子育ちで得た大きな学びの1つは、おもちゃ空間の作り方でした。
お試し講座というのがあり、それに2年前に参加。そこで聞いたのがこのおもちゃ空間の作り方の話でした。
※来年2月にも田園都市線の藤が丘駅の地区センターでお試し講座があります。
帰ってから、おもちゃ空間を家で再現すると、1日で子供の遊び方が変わり…私は受講を決めたのでした。
皆さんはどうやっておもちゃを収納していますか?
私は受講する前、何度もここでもない、ここか?いや違う…と置き場を変えていました。
まず、おもちゃ空間は、リビングの一番見通しの良い所に作ります。母親が見る・聞く・かぐで、つねに子を受け止められる場所。子供部屋はいらないと。目が届く所で遊んでてもらうように作ります。
おもちゃを分類する
講座で遠藤さんが毎回セッティングするのは3種類の「おもちゃ空間」と「机上空間」の合計4つのスペース。
それぞれおもちゃを分類して置きます。
講座を受ける前、キッチンで遊んでいたと思ったら、そこに並んでいた色鉛筆を見て「お絵描きしよー!」と、あっちに行ったりこっちに行ったり。
空間を分ける事で、その空間でみっちり集中して遊びます。
✔︎操作系
主に2歳くらいまでの赤ちゃんが使う単純なおもちゃ(ガラガラとか、ボールがレーンを転がって落ちるやつとか、型はめとかも)
叩いたり、つまんだり、単純な動きで出来るもの
これは実際の講座でセットされる操作系空間です。
✔︎再現系
こちらも講座の時の写真。
ごっこ空間とも呼ばれ、キッキンがメインになります。
子育ちでは、子供が家庭での生活をしっかりできるように、子ども専用のほうき・ちりとり・踏み台・まな板・包丁・エプロン・洗濯板などの道具を用意したりして、環境を整えていきます。→私は完璧には出来ておりません笑
ここに人形のお世話とか、ベビーカーとかお医者さんセット、お店屋さん系も私はまとめています。
4歳の娘は今このスペースか机上空間がメイン。
女の子はここで遊ぶ事が多いですね!入り口もちゃんとつい立を作り仕切ってあげるとより子供だけの空間になります。
トップ画は我が家の空間です。つい立てを買わないまま本日に至る。
✔︎構造系
構造系は少し大きい子向けの空間。積木やブロックなど、ビー玉転がしのスカリーノ も作り上げる所はここに入ります。
あれが出来上がっていて転がすだけなら、操作系になるのでしょうね!
電車のレールとかもここに入ります。
こちらも講座の写真です。
✔︎机上空間
机の上でやるものすべて。お絵描き、粘土、折り紙やパズル。
ここだけ道徳が必要になる場所です。
絵は紙に書く、ハサミは指を切らないように気をつける。切って良いもの、悪いものがある…などなど。
しっかりここでルールは教えます。
そうすると壁に絵を描く子はいないようです。
ここでの遊びが、勉強に発展していくと言います。
おもちゃ空間は、0~10歳までの限定されたもの。5歳がピーク。10歳でなくなると言われます。
何と遊んでいる間の片付けは子どもにやらせず、母親が徹底的に元の場所に戻すのが子育ち流! 親が元の場所に戻すところを見て、子どもは散らかさないようになっていくので、すべてのおもちゃに定位置を決める事が大切。Emiさんと同じ理論!!
「片付けてー」と口酸っぱく言わず、親が片付ける…。びっくりしました。
本当受講後、片付けてーと本当言わなくなりました。
ただし、遊ぶ時間から、ご飯を食べるなど一区切りつけるときは「片付けてー」と指示を出します。
先生曰く、片付けを親からキツく言われ育った子は言われたらやるけど、片付けない子が多いと。
もっと片付けを自然なものにして、子の日課に入れることが大切のようです。
子育ちのもう1つの理論で「真似と指示」と言うのがあります。それはまた次回。
講座を受けたその晩、せっせと片付ける私に「お母さん、ありがとうーー!」と言って何も言わずせっせと片付ける娘…びっくりしました。
どんなもので空間が構成されているかが分かるようになると、親がここに置いてと言わなくても勝手に戻すようになります。
保育でもなく、教育でもなく、育児。
育児について学ぶ事って無く、それぞれが感覚でやっているもの。それを学び、私は母としてまた少し子供を見る目が柔らかくなったと思います。
本日仕事納めの方も多いかもしれません。
このお休みの間の少しでも参考になれば嬉しいです?
utaco
35歳/夫・娘(5歳・3歳)/料理部/100人隊3年目! 時短勤務で営業職をしています。昨年から始めたキャンプにはまり中! 100人隊で出逢った沢山の人、もの、場所。生活が確実に豊かになりました。このご縁を大切にラスト1年楽しみます☆Instagram:@coco.asu417
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utaco