最近手に取った本の中で一番心に残ったのは、
おーなり由子さんの子育てエッセイ「こどもスケッチ」です。
私の読書時間は通勤電車の中なのですが、
本を開いてすぐ、ぐーっと込み上げてくるものがあって
「これは電車の中では読めない。」と家に持ち帰ったほど。
おーなり由子さんのやさしいイラストと文章が心地よく、
自分の子どもの成長と重ねて読むと
「あ、わかる!」「子どもってそういうこと言うよね」と
親として共感できるエピソードばかり。
逆に、自分の子ども時代と重ねて読むと
身近な大人からどれほど愛情を注いでもらっていたのか
温かな目線を感じることができると思います。
LEE Webにおーなり由子さんのインタビューが掲載されています。
「おーなり由子さん「子育ての正解、お母さんの正解なんて”ない”と思ったほうが楽」
【新刊『こどもスケッチ』インタビュー】」
インタビューでも紹介されている「キャベツ農家」のエピソード。
仕事と育児の両立に息が詰まりそうになっているときに、
「頑張れ!」と背中を押すのではなく、
「わかる!わかるよ!」と肩をポンポンとたたいてもらったような
気持ちになりました。
私も母親として未熟なところはたくさんありますが、
子どもからこんなに愛されているのかと、
読むと子どもをギュッとしてあげたくなる一冊です。
さりい
会社員(システムエンジニア) / 兵庫県 /
43歳/夫・娘(10歳)/手づくり部・美容部/2014年からLEE100人隊の活動をスタートし、今年で10年目。家族3人とチワワ1匹で暮らしています。仕事は在宅ワークが中心。家族と自分の健康を第一に、毎日を気持ちよく過ごせることを大切にしています。ソーイングと編み物が趣味で、服や暮らしまわりの小ものを手づくりして楽しんでいます。身長161cm。
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さりい