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2019年7月のお題

お気に入りのマウスウォッシュと、歯医者さんの時代小説

  • yuki*

2019.07.02

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月刊トップブロガー、7月のお題は「おすすめお口ケア」。

ちょうど、愛用のマウスウォッシュが届いたところです。液体は重たいんで、無くなりそうなタイミングで、ネットで5〜6本まとめて注文することが多いのです・・。

ローラちゃんの広告でおなじみの、LIONのnonio。

愛用の理由ですが・・単純に、とっても美味しいんですよ、これ!(笑)

食べたり飲んだりするものじゃないですけど、こういうものにも味わいってありますよね。

・・・・・・・・

マウスウォッシュを毎日使い始めたのは、30代半ばの頃だったでしょうか。歯磨きをちゃんとしているつもりでしたが、けっこうひどい虫歯になってしまいまして。妊娠、出産、育児という流れがようやく落ち着いてきたところでした。長く治療に通うはめに。。

幸い歯を残すことはできたんですが、早い人だと、40代くらいからぼちぼちと部分入れ歯やインプラントにする人がでてくるって話を聞いて、まじか・・と。
歯がダメになるって、もっとおじいちゃんおばあちゃんのイメージでした。

それから口内炎に歯肉炎、知覚過敏、口臭・・。口内のトラブルはどれもイヤですよね。

何かもうちょっと、普段のケアにひとつふたつ増やして、習慣化できるものはないかしら・・と考えたわけです。

 

 

リステリン、デンタルガム、モンダミン。いろんなマウスウォッシュを試してみて、最終的にリステリンのトータルケアプラスという紫のやつに落ち着いて、何年間か使っていたのですが。

nonioが出た時試してみたら、なんか、美味しかったんですよ。この、緑色のやつが。スプラッシュシトラスミント味・・・柑橘系が好きだからでしょうか。でも、そんなシトラスって感じでもないんですけどね。

今回、お題が出たんでnonioのサイトを見てみて知ったんですけど、天然のミントを使ってるんですね。しかも、わざわざ調香師が生産地まで行って毎年調達してるらしいですよ・・。すごいこだわりぶり!そりゃ美味しいはずだ!

 

・・・・・・・・・

 

・・・さて。ここからはおまけ!

口内環境の話題ついでに、せっかくなんで、それにまつわる面白い本をちょっと紹介します!

 

 

こちら、小学館から出ている時代小説文庫本、和田はつ子先生の「口中医桂助事件帖」シリーズ。江戸時代の歯医者さんの話です。

和田先生はエンタメ性の高い、読みやすい時代小説をたくさん出していて、「料理人季蔵捕物控」シリーズが一番有名なんですが。
こちらの「口中医桂助」も同じくらい面白いです。やはり人気だったらしく、12巻まで続いて、この春に完結しました!まだ最終巻を読めてないのよね〜。

現代では、食後に歯ブラシと歯磨き粉を使って歯を磨いて、虫歯になったら歯医者さんに行って、電動の削るやつで悪い部分を削ったり、根の治療をしたり抜糸したり、そのために麻酔を使ったりします。なったら痛いし辛いけど、それで死んじゃうなんてことはほとんどありません。

しかし江戸時代は、現代に比べるとはるかに人の口内の状態が悪く、虫歯が膿んだことが原因で命を落とすようなことがよくあったそうな。もちろん虫歯を機械で細かく削るなんてできないし、抗生物質も麻酔もないってことは、簡単に手術もできません。
歯を抜くのにいたっては、縛って馬に引かせたり、大道芸人に手伝ってもらったりしてたらしいです(おっそろしい)。この辺はちゃんと歯科の歴史の専門家と一緒に時代考証してあるらしく、とってもリアルなんですよ。

歯ブラシの代わりに、房楊枝という、小さく切った木片の先を細かく裂いて房状にしたものを使っていたみたいで。しかし、毎食後のそれが虫歯の予防のために必須であるという考え方も、庶民の間にそう浸透していなかったようです。そのせいで、虫歯や歯草(現代でいう歯槽膿漏)持ちの人も相当数いたのだとか。ひええ。

歯医者は診療代も薬代も非常に高価で、一部の武家や公家、裕福な商家の人くらいしかかかることはなく、入れ歯は木で作ったもので、これもとても高価だったそう。つまり、庶民はある程度歳をとると、物が噛めなくなってくるわけです。

そんな時代の、長崎帰りの若い歯医者さんのお話です。事件あり、恋愛あり、友情あり人情あり・・の、読みやすくて普通に面白い時代小説です。

 

このシリーズを読むと、いつも「歯って大切だなあ・・・口内環境ってほんと、下手したら寿命に関わるよなあ・・・!!」という切実な気持ちになるんで(笑)おすすめですよ。

yuki*

39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone

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