毎日毎日、一歩外に出たら茹で上がりそうな暑さ、
痛いくらいの日差し。
こんな暑い夏は、冷房の効いた部屋で冷たいおやつを食べながら読書に限ります。

最近買った本たち。
「そろそろからだにいいことを考えてみよう」
伊藤まさこさんの新刊。
まさに今のわたしにぴったり！なテーマなのです。
40を過ぎて、体の調子が今までと少しずつ違ってきて、戸惑うことがたくさんある今日この頃。
まさこさんも同じようなことを感じておられる様子。
食べ方、暮らし方、いたわり方について、
季節のレシピや、漢方の専門家の先生との対談も交えながら紹介されています。
女性の体の変化について、や、更年期的な本はさまざまあれど、今ひとつぴんとこなかったけれど、こちらはまさにこんな本が欲しかった！という感じ、飛びついてしまいました。
まだまだ100人隊は若い世代の方が大半だけど、少しずつ、必ずやってくる女性のからだの変化について、楽しく読める一冊です。

こちらは、先日焼いたバスクチーズケーキとともに。
アプリコットの焼き菓子とお皿に盛り付け、至福のおやつタイムです。
先日、友人たちとの定例会である、お菓子勉強会で習ったバスクチーズケーキとアプリコットのクランブルケーキ、おいしくてもう何度も焼いています。
お菓子のはなしはまた改めて。

「マジカルグランマ」
柚木麻子さんの、直木賞候補になった新作です。
柚木さんの本は、どれも読むと元気が出たり、すっきりしたり、心が温かくなったりする作品が多く（中には違うものもあるけど。BUTTERとか。）このマジカルグランマも帯にある「極上エンターテイメント！」の言葉の通り、読み始めからわくわくするような痛快な感じが端々から感じられます。
まだ読んでいる途中ですが、毎日本を開くのが楽しみになります。主人公のおばあちゃん 正子さんが仲間と突き進んでいる感じが最高におもしろい。

「平安ガールフレンズ」は酒井順子さんの 新刊。
清少納言や紫式部など、1000年以上前に生きていた彼女たちはどんなことに悩み、どんな恋愛をして、どんな人生を送ってきたの？と、まるでガールズトークみたいな視点で描く様子が新鮮でおもしろいのです。
酒井順子さんのエッセイはほんとにハズレなし、時代背景が変わっても、やっぱり必ず笑えるなぁ、とまた改めて感じた一冊です。

「モダンカリグラフィー」は、カリグラファー 島野真希さんのカリグラフィーのバイブル。

数年前から、モダンカリグラフィーが気になりはじめました。
レッスンやWSなど、好きなカリグラフィーの先生に習いたいと思いながらも、なかなか福岡で受講の機会がなく、本を見ながら独学で試したりしていました。なかなかテキストも、これだ！というものに巡り会えず。手探りで独学で、なんだか書けているのか書けていないのかわからないなぁーという感じのまま、途中ちょっと書かなくなってしまったり。
カリグラフィーの中でもモダンカリグラフィーが好きなので、あれこれ海外の本なども見たりしていたのですが、見るだけならいろんな本があるけれど、レッスンもできるような本はなかなかなく。
そんな時に出会ったのがこちら。
基礎から応用、ポインテッドペン、という専用のペンだけでなく、市販のブラッシュペン（筆ペンみたいなもの）での書き方まで、写真もたくさん掲載されわかりやすいテキストになっています。
後半は、切り取り式のお手本もついてあり、この一冊でモダンカリグラフィーを攻略できるような気がする！
うまく書けるようになったら、あれもしたい、これもしたい、と野望がいっぱいあります。
40半ばの手習い、楽しいな〜
いつか、レッスンも受講してみたいけれど、しばらくはこのバイブルでこつこつ自主練、がんばろう。

そしてこの日のおやつは、LA VIE DE GATEAUのマンゴーのショートケーキ。
生地にココナッツが入っていておいしい。
マンゴーもたくさん。
あぁ、読書が進みます。