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暮らし発見

絵本を読もう

  • puketti

2019.03.27

  • 6

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良書といえば、私の中で思い浮かぶ絵本がいくつかあります。

「ジェインのもうふ」もそのひとつ。

 

雰囲気のある表紙に惹かれて

手に取りましたが、挿絵もストーリーも素敵なものでした。

小学生低学年向きの本ですが

娘に手渡すと人知れず夢中で読んだよう。

「ジェインがね〜」「もーもは…」

ときちんと説明することができたので

ひとりで本を読むことができるようになったのね、と

娘の成長を垣間みることができたうれしい瞬間でした。

 

とはいえ、まだまだ私に「読んで〜」と

絵本を持ってくることの方が圧倒的に多いです 笑

細かな心の描写を読み取るのには

まだ年齢が追いついていない様子なので

本人が望む限り、読み聞かせを続けたいと思っています。

 

こちらの本は子どものくるくると変わる表情やしぐさ、

といった描写が秀逸で私も好きな本です。

 

味のある挿絵に魅了されたのは

「おおきな きが ほしい」

挿絵からもわかるように最近の絵本ではありませんが

素晴らしいストーリーは普遍的なのだな、と感じる本です。

「こんな大きな木があったらいいのにな〜」

と自由な発想の世界に刺激を受け、

娘があれこれと思いを巡らせていたのが印象的でした。

現実と想像の世界を行き来する子どもだからこそ

豊かな想像の世界へ引き込まれるようです。

 

色使いが好きなのは

「おちゃのじかんに きた とら」

話にオチがなくて私は煙に巻かれて??ですが

柔軟に話を受け入れ、

純粋な気持ちでファンタジーの世界に入り込んでいる娘の姿は

なんとも穏やかで素敵です♡

無印良品のキッズコーナーにも置いてありました。

 



可愛らしくて微笑ましい

「きつねのかみさま」

作者は児童書で有名なあまん きみこさん、

挿絵は「ビロードのうさぎ」で有名な酒井 駒子さんです。

姉と弟ときつねの微笑ましいやりとりのお話です。

春におすすめしたいのは

左:「野の花 えほん」

春の道端に咲く草花が詳細に描かれており

本を片手に春の草花を探しに外に出掛けたくなります。

 

右:「たねが とぶ」

作者の人柄を感じる、緻密で美しく、

そして優しさが滲み出ている植物たち。

春の草花が咲いてから種になるまでが描かれており

理科的要素も感じる本です。

 

読み終えた後の余韻が良いのは

「ハーニャの庭で」

猫のハーニャの視線を通して描かれた小さな庭の美しい自然。

目の前の小さな世界には

こんなにも美しい自然が広がっているんだ、

と気付かされます。

作者が自然を愛してやまないのが

淡々と綴られている言葉から伝わってきます。

「自分の庭だと思っていたその場所は、

ほんとうはとっくに、もうずっと前から、

誰かの住まいで、誰かの通り道でした。」

という終わり方が心に響きます。

 

機会があったらどれも手に取って欲しい絵本です。

 

 

puketti

40歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/シンプルなもの、上品なもの、特に器やインテリアが好きです。日々の小さなしあわせを大切に暮らしています。

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