家から駅までの道すがらに、素敵なギャラリーがあります。
中に入らずとも、ウインドウ越しに見える絵が素敵でいつもうっとり。
ちょっとのぞきに、と気軽に入るには緊張感があって、ギャラリーなので人が常にたくさんいるわけでもないし、入り口にスタッフの方がキチンとした佇まいでいらっしゃるので、なかなかふらっと入るのが躊躇われます。
たまに催しなどがあるときは入りやすいので、そういうときがチャンスです。
わたしが両手を広げても抱えられるかどうか、くらいの大きさの素敵な絵があって、いつかあんなの欲しいなーと思って見ています。
ちなみに、今のわが家のアートもどれもお気に入りで思い入れがたくさんあります。
リビングの壁面に大きなenzo mariを飾っています。
インテリアはモダンよりのシンプルなイメージなので、ぱきっとしたグリーンが映えます。
もう10年超ずっとここに飾っている、わが家のシンボルみたいな存在。
廊下に飾っているのは、大好きな版画家さん、小井田由貴さんのもの。
実はこれ、小井田さんのカレンダーの12ヶ月分の版画をカットして、ぴったり合う額を探してはめ込んだもので、半分手作りなのです。(byオット)
小井田由貴さんの作品は以前から夫婦で大好きでした。イルムスで買ったカレンダーの12ヶ月の季節にちなんだ版画がとても素敵で、カレンダーを使い終わった後も飾りたいね、と話していたオットが、あれこれ探して切ってはめ込んで、、、と一枚の額に収めました。
うちに来たお客様によく、この絵、すてきね!と言われるナンバーワンです。
(そのたびオットはとてもうれしそう)
小井田由貴さんの作品は、洗練の中に温かみがある印象で、あまりに好きなので、実は一度オリジナルで絵をお願いしたこともありました。
お人柄も作品の通り素敵な方で、作品をみるたびに心があたたかーくなります。
洗面所に飾っているのは、むすこ作の紙版画。
小学校に入って最初に作った版画がこの紙の版画でした。
お友達とサッカーをしているところ、というようなタイトル。ら
先生の褒めコメントとしてよく聞かれる、『今にも絵から飛び出して動き出しそうにイキイキしていますね!』といったものとは別の種類の独特の躍動感がわたしのツボ。
絵から飛び出しそうなほどのパワフルさはないけど、スローでぬるっと動きそうな、なんともいえない躍動感はある、という感じがかわいくて、今も飾っています。
白と黒だけの版画って、シックでかっこいいなぁと思う。
玄関、入って正面に飾っているのはアルヴァアアルトのポスター。
アアルトのドローイングをポスターにしたもので、紙の端が破れていたり、シワになっているのももとからなのです。
わたしがこのポスターがとても好きで、下に置いたバタフライスツールとのバランスも相まってお気に入りの空間、
毎日出先から、仕事から、帰宅して最初に目にするたびに、ああ、やっぱり好き。と思える風景なのです。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
この記事へのコメント( 6 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
TB あき