先週末、ド派手だけどちょー可愛い靴を履いたとも♪ちゃんと、娘ちゃんと一緒に、渋谷に行ってきました。
目的はともちゃんも書いてたとおり、渋谷ストリームに入ってるピザ屋さんとレモネード屋さん(お昼の番組でヨコが行ってた・・)だったんですが。それは、ヨコ大好きとも♪ちゃんが詳しく書いてくれておりますので、私はその日に買ったものを。
ちょうどピザ屋の向かいにディーンアンドデルーカのカフェがあるのを見つけたので、ちょっと前から買おう買おうと思っていたものをお迎えしましたよ。
サーモタンブラーの、シーズン限定カラーのやつ!ローズマリーパープルです。
実はこちら、先日アクアラインをびゅーんと渡って木更津のアウトレットに行った時みつけて、その場で買おうかなと思ったんです。
もちろん、まず色がとってもきれいで一目惚れだったのですが。心惹かれるままに手にとってしげしげとよく見ると、シンプルな構造のわりに、しっかり蓋が閉まりそうだなーと。
フタ部分がネジ式キャップになってて、回して締めてみると、バッグの中で倒れたとしても容易に漏れそうにない感じです。
この手のものでタンブラー型のものって、どうもフタの隙間や飲み口から漏れそうで信用できず、これまではボトル型のものを使ってきました。でも、やっぱり手入れがしにくいんですよね。
とにかくこの季節は底冷えして寒いんで、温かい飲み物もすぐに冷めてしまいます。本当に漏れないんだったら、ぜひ欲しい・・。便利な飲み口等はついてないけど、そこから漏れる可能性があるくらいなら、ついてないほうがずっといい!
せっかく使い勝手と見た目の両方が良さそうなものに出会えたのだから、その場で買っちゃえばよかったんですけど。ここが私の優柔不断なところです。急には決められなくて、もうちょっとレビューを調べてからにしよう!とか思っちゃったんですよね。
横浜にもディーンアンドデルーカはあるのだし!と、たかをくくっていました。まさか、カフェ店舗にしか売ってないとは・・・。湘南まで行くか、都内に出なきゃないじゃないの!(涙)
ちょうど、渋谷ストリームに行く用事があってよかったです。無事に買えました。
そして、さっそく使いました。もう数回使ってますが、今のところ一滴たりとも漏れてません。よかった!
せっかくなので、レモネードの話も。
ホットゆずレモネードを頼みました。あたたかくておいしかったです♡
味を考えると、わりとコスパもいいような。スリーブも可愛いし!
これを飲みながら、3人でぷらぷらと恵比寿まで歩きました。petite robe noireのギフトボックス展に行きましたが、その日はとくに散財もせず。(その日はね。その日は・・・。)
帰りにドラッグストアで、とも♪ちゃんと私のおすすめ愛用コスメをお互いに買い、満足して帰ったのでした。
とも♪ちゃんご愛用の、セザンヌのラベンダー色のパウダー。持ち歩きやすい小ささがステキ♡
私のおすすめは、ネイルホリックのBR306。塗ると、オレンジ味の強いキラキラブロンズ色という感じになるのです。となりのBR307も可愛かったので、一緒に買い足しました。
たのしい休日でした!
最初出会った時には小さかったとも♪ちゃんちの娘ちゃんも、ドラッグショップでコスメやネイルの話題に普通に入ってくる歳になりました。
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ここからはおまけ。最近いろいろ思うことがあり、ふと書いてみよう、と思ったので。
私には、とも♪ちゃんちの娘ちゃんと同じ歳の娘がいるはずでした。だから、特別にカワイイし、成長を見ていると眩しいのです。とも♪ちゃんも、うちの息子をやっぱり特別に可愛がってくれていると感じます。たぶん、同じ理由なんじゃないかと思います。
私たちが仲良しなのは、そういうこともあります。本当にもうあと少しのところで、この手に抱けなかった子がいる。まったく同じじゃなくても似た傷を、出会った時に持っていたからです。妊娠、出産が幸せな結果で終わらない際の苦しみを知っている仲間だったのです。
知り合った頃には、ふたりとも心の生傷をどこかに残したまま、生活の中で癒しながら、必死で子育てをしていました。いつも明るく幸せであろうと、ことさらに努力していました。ほかにもいろいろとあったし、正直まっ暗闇を覗き込んだり、自分の中の黒いものと向き合うようなこともありました。
・・・たとえば自分の場合は、桃の節句に差し掛かる頃、ひとりで雛人形売り場を見て回っていて、誰も接客してくれなかった時の辛さ。店員さんが一生懸命になってる相手は、抱っこ紐をつけた若いママと、なりたてのおばあちゃんの組み合わせでした。
私だって娘のために、小さなお雛様を買ってあげたかったのに。泣きながら帰って、手芸屋で買った雛人形キットで、小さな紙雛を作りました。娘のために立派な親じゃなきゃいけないと思いこんでいたから、誰も恨まないように頑張ったけれど、とても悔しくて悲しかった。
きっと、昔の私のような人もここを見ていると思います。
それでも、普段は自分が苦しんだことを、つぶさに語ったりはしません。私は昔から、ここの幸せで穏やかな雰囲気が好きなのです。隊員の皆が、私たちを含めたLEEとLEE webの読者のために、日々拾い上げた喜びを持ち寄ってきてくれる、賑やかで楽しいところだと思っているから、それをこわしたくない。
幸せで穏やかなものに触れていたほうが、みな幸せで穏やかな気持ちに自然になると思っているから。
幸せそうな人を羨んだり妬んだりする苦しみ。心に刺さったトゲの疼く感じ。
お買い物の楽しさや、日々の生活を充実させる幸せと同じくらいに、私たちの世代には無縁ではないことです。内容は違えど、多かれ少なかれ、大勢の人が抱えていることだと思います。
自分は、その痛みを皆が持ってるってことを、忘れずにいつもいたい。小さな幸せを逃さず拾い上げて分かち合う努力をしつつ、うまくいかなかった側に回った時の気持ちにも、できれば敏感でありたいのです。
だから、うちの息子氏は本当に超可愛いやつだけど、目障りなほどにいきすぎた自慢をしないようにしようと思っています(本当ですよ)。
そして・・・あれも買った、これも買ったもいいけれど、優越感を込めて次々と見せびらかしたり、上から目線や押し付けがましい言い回しにはならないように、気をつけています。
こないだ友達と、街を歩きながら話していたことがあります。
これいいよねーと、あるファッション雑貨を手にとって一緒に見ている時のことでした。「これ自体はとっても素敵だけど、あの人がこないだものすごいドヤ顔で名品って推してたから、なんか同じの絶対買いたくないわー」と。
ハッとしました。自分も、もしそんな風に読者に思われるようになったら、おしまいだなと。どうせなら、yuki*ちゃんがオススメしてたから絶対おいしいに違いない!とか、あの本は絶対泣けるっぽいから買おう!とか、そういう風に思われていたいものです。
みんなそれぞれの何かを抱えて頑張っているし、自分だけが大変なわけじゃない。そして、自分の傷は自分の傷、ひとりひとり違う形。誰彼構わず広げて見せるようなものじゃない。
けど、おとなだから皆、お互いがそれを持っていることを知っている上で、日々をより明るい幸せなものにするために、みんなで楽しいことを探して発信しているのです。少なくとも自分は、そう思ってやっています。
何者でもない自分のここでの仕事は、見てくれた読者さんがちょっとだけ楽しくなるような情報を書くことです。昔の私やとも♪ちゃんみたいな人が、日々の生活の中でささくれだった何かを癒したい時に、心を滑らかにするために塗るハンドクリームみたいな程度のものでありたいです。
べつに他の人にもそうあってほしいとは思いません。ただ、私は10年近くやってて、最近ふとそんな気持ちになりました、というだけのことです。
最近思ってること、うっかり書き始めたら長々としちゃったけど、ここまで読んでくれた方にちゃんと伝わっていたらいいなと思います。
・・と、いう心境で2019年は行こうと思いまーす!まだ今年が10日残ってるけど。
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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