手づくり部

スウェーデンで習った手づくり1

  • わち

2019.07.22

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SKARVSOM

スウェーデンに12日間、手芸の勉強にいってきた記録をクリップで投稿しています。
2日目からはシンマンソン学舎の1階の教室で、ワークショップが始まりました。
3食付きで夜までずーっと手芸です。白夜の季節なので夜の21時くらいまで
明るくて手仕事ができるのです。

一週間のワークショップを担当してくださったレーナ先生です。この先生は私が出会ったことの
ないタイプの先生でした。例えば、私は刺繍の先生といっても、どんな質問にも答えられるのは
3つのステッチくらいなのですが、この先生は織物、刺繍、編み物、ミシン、レース編みなどなど
どんなことにも精通していて、20人の生徒がいて、全員違うことをやっていても
教えられるのです。言葉は主に英語なのですが、ゆっくり話してくださるし、1、2、3
などの日本語は使ってくれるし、そもそも、手仕事は世界語というようなところがあって
だいたいの意味は分かりました。

とてもお洒落で、デニムのワンピースを着てたり、ボーダーの服の日は、
合わせてボーダーの布バッグを持っていたり。
5歳くらい上のお姉さんなのかな?と思ってなんでも気さくに下手くそな英語で
聞いていたのですが、60代ということでした。。みえませんでした。。

まず最初にSKARBSOMを習いました。~SOMっていうのはスウェーデン語で
~ステッチとか~手法っていう意味みたいです。

3枚のウール布を縫い合わせて、真ん中の布を短く切ることで線を作ります。
ちょっと縫い目を引っ張って、波線を作るのが難しくてうまくできなかった。。
細かく縫おうとしすぎました。ちょっと荒い目で規則的に縫った方が
きれいな波線がでるそうです。引っ張らないで、直線のままでもOKだったので
ポットカバーの反面は直線にしました。

下手な波線ですが。。玄米を解凍してそのまま保温するためのカバーが欲しかったので
太い斜めボーダーでポットカバーを作りました。

ブリットマリーニットワークショップ

1日だけ、オステルヨートランド紡績工場(前クリップ参照)のギャラリーで
ブリットマリー先生のワークショップがありました。
私は編み物できなくて、存じあげなかったのですが
日本版の本も出ていて、編み物界に多大な功績を残してきた方だそうです。

ちょうどギャラリー内で個展もやっていました。
メリヤス編みでシンプルに編んだ四角をつなげて、その上から刺繍をして
模様を作っています。(撮影可能でした)

↑こーんな細かいのも、アシスタントさんではなく全部自分で刺すそうです。

ワークショップも同じように、土台を自由につなぎ合わせて、
刺繍をしてみましょう、という内容でした。
この土台も全部、ブリットマリー先生の手編みなのです。
参加した日本人20人、1人ずつにです。私のところには白い大きいのと赤い中くらいのと
サックスブルーの小サイズが4枚置いてありました。

毛糸も品質が高くて、色も可愛いし、刺繍するのはもったいなくて
サックスブルーの小、2枚だけを使って、ピンクッションを作りました。
他のは、そのまま額にいれたりしようかと。。
その2へ続く。

わち

43歳/夫・息子(7歳)/手づくり部・料理部/主婦、北欧刺繍家。自分でデザインしたキットでスウェーデン刺繍を教えたり、バッグを作る仕事をしています。実際に生活している視点から見つめる京都通信を綴っています。
Instagram:@yukika_wachi

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