また図書館で良書に出会えました。
「ちきりん」とは、月間200万PV数、月間訪問読者数20万人以上を誇るブログ「Chikirinの日記」等を書く、日本で最も人気のある個人ブロガー・著述家の1人です。
そのちきりんが書いた本、『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社/2015年2月)
副題が(「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法)とありますが。(この副題は本当に、ちきりん本人が考えたのかな…。この副題だけ読むと、単なる金儲けの本に誤解されそうな…。)
この本、お金の話だけじゃないんです!
もっと広い意味の、それこそ人の人生全体に関わるお話。否、人間1人の話ではなく、組織全体、業界全体、ひいては社会全体がより良い方向に向かって行けるための話です。
新しい社会の潮流を把握するための力「マーケット感覚」がないと、人生における大事な選択(就職・転職や結婚、ひいては不動産の購入時や教育も!)を誤ることだってある…。
日本は少子高齢化が進み、日本社会は今後ますます働き手がいなくなる…と悲観視されがちですが、ちきりんのこの本に登場する、葉っぱビジネスのおばあちゃん達の話を読んで、これからはおじいちゃん、おばあちゃんでも、専業主婦でも、もっと言うなら、子どもでも!ちきりん提唱の「マーケット感覚」さえ身につければ、「一億総活躍社会」の実現だって、けっして夢物語ではないんだ!と希望が見えました…!
「マーケット」と聞くと株式や証券などの金融市場を想起させますが…大人も子どもも、サラリーマンも専業主婦も個人事業主も…全ての人が、「未だ市場では評価されていないモノの価値」や「変化の早い時代に必要とされ重宝される能力」に気付くための指南本と言えます!!
人が動く時はどういう時なのか、どうすれば社員etc.組織の人間のモチベーションを上げられるか…。日常生活をする上で発生する「あらゆる無駄(時間や資材)」を排してどうすれば効率を最大化出来るか…。
2020年の教育改革以降の教育や子育てにも、本書は絶対役立つ筈です!
今般の教育改革における新学習指導要領は、小学校で「プログラミング教育」を取り入れることが決まっています。これは、個別の技術もしくはプログラミング言語を憶えるとかVisual BasicやScratchを使えるようにするとかが目的ではなく、物事を順序良く、時には仮説を立てて考えることができる、論理的思考を鍛えることが目的とされています。論理的思考を育むことで、変化の激しい時代を生き残れる子ども達を育成しようという狙いです。
但しこの論理的思考だけではもはや歯が立たない事例もあるかも知れない、この大変化の時代、ある日ぶち当たった問題で行き詰まることもあるかも知れない、そんな時に、論理的思考とは全く別のアプローチから問題を考えて行くための思考方法こそが「マーケット感覚」であると、ちきりんは説きます。
じゃあ結局「マーケット感覚」とは何ぞや?…それは本書で是非じっくりと、ちきりんの綴る言葉から読み取ってください。
読むだけで人生観が変わるかも知れません!とにかく1人でも多くの人に読んで欲しいです。なんとなく心に抱えているモヤモヤもスッキリするかも知れないですし、先行き不安も解消されるかも!?とりあえず私はこの本を読んでクラウドワークスに登録してみました(単純!笑)。
ほぼ日の糸井重里さんや、料理家の栗原はるみさんも事例として取り上げられていて、こうした身近な事例と、12歳の子でも読めるような平易な文章で、一気に読めてしまいます。オススメの1冊です◎
ちきりんならば「そんじゃーね!」で締めくくるところですが。私はいつものコレで。
⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ 067 はな
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TB - はな
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・11歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。コロナ禍を抜けてからは工場見学や社会科見学、博物館や科学館、美術館巡りにハマっています。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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