安室ちゃんの引退のニュースを見て「俺も幼稚園引退しようかなー」なんて言ってた次男。
いやいや、まだ行ってくれ!
なんて当時は全力でツッコミを入れていましたが、とうとう引退、ではなく卒園の日を迎えました。
思い起こせば、最初は兄弟別の保育園で電車で30分 or 自転車で30分も離れていてのW送迎に疲れ果て・・・。
やっと同じ保育園に入れたと思ったら、4、5歳は幼稚園に自動的に移行する園なので、フルタイム勤務でも毎月行事やPTA、旗当番、花の水やりなどの幼稚園の用事&お兄ちゃんの小学校PTA&保護者会&面談で、毎年20日の有給を使いきり、育児に捧げた数年間だったなぁと思います。
フルタイムワーママなのに、幼稚園。
それはそれは大変だったけど、大変だった分、思い出がいっぱい増えました!
会社休んで園に行った回数分、我が子の幼稚園での様子が見られて、ワーママではないお母さんたちとの交流もできたし!
息子の卒園だけど、私の達成感がすごい 笑。
そんな卒園の日は今年もレンタルお着物で(私的コスプレ 笑)。
以前もご紹介いたしましたが、今回も楽天の京商さんでお願いしました。
訪問着フルセット一式(往復送料込み)で8,000円から借りられます。
クリーニングも必要ないし、汚れが心配であれば保険も入れます。
そして、こちらのお店は伊達襟のセンスが、素晴らしくて✨
柄はお任せなのですが、いつも可愛い柄を合わせてくれるんです。
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オプションなので、プラス500円かかりますが、絶対伊達襟オススメです!
今回のお着物はネットを見ながら次男と一緒に選びました。
いつもは寒色系を選ぶ私ですが、ベタに可愛いらしいのを選ぶところが次男らしい 。
(きっとベタに女子っぽい子に弱いんだろうなー 笑)
赤ちゃんの頃から毎日朝から晩までずーーーーっと笑顔の次男。
保育園の毎日のお便り帳にも「今日もニコニコが止まりません」と良く書かれていました。
PTAなどで園を訪れた際、遠目から
「なんか白い大福みたいな丸い子が笑ってる・・・」
「・・・ハッ!うちの子か!」
なんてことも良くありました。
↑はい、フォルムは私似です 笑。
白くてフワフワの丸い物体がいつもニコニコしている。
それだけで癒し度100%です。
笑顔溢れる幼稚園生活をありがとうね。
楽しさいっぱいの次男の園生活とは逆に、長男の幼稚園生活は悩みに悩んで、ついには転園してしまったほど。
長男の卒園のときにもクリップで書きましたが、
「自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。」
この「西の魔女が死んだ」(梨木香歩/新潮社)でおばあちゃんが不登校の孫に言った言葉に背中を押された日々でした。
長男のときの卒園クリップも心を込めて書いたので、記念にリンクさせてください。
長男は
「みんなと同じことをする」<「自分の好きなことに没頭したい」
そんな性格だったので、たくさんの長所よりも、集団行動が苦手な面が目立ってしまった気がします。
当時は「なんでみんなと同じことが・・・」と何度も思ったし、普段親の言うことはちゃんと聞く子なので、「私が強く怒ったら、ちゃんとやってくれるのではないか・・・」と浅はかな考えで傷付けてしまったこともあったと思います。
お友だちのなかにも、主張が強い子やまだ言葉が未熟でどうしてもお友だちに手を出してしまう子がいて、そのお母さんもいつも悩んでいて、お互いに苦労話を吐き出したりしていました。
どんなのびのび系幼稚園であっても、小学校への準備として集団行動の基礎を学ぶ幼稚園生活は、個性の強いお子さんや発達が未熟な幼児期には、時として大変なことのほうが多いかもしれません。
そんな長男も今では立派な小学生で、幼稚園のときに苦手だったことなんて、もう全然覚えていないようです。
いつのまにか集団行動もできるようになっていた彼には、今まで没頭してきたことが得意分野に代わり、小学校のほうが生活しやすいようです。
本人に幼稚園当時のことを覚えているか聞いたら「あのグダグダだったときでしょ?」なんて言われちゃいました 笑。
きっと、うまくできていないことが自分でもわかっていて、本人も苦しかったのだと思います。
あの頃は不安ばかりで余裕のないお母さんでごめんね。
お母さんだから、どんな子供でも優しく見守って当然と思われるけれど、お母さんだから、子供に期待もするし、不安も抱くし、苦手なことがあったら克服させたいと、時には穏やかにいられない日々もあるのだと思います。
(だって、息子がグダグダだったら、なんとかしてあげたいと思うじゃん!)
正直、幼稚園当時は優しい先輩お母さん達が「今だけよ~」「みんなそんなもんだよ~」と励ましてくれても、「私だって励ます側の人間になりたい・・・」と100回位思って、逆に辛くなったりもしました。
だから、同様に悩みの渦中にいるお母さんが、このブログを読んで嫌な気持ちになってしまったらごめんなさい。
でも、楽しそうにしているブログの裏側では、ここでは書ききれない大変なことが沢山あったし、今だって気が抜けない日もやっぱりまだまだあるから、自分と同じように育児に悩んでいる誰かに何かが届くなら書きたかったんです。
同じようにいっぱい悩んだお母さんがここにもいるよって。
「暁(あかつき)」という言葉が好きです。
夜明け前が一番暗い。
だから、この暗闇がずっと続くのかと思ってしまう日もあるかと思います。
でも、
明けない夜はないと願って、これからも子育てに向き合っていきたいと思います。
これからも頑張ります、なんて言葉は今はグッとこらえて、
「お母さん達はもう十分頑張っている!」と言いたい!
偉いわ~、頑張ったわ~とこれから始まる小学校生活までのあとちょっとの日々、自分(と息子たち!)を誉めちぎりたいと思います 笑。
私の幼稚園お母さん生活、おしまい!!!
マル
会社員 / 東京都 /
44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。
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マル