ぽかぽか陽気の週末の午後、
お出かけからさっと帰宅し、夕飯準備までのつかの間の時間、お茶を飲みながら読書タイムは至福のとき。
気がつけば本屋に立ち寄るたび本を買い、未読の本が何冊か積まれたままになっていました。これがまさに積ん読。
しかし、まだ読んでない本がこんなにたくさんあるー!という幸せ感でもあります。
一田憲子さんの「キッチンで読むビジネスの話」は、ビジネス書かと思いきやそんな固い風ではなく、
ダンディゾンなど、普段から素敵だなー好きだなーと思っていたお店のオーナーさんが、どんな風にお店をスタートしたのか、どんなきっかけから今のスタイルができたのか、など、とても読みやすい切り口で入り込むことができます。
自分の仕事だけでなく、普段の暮らしにも落とし込めるようないろんな工夫を知ることができて、読みながらわくわくします。
一田さんの本はそんな気持ちにさせてくれるものが多く、好きです。
野宮真貴さんの「赤い口紅があればいい」。
元ピチカートファイブの野宮真貴さんのエッセイです。
50代半ばである野宮真貴さん(今現在はもうすぐ還暦だそう!)の、美とおしゃれにまつわるエッセイなのですが、ピチカートファイブ時代から野宮真貴さんのファンであるわたしにとって、今まであまり明かされてこなかった(と思う)野宮さんのふだんの暮らしの中のおしゃれや美容、健康維持のための工夫などがたっぷり書かれていて、とっても楽しい。
歳を重ねていく中で、おしゃれも美容も健康も今までとは違うことが多くなり、とまどいながらも野宮真貴さんらしい方法で素敵に今なお輝いていらっしゃる様子がわかりやすーく、読みやすい文体で紹介されています。
全ての女性は美人と、美人予備軍である、という定義からはじまるエッセイ、おすすめです。
酒井順子さん、エッセイは出たら必ず買ってしまうほど大好きな作家さんで、今回も発売を楽しみに待ちわびていました。
わたしの世代より、ちょっと上の酒井さんご自身の世代の、バブル期から今までのお話でした。
毎回のようにげらげら笑いながら読み終えました。
タイムリーな世代でない人にもわかりやすくおもしろい。
樹木希林さんのことばをまとめた「一切なりゆき」、ふと立ち止まりそうなとき、くよくよ考え込んでしまいそうなとき、など、この先の自分のいろんなシーンで開きたくなるような本。
群ようこさんのエッセイは移動時間に読みたくて買いましたが、飛行機の中で笑いをこらえるのが大変!
何度ものたうち回りそうなくらい笑いを嚙みころしましたよ、、、
まだまだ積ん読がいくつもあるので、しばらくは本屋さんに行かずとも楽しめそうです。 (そう言いながらまた行っちゃうのだけれど)
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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TB あき