ずっとずっと気になっていた《ノコサナイ茶碗》。
「最後の一粒までごはんを残さない人に育ってほしい」という
お母さんたちの願いから誕生したこちらの器。
私も幼い頃からずっと「最後の一粒まで残さずごはん食べなさいよ!」と
母に強く言い聞かされて育ちました。
なので、息子たちにも日々伝えています。
手づかみで食べる頃はなかなか激しい動きの息子たちだったので、
割れない器で食事をさせていましたが、
2歳の頃からだいたい陶器で食事させています。
陶器の良さを伝えたいから!というのももちろん大きな理由ですがそれが全てではなく…
器で料理が美しく映えたり、親と同じ様に食器を使ってダーっと洗って手間を減らしたり。
(意外と赤ちゃん用の食器って手洗いのものも多くてメンテナンスが必要だったりしません?!)
我が家は沖縄に住む様になり、やちむんがとても身近になりました。
やちむんには色々な種類がありますが、代表的なもののひとつに
沖縄の方言で「マカイ」と呼ばれるお椀があります。
マカイは小鉢の様なサイズからどんぶりや麺類を入れるサイズ、
さらに大きな深鉢のサイズまで様々で、
その中からちょうど良いサイズを選んでお茶碗にしています。
やちむんのお店に行ってもお茶碗ではなく「〜寸マカイ」と書かれていることがほとんどです。
どっしりとしたマカイ、大好きです。
ただ、息子たちにはちょっと重い。
そして今使っている陶器はご飯粒がくっつきやすくて、
ひと粒ひと粒取るのがとても難しそうでした。
そんな時にたまたま入った雑貨屋さんで見つけた《ノコサナイ茶碗》。
器好きとしては興奮の有田焼。
内側に色がついているのでごはん粒が目立ち、ごはん粒がつきにくい磁器でできています。
子ども向けなので大きさも重さもちょうど良い。
可愛くてお洒落なデザイン。
そして、それはそれは嬉しい…SALEでした!
6歳の長男の手にもちょうど良いサイズ!おかわりの回数が増えるな。
息子2人なので、ブルーとグリーンを選ぼうかと思いましたが
春らしいピンクにも惹かれ。
私も使えるし、SALEだし、と3色を購入。
外側は白いので様々な食器やお料理との相性も良いです。
我が家はこちらのお米屋さんでいつもお世話になっています。
那覇の新都心という場所です。
沖縄に移住した当時、まだ長男は3ヶ月。
お友達も一人もおらず、淋しくて淋しくて涙した日々。
沖縄に売っている食材も関西や東京とは違って、
スーパーに行ってもホームシックになる。
そんな時に出会ったのがこちらのお米屋さん。
馴染みのある兵庫や京都のお米の袋が並び、その場で精米してくださいます。
沖縄は航空輸送なので、なかなかこの様に全国のお米が集まったお店がありません。
店主さんは東京のご出身。
沖縄で美味しくて身体に良いお米を提供したいと話してくださいました。
毎日頂くお米。
特に息子を持つ身としては安全で安心して頂けるのは、とても大きな喜びでした。
店主さんが品質を見極め、厳選されたお米が並びます。
買い物に行く度、色々なお話をさせてもらいました。
ある日、話の流れで書道をしていたことをお話しすると、
看板書いて!とオファーを頂き、そこからまた力を入れて書道を再開しました。
私が字を書き、父がその字を木に彫って。親子で共同制作です。
様々なご縁を頂きました。
ツヤツヤのお米を毎日頂いています。
お隣にはこちらのお米で作られるおにぎり屋さんがあります。
お米の銘柄や産地が書かれた具材の数々。
家でゆっくりとごはんを食べる時間がない時や
息子たちの習い事の前後なんかにこちらのおにぎりを頂きます。
便利な場所にあり、沖縄旅行中のお子様にも
こちらの美味しいおにぎりオススメです。
美味しいお米を可愛いお茶碗で頂くのがとっても楽しみです!
またいつかお料理と一緒に紹介できたらいいな…いつになるかな笑
ORI
37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8
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