼葉桶のなかにいるのを見つけた時の、息子の嬉しそうなことといったら!
そうだそうだ、TODAY’Sの大きなずだ袋を背負ってるのは、郵便局でがま口の発送を手伝おうとしてくれたんですね。
この当時は工房を開いたばかりで、クリスマス前に子供用のファーポシェットを販売したりしていました。とも♪ちゃんが娘ちゃんのコーデ集で使ってくれてたなあ。
12月に、隊員を卒業して、OGの仲間入りをしました。昔は、TBじゃなくてOGっていう名称だったんですよ。トップブロガーって呼ばれるようになったのは、卒業して1〜2年してからだったと思います。
こちら、現役卒業記念に編集部からいただいた、ネーム刺繍入りのハンカチ。当時、3年つとめた隊員は、みんなこれをいただきました。和光であつらえてもらったのであろう、特別なハンカチ。お揃いグッズです。
そりすべり。この時のジャケットは、たぶんGAPだと思います。毎年、GAPかZARAのセールで、この手のファーがフードについたやつ買っちゃう。今に至るまで毎年・・(笑)
これは、もう春先ですね。六本木のミッドタウンのスケート場。できたばかりのB:MINGで買ったベスト。この頃から少しずつ、洋服の好みも出てきました。
節分。この年は、青鬼にしたんですね。それにしても弱そう・・。なんて弱そうな鬼なんだ。かわいそうで豆を投げられないぞ。
さて、年中さんの服、最後は・・・
H&Mのボーダー!これ、たしか北海道のスーちゃんが娘ちゃんに買ってたのが可愛くて、男子でも着られるなあと思って、真似して買いに行ったんだった。ミントグリーンとネオンピンク、2色買い。
当時は、みんないろんな子供服をアップしてて、可愛いのを見かけたら、自分も真似しようと店に走ったもんです(笑)
さて、次回あるかどうかは謎ですが、年長さん。
1年ずつ追うのは、おそらく次回が最後になるでしょう。だってうちの子大きくなるの遅くて、買った服がなかなかサイズアウトしないんだもの。
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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