週末名古屋。

ちょっと遠いから行けないな、と諦めていたアート観賞へ、うまいこと出張が入ったので、そのついでに行く事ができました。

美術館は一人が好きなのですが、今回は芸術祭だし体験型の展示もあるとの事で、100人隊同期のゆかりちゃんをお誘い。

 

 

あいちトリエンナーレ2019

 

考えや思いを可視化している現代アートなので、解説を読まないとうまく汲み取れなかったりもしますが、ストレートな表現も多くて単純には楽しめる。

 

アート展って人の考えを覗く、無遠慮に見る事ができる機会だと思うのだけど、

場合によっては 『これは見たくない・・求めてない。むしろ嫌いかも・・』と思ってしまった展示もありました。

 

そんな一瞬で拒否反応が出た自分にちょっと驚きつつ、観る人も含めてはじめて完成するんだなぁと観賞している人の観察もしながら見て回る私なのでした（ここは遠慮がちに笑）

 

 

個人的に好きだったのはこちらの映像作品。

台湾で年に１回行われている航空演習の日の風景なのですが、人は建物の外へ出ないよう制限（？）されているため、人っ子一人写ってはいない、ちょっとした終末世界に見える不思議な映像です。

 

私はこれを見て、ハタチくらいの時に買った中野正貴さんの『TOKYO NOBODY』という写真集を思い出していました。

 

 

残念ながら中止された展示もたくさんありましたが、十分おなかいっぱいになります。

 

他にも、ちゃんと“ 映え ”る作品ありますよ。

ほどよい人の入りで、観賞者が写らないように写真が撮れたー！

 

一人で観賞するのとは違う咀嚼の仕方が出来たので、今回ゆかりちゃんをお誘いして本当に良かったです♪