ごめんなさい！皆様の華やかなパーティークリップの狭間で、マイウェイを突き進みます?
憧れの高知旅行①はこちら

二日目の朝は、念願の朝市へ。
高知へ行きたいと思った最大の理由はこれでした。

路面に様々なお店が並び、お野菜が並び、美味しい屋台が並ぶという異国のような体験を
南国高知で体験してみたかったのです。

二日酔いの胃に最初に入れたのは、冷たさと優しさがたまらない「幸せのわらび餅」。
お店のお母さん手づくりのわらび餅は、ツルッと喉越しも良く、あっという間に完食。

続きまして、沢山呑んだ翌朝ということで、あっさりした麺が欲しくなり…
麺はラーメンだけど、スープはうどんの食べ物「中日そば」。
高知が誇るB級グルメ？のようです。
350円。とろろ昆布に、天かすに、具もうどん。

それから、高知のガイドブックに必ず載っているお魚を使用していないお寿司「田舎寿司」。
御覧の通り、具は、こんにゃく、筍、茗荷、ごぼう、人参など畑で採れるものばかり。

左上の緑のものは、リュウキュウという野菜。シャキシャキした食感が特徴です。
太さ直径3cm、長さ１mほど？の茎のような形状で、モリモリ入って100円などなど破格！
他にも山菜に、生姜に、果物に、欲しいもの全部買っても相当お安かったはず。
買いたいものが山ほどあったのですが、長旅の途中なので断念。

ちなみに
「リュウキュウは炒めても美味しいし、おでんに入れても煮崩れしないし、漬けても美味しいよ！」
と、八百屋さんのおばあちゃんも仰っていました。万能すぎる！

それから、前日に食べることが叶わなかった「四万十うなぎ」に、
他県ではなかなかお目にかかる機会のない「土佐和牛」を炭火焼の屋台で食べることができました。

更に、高知の朝市のグルメとしては最も知名度が高い（と私が個人的に思っている）
芋天の屋台の行列に並び、

噂の芋天を購入。４個入り250円。

北海道に住んで15年。もう芋は食べ飽きたつもりでしたが、これなら毎日でも食べたい！
サックサクの衣に、熱々ホクホクの芋。甘みと塩気が絶妙で、一口でヤミツキに。
高知の人たちはこんなに美味しいものを毎週食べているの？！と、感激しました。

そして最後に再び「ひろめ市場」（こりずに）へ行き、前日の夜に食べられなかった
カツオの「ハランボ」と言われるお腹の部分にありつきました。

１匹のカツオから１枚しか取れず、鮮度が命のため、あまり出回ることがない部分なのだそうです。
高知らしくポン酢で。

写真はこれだけですが、生姜の効いた「冷しあめ」や、
同じく生姜に茗荷に紫蘇、ニンニクなど薬味たっぷりの「揚げ茄子」も
余すところなく味わい、お腹に収めました。どれも唯一無二の美味しさ。
お土産には朝市で柑橘系の果物をしこたま買って、郵送。

桂浜へは行けなかったけれど、それはまた次回のお楽しみということで、
そう思っていれば必ずまた行けると信じて（来年は出張で行けるよう仕事を頑張ります）
高知駅の前で偶然会えた坂本竜馬（真ん中）に別れを告げ、
ローカルな柚子ドリンクを買って特急電車に乗りました。

さてここで嬉しいハプニング。
このシリーズの冒頭で、44都道府県を制覇し、高知が45県目と書きましたが、
残りの２県のうちの１つだった徳島県、
それも紅葉真っただ中の大歩危小歩危を列車が通過するというこれまた夢のような事態！
通過とは言え、北海道民でも知っているこの有名観光地を通ればもう徳島も行ったようなもの！
というわけで、私の全国行脚、予定外に、残すは島根県のみとなりました。

さて、電車に乗って向かった先は高松駅。そう、香川県に入りました。
フェリーへの乗り換えまで45分しかなかったのですが、
以前にも時間の無い中駆け込んだ高松駅構内の「連絡船うどん」でうどんをかきこみ、
高松に来たぞ！という実感を。

肉うどん！（辛いの好きなので、トウガラシ多めです?）
あっさり出汁と、うどんのコシは、やっぱり地元ならでは。

そうして高速艇に乗り込み、ビューンと小豆島へと向かったのでした。
小豆島は妹の結婚式以来、７年ぶり？
必ずまた行こうと思っていました。
「ここはいつかまた来る」そう思っていると、どこだって意外と再び行くものです。

まだまだ旅は続きます。