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優雅な宮廷文化と芸術の都:オーストリア・ウィーン (Wien)

  • ミキティ

2019.07.14

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2015年に150周年を迎えた
「リングシュトラーセ」
帝都ウィーンを守っていた
一周約5キロの巨大な城壁の跡で、
旧市街を環状に囲んでいます。

この通称「リング」の内側が
丸ごと世界遺産「ウィーン歴史地区」。

オペラ座、美術史美術館、
新王宮、寺院など
見所がぎゅっと詰まっていて
観光しやすい町です。

では宮殿から行ってみましょう〜

シェーンブルン宮殿

「美しい泉」という名前の宮殿。
ハプスブルグ家の宮殿の中でも最大級で
マリー・アントワネットが幼少期を
過ごした宮殿でもあります。

女帝マリア・テレジアが好んだ
「テレジアンイエロー」と呼ばれる壁が特徴。

残念ながら内部は撮影禁止。
豪華な応接間やボールルームもあり
部屋数は圧巻の1,400。
日本の陶器や漆器もありましたよ。

一般公開されているのは2階まで。
3, 4階はなんと国営の賃貸物件になっていて、
その家賃が修復や維持費にあてられます。
ウィーン市内の住宅不足を解消するために
こういう方法をとったんだそうです。

お庭も立派。
総面積約1.7万km² (もはやピンと来ない広さ)
これはほんのわずかな一角。
薔薇が綺麗でした🌹

 

ベルベデーレ宮殿

オスマントルコとの戦いで
ウィーンを救った英雄オイゲン公が
造らせた宮殿です。
クリムトの作品がある美術館としても知られます。


これを見に訪れる方も多い
クリムトの”THE KISS”
今ちょうど日本でクリムト展をやっていて、
何点か日本に貸出中でした〜

ベルベデーレとは「美しい眺め」。
その名の通りウィーン市内を一望するお庭。

 

ランチはシュニッツェル (カツレツ)

大きいけど厚みはそれほどなく、
生姜焼きに使うお肉くらいの厚さ。
味付けはごくごくシンプル、
衣も薄くて油っぽさも気になりませんでした。

「アプフェルシュトゥルーデル」
シナモンとりんごたっぷりのデザート🍎
生クリームも甘くなくて、かなり好み!

お昼の後は街歩き。



国立オペラ座

ザッハトルテで有名なホテル・ザッハーは
この近くにあります。

 

日本の観光地は人力車、こちらは馬車。

シュテファン寺院

尖塔は137m、ウィーンのシンボルとも言われます。

この寺院の地下にはカタコンベが。
ハプスブルク家一族の内臓を納めた壺や
ペストで亡くなった人々の遺骨があります。

本当はウィーンでは
世界一美しいと言われる国立図書館
美術史美術館とその中にある世界一美しいカフェ
この2つに行きたかったんですが…
(世界一美しい、が量産されてるヨーロッパよ)

図書館にはなぜか迷って辿り着けず…

道は簡単なはずなのに…WHY???

この大幅な時間ロスと
炎天下での体力ロスが響き
美術史美術館に到着したのは17時近く。
「今から入っても、もうすぐ閉館だよ」と
受付の方に言われて(´・ω・`) ↷↷

仕方がない…
これは「いつかまたおいで」ということだろう、
と気を取り直してショッピングストリート。

絵になるCHANEL と VUITTON
高級メゾンは外から眺めるだけにして

ザッハトルテで有名なDEMELにて休憩。
もう夕飯と言っても良い時間帯でしたが
それでも順番待ちの行列がありました。

ウィーンはカフェの発祥地で、
日本食と同じように「カフェ文化」が
ユネスコ無形文化遺産になっています。

なので休憩する場所には困りませんし
飲み物やスイーツの種類も豊富で
コーヒーにはクリームやら乗ってるのが一般的。
そう!ウィンナーコーヒーであります☕️

ただ、冷房設備のない建物がほとんどで
涼みに入ってもそれほど涼しくはない😂
そしてうっかり日本の感覚で
「アイスコーヒー」を頼むと
アイスクリームが乗った
あったかいコーヒーが来ます。
ドッキリ大成功的な

湖畔の町 ハルシュタットへ続く。

ミキティ

39歳/夫/手づくり部・美容部/美術系と語学系が得意な帰国子女です。よく思いつきで動くので失敗することもありますが、概ねHappy-Go-Luckyです。

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