振り返ってみると、5年もブログをやっているというのに自分の好きな本について書いたことがなかったんですね~!!
今月の月刊トップブロガー、お題は「心に残る一冊」です。
悩みました~!!ものすごく。
じつは(ということのほどでもないですが)私は小説とか漫画が大好きなのです。
電子書籍の普及によって私の睡眠時間は削られ、投資している美容モノもすべて意味なし!!それでも止められない!!
子供が寝始めてから小説を読み出すと気づけば4時!とかザラなんで・・・目もしょぼしょぼ、肌は荒れ放題・・・子供に「早く寝なさい!」って言ってる自分がまったく出来ていないという・・・
そんな「読むこと」にとりつかれている私。
好きな本はたくさんあれど、心に残る一冊を決めるのは難しく、結局一冊にしぼれなかったので小説と漫画でわけてみました。絵本も好きなのですがさらにしぼれないので今回はなしで。
まずは小説から。
ずっとずっと好きな作家さんが東野圭吾さんです。
初めて東野圭吾さんの名前を知ったのは「秘密」という作品だったと思います。大学生の頃でした。
それで衝撃を受けて、「すべての作品を読んでみたい!」と過去の作品をすべて購入したのを覚えています。
今では映画やドラマの原作で名前を見ない日はないくらいですよね。
その東野圭吾さんの作品のなかでも「白夜行」は私にとって心に残る一冊です。いや、もう、ものすごく悩んで好きなのがたくさんあって全部載せたいくらいなのですが(笑)、この一冊は当時の私にとって、いままでに感じたことのない衝撃を受けた作品なのです。
この作品、ものすごく悲しいのです。
事件の真相は悲劇で、その悲劇に向かって話が展開していくので当然重たい雰囲気が全編通して漂っています。
真犯人を追い続ける男が事件の真相を追っていくのですが、読み手も彼と同じように考えながら読んでいきます。途中からもしくは最初から読者は真犯人に気づくのです。その真犯人がこの物語の核となる二人なのですが、私はこの二人の歪で純粋な愛のカタチに複雑な感情を抱きました。とても切ないのです。やっていることは許されることではないけれど・・・そうしないと二人は生きていけなかったんだろうなとも思ってしまう。まさに「白夜行」。読み終えるとこのタイトルがどれだけこの作品にふさわしいかがわかります。
この小説のおもしろいなと思うところは二人の感情は一切描かれていないというところなんです。もちろんセリフは存在しているのですが、感情が描かれていなから本当はどう思っているのかわからない。その二人の関係がどんなものかすべてが推測でしかないのです。もしかしたら読み手によっては結末も違って見えてくるかもしれない。そんなところが面白いな~と思うのです。
読み終えてふたりのことを考えると目頭が熱くなり、涙を流してしまう。決して短くはない小説ですがあきることなく最後までページをめくり続けてしまうそんな一冊です。
漫画だと「スラムダンク」と「天は赤い河のほとり」の二冊を選びました。
「心に残る」という視点で見るとこの二つの作品は別格!!
漫画っていいですよね~。小学生の頃、リンゴ病になって学校にも行けず暇をしていたときに近所のおねえさんが「ときめきトゥナイト」をくれたのです。それが私の初めての漫画との出会いでした。それ以来私の楽しみは毎月「りぼん」を買うことになりました。
「スラムダンク」は小学生の時にバスケットを始めたときにちょうどTVアニメもスタートしたので大好きなテレビ番組のひとつでした。それから大人になって漫画を友達に借りて読んで衝撃を受けました。空気感とか絵の動きとか、これまで漫画で読んでいなかったことを後悔しました。もう夢中になって全巻読ませてもらいました。そして月日は流れ、妊娠し、つわりがやっていきました(いきなり)。
一か月で8キロ位痩せ、一日中吐き気がとまらずトイレまであるくのが精いっぱいだった私。そんなときにふと読みたくなって大人買いしました。お店に行けないので買ってきてもらいましたけど。泣いて笑って手に汗を握る展開に息をのんで・・・青春っていいな~頑張るっていいな~。改めて読んでやっぱり最高だなと思いました。自分ならどのメンバーを代表に選ぶかとか悩んでみたり(笑)
それ以降何かあった時にこの漫画を一気読みして元気をもらうんです。感動して、自分を奮い立たせることが出来るから!
いまだに私の中でこれを超える青春漫画はないかも!!
そしてもう一つ好きな作品、「天は赤い河のほとり」。こちらは電子で大人買いしてしまいました(笑)
タイムスリップものなのですが、未来からやってきた主人公が皇后になるまでのサクセスストーリーであり、超イケメンに一途に思われるラブストーリーでもあり、史実をもとに描かれていることもあって実在の人物とシンクロする場面もあったりと歴史ロマンにも浸れる!!私の好きな要素がすべてつまった最高の作品なのです♡恋愛ものはやっぱり最後はハッピーエンドでないと!!一巻を読んだらもう最後まで止められない!
と、自分の好きなことを書くととてもとてもこっぱずかしいですね!!
そんな私の、心に残る本たちでした。
なおじ
36歳/夫・息子(9歳・5歳)/美容部/パンと珈琲が好きで、週末はパン屋さんめぐりを楽しんでいます。それからコスメが大好き!熱帯魚が好きな長男・ポケモンが好きな次男・車が好きな夫との毎日の生活を楽しんでいます。Instagram:@naojinaoji
この記事へのコメント( 2 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
なおじ