子供の時から大好きだったらしい

今月のお題は心に残る本。昨年亡くなったうさこちゃんの作者
ディックブルーナさんの本が真っ先に浮かびました。
親に子供の頃から好きで何度も読まされたと言われたけど
その時のことは忘れました。。

17センチ角というサイズも当初は画期的だったそう。これは大人になってから
古本で買い集めた絵本たち。子供部屋に並んでるだけでグラフィカルな美しさが
あります。

グラフィックデザイナーに憧れた本

高校生の頃は パラダイス イン ピクトグラム (上写真 上)というブルーナさんの
半生をまとめた本にハマり、毎日穴が空くほど見ていました。
これを読むとブルーナさんは最初から絵本作家を志していたわけではなく、
出版社でミステリー ブラックベアの表紙のデザインをしたキャリアの後で
ミッフィーのシリーズを作り始めたことが分かります。
奥さまもファッションやインテリアのセンスが抜群なのです。

上写真 下の本はブラックベアの装丁デザインをまとめた本で、
これも私の宝物です。

この本で本当にグラフィックデザイナーになろうと
思ったこともありました。19歳くらいの時。
実力なさ過ぎて挫折したけど。
私はもうちょっと衣食住に近いのが合ってたみたい。
でも絵の勉強をしたことは刺繍の図案を
考えるのにも役にたってます。

それからまた20年以上の月日が流れて、最近は子供がブルーナさんの絵本を
声に出して読んでくれます。絵本のサイズも文章の長さも5歳児にピッタリみたい。
こうして振り返ってみるとずっと一緒にいてくれているんだなぁ。