夏休み最後の遠出に高知へドライブに行ってきました。

最初に目指したのは梼原町。
雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな山間の小さな町です。

木材をふんだんに使った圧巻の雲の上図書館

まず向かったのが”雲の上図書館”。
建築家の隈研吾さん設計の、地元産の杉と檜をふんだんに使った図書館です。

どうしても一度行ってみたくて今回の最大の目的でした。
本当に図書館なのかな、と思うような外観から既にわくわく。

中に入ると、天井から木材が突き出たようなデザインに目を奪われます。

靴を脱いで入館すると、このたっぷりの木材のいい香りに包まれ、本当にリラックスできます。
所々にビーズクッションが置いてあって、ごろーんとなりながらお家のように本を楽しむことも。
飲み物は持ち込むことができるので、椅子でゆったりとというのもまたいい。

元々本が大好きなので、図書館や本屋さんも好きなのですが、本の並びも古いものと新しいものがちょうどいい配分でジャンルごとに配列されてあり気になるものがたくさん目に入ってきて、1日中居られるなぁという空間でした。

私が木の香りと本に囲まれて幸せをかみしめている間に、娘は絵本コーナーにミニ絵本作りができるコーナーがあり、数ページの手のひらサイズの白い絵本に自分で絵を描いてマイ絵本作りを楽しんでいました。

ちなみに、梼原町には木材を得意とする隈研吾さん設計の建物が他にもいくつかあるのですが、たまたま図書館を目指していたらナビの設定が間違っていて到着した梼原町総合庁舎。こちらも杉をふんだんに使ったぬくもりあふれる建物でした。

もう１日ずっと図書館に居たい気持ちでしたが、そうはいかない家族に引っ張られ図書館を後にしました。
（たまたま近くにキャンプ場を発見し、ゆっくり図書館を堪能したい気持ちと他の建物も見に行きたい気持ちがあふれて近々そのキャンプ場へキャンプへ行くことに。割とすぐリベンジできそうです。笑）

梼原産のキジと黒毛和牛を楽しむ

お腹が空いて、近くで何か特産のものを食べたい！と探して訪れたイタリアンレストラン”INDYS”。
町の中心にあり図書館からもすぐです。

梼原町のキジは古くから高級食材として有名だそうで、こちらはキジの野菜煮込みパスタ。
優しい味の野菜のソースで煮込まれたキジ肉は、くせもなく野菜の旨味と合わさって美味しくいただきました。

そして、梼原産黒毛和牛のサーロインステーキ。昼間から贅沢だぁと思いながらもせっかくなのでオーダー。
これがもう、柔らかくて口に入れるとトロっととろけてしまいそうなくらい。この柔らかさを邪魔しないこれも優しい味のソース。
牛肉は噛み切るのが苦手であまり食べたがらない娘もこれはパクパク食べていました。

こだわりたっぷりのハンドドリップコーヒー

コーヒーを飲みたくて見つけたスタンドコーヒー”CANS Hutte（カンズヒュッテ）”。
奥四万十の天然湧水を使って一杯ずつハンドドリップで淹れてくれます。
私は深煎りをオーダーしたのですが、しっかりとした主張があるのにさらっと喉を通っていくまろやかさでとっても美味しかった！
奥では南部鉄器でお湯が沸かされていてこだわりをひしひしと感じます。

一緒にオーダーしたコーヒーソフトクリームも、たまらないヴィジュアル。

これ、見た目でテンション上がったけれど、それ以上に食べたらテンションが上がります。ものすごくなめらかでちゃんとコーヒーの味がして、ちょこっと添えられたナッツがとってもいいアクセント！
近くを通ったらまた必ず立ち寄りたいです。

そして、梼原を出て高知市内へ。

高知みらい科学館

高知市内で向かったのはみらい科学館。
体験型の施設で身近な科学を楽しむことがきます。
てこの原理で物を持ち上げてみたり、目の錯覚を利用して静止画が動いて見えたりとはしゃいで体験しすぎて全く写真はなく…

プラネタリウムは別途料金がかかりますが、それ以外は何と無料！
広すぎないコンパクトな作りなので、子供に付き添う親も色々体験しすぎてぐったり、ということもなくちょうどよくお付き合いできます。
久しぶりに見たプラネタリウムは今更ながら知らないことも勉強になって、子供より前のめりでした。

締めはやはりひろめ市場

色々食べに行きたいと思いつつ、一気に色々食べられるひろめ市場にやはり足を運んでしまう我が家。

定番の鰹の塩たたきや、高知で有名な屋台餃子、ウツボの天ぷら…と散々食べて大満足の締め。
しっかし、いつ行っても恐ろしく混んでいて全然席が空いていないのが難点。今回はみらい科学館を出てすぐ16時台に向かったのですが、人人人！
やはり席を探すのに一苦労でした。
高知の人って一体何時から飲んでるんだろう…笑

帰った翌朝は、パン屋さん”Pipequ”で買っておいたパンを。
以前高知に行った時にも買ったのですが、美味しかったので再び買いに行きました。（みらい科学館の目の前にあるので。）

帰ってからもまだ高知の余韻に浸り、やはり食べまくった楽しい日帰り旅でした。