9月のお題。心に残る本。
ここ最近は仕事に地域の役員ごとに、娘たちの習い事に推し事にと、なにかと時間がなくてゆっくり本を読む時間が取れていないのですが、どこかへ行く時の電車の中などでも読める文庫本はいつでも取り出せるようにしています。
読みすぎて、好きすぎて、ボロボロでお恥ずかしい…!!
江國香織さんの本が、いつだって心の中にいます。好きな一節は見なくてもスルリと口に出せるほど、忘れられない言葉が多いです。
結婚して子供たちも大きくなって、たぶん、とても色々な面で落ち着いて生活をしているとは思うのですが、結構まだ、心身のバランスが取れなくなることが多いです。
自分の中のたくさんの納得がいっていないまま通り過ぎてきたことが、ふとした拍子で思い出されて、それに支配されるように心に澱が拡がって重くなってきた時に、お守りのように思い出す文章たち。なんとなく大丈夫だと思えるのです。
具体的にこれがあったから、ココが!と言えないのですが……ともすれば、沈んだ気持ちが更に沈んでしまうことになりかねない話もありますが、それもまたありかなぁなんて妙に諦めがつくような、なんとも不思議と気が済むような読後感。
別に頑張れ頑張れって励まして欲しいわけじゃなくて、そういう時もあるよって思いたいから読むかんじです。
特に好きなのは、きらきらひかると神様のボート。江國香織さんの本を読むとお酒を飲みたくなります。辻仁成さんとの共作の冷静と情熱のあいだも結構好きです。
漫画も、エッセイも、絵本も、好きなジャンルは色々あるので今回取り上げるのは何にしよう?と思ったんですが……
また読みたいなと思ったのでこちらにしました。
ちなみに漫画で取り上げるなら、楠本まき、安野モヨコ、桜沢エリカ、CLAMP、矢沢あい、東村アキコかなぁ〜〜〜〜敬称略で。
秋は楠本まきさんのKISSxxxが読みたくなりがち。エッセイの耽美生活百科(集英社!)も。
秋に美味しいものが食べたいなら、夢眠ねむちゃんのゆめみやげ(メンノンの連載!)もぜひ。
写真が素敵なのって本当に視覚にも記憶に残るから好きです。
現実的には、秋には資格取得のためにテキストを読んで勉強しないとなので、目下本を読むならこれだろうって感じなのがちょっと悲しいのですが……
勉強の合間に好きな本を読む時間も大切にしたいものです。
いくぽん
35歳/夫・娘(11歳・7歳)/手づくり部・料理部・美容部/ファッション、服作り、お絵描き、美味しいもの、二丁目の魁カミングアウトが大好きです。
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yuki*