今日の宮城は、朝からしとしと雨が降り続いていました。
8年前はまだ九州に住んでいて、私自身はあの日を経験していません。3年半前、宮城に引っ越してきたのですが、それまでは東北地方に来たことがありませんでした。
先日、娘の幼稚園で仲良くなったママさんがあの日津波に流されていたということを知りました。
こちらで新しいお友達が出来ると、この方はあの日どこで何をしていたんだろうと思うことがあります。
でも直接聞くことはありません。
東北に住んでいると、あの日のことをイベントやテレビ、新聞で知る機会も多いです。
みなさんこの8年間いろんな思いを抱えながら、そして今を生きていらっしゃって、じゃあ私にはこの町のために、東北のために何ができるのかと悩むこともあります。
ご縁があって宮城に住むことになって、温かい方々とたくさん出会って、娘たちにとっては、はじめてのお友達ができたのもこの町です。
あの日を経験してはいないけど、あの日からのことを知ることは出来る。
昨年、石巻市、南三陸町、女川町を巡ってきました。大川小学校の残された校舎は今思い出しても胸が締め付けられます。
目に見える復興もまだ進んでいないと思いました。
たくさんのことを知って、いろんな人の思いを知って私にもできることをやっていきたいと思います。
写真は
「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」(河北新報社著)(文藝春秋)
「巨大地震から子どもを守る50の方法」(国崎信江著)(ブロンズ新社)
この日が近づくと、毎年読んでいます。
そして、次いつどこで起こるかわからない災害に備えたいと思います。
あーこ
31歳/夫・娘(5歳・3歳)/料理部/育児真っ只中で慌ただしい毎日ですが、季節を味わう暮らしを大切にしたいと思っています。お出かけ、読書が大好きです。
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あーこ