おでかけ部

ふじようちえん見学会へ

  • ai

2018.08.21

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建築や子供たちの遊びが気になっていた
幼稚園の見学会へ行ってきました。

屋根を走り回って
建物全部で遊べる幼稚園です。

素敵なポイントを
書き出してみました。

 

▼屋根の上が遊び場


子供は円があると永遠とぐるぐると走り続ける。
この幼稚園の子供たちは朝から帰るまでに10~30周くらい走るらしい。
一周200メートル弱。すごいですね!

円になっていると行き止まりや隅っこが無い
常に向こう側が見えている安心感も知らずと与えて
人間関係も丸くなるそうです。

 

▼園庭に遊具がない


遊びを見つけるところから成長していく。
大人の当たり前が子供たちにとっては遊び場になる。
大人も子供も同じ目線で遊べる建築(空間)。

 

▼木登り

ケヤキの木は下からだと登りにくいけど
途中からだと登りやすい木だということを発見して
コアラのように一生懸命登る。

 

 

▼屋根の手摺

▼木の建具

▼雨樋から雨水が落ちてくる

・屋根の手摺

足を出せる幅、法規ギリギリの範囲で手摺を配置。
手摺から足を出して座ってぶらんぶらんと高い所を楽しむ。

 

・木の建具

木のフレームで子供でも簡単に開閉できる軽い素材で。
夏は大開口で解放感を味わい。
冬はすきま風が気になってきちっと閉める習慣が付く。

 

・屋根からの雨樋と雨水を受けるところ

降った雨を集めると
量は多いし勢いもある。
水が実感できる体験の場。

 

 

▼地面から生えた屋外水栓

自動水栓ではなく
どれくらいひねったら
水が丁度良く出てくるのか
調節することを知る。
受けがなく地面で跳ね返るので
出しっぱなしにせず止める。

 

 

▼天井までの間仕切りがない

▼照明は裸電球。ヒモで点灯・消灯する

・間仕切りのこと。

隣のクラスから聞こえてくる声
雑音の中で集中力を養うことが出来る。
家具も可変性のある動かせる箱型のもので
レイアウトは先生達にお任せ
先生も学び育って欲しい想いから。

 

・裸電球とヒモ。

リモコンでは分からない電気の仕組みを知り、消灯の習慣が身に付く。

 

 

 

▼オープンな職員室

園長先生は特等席で園庭が目の前で園児たちを最前で見守る存在
また楕円の内側の廊下を一周すれば
全ての教室に顔を出すことが出来る。

 

 

■まとめ
「懐かしい未来へ」
未来だけど、どこか懐かしい
新しいものしか知らない子供たちへ
古き良きものには日本らしさがつまっていて
そこから学んで欲しいことが沢山ある
それを持って未来へ進んでくれたらいいですよね。

そこら中に散りばめられた
遊ぶヒントたちがキラキラしてました。

子供たちや先生が使ってみて建築が生きてくる。

こんな素敵な幼稚園で育った子供たちの
これからも楽しみですね。

ai

32歳/夫・息子(4歳・0歳)/手作り部・料理部・美容部/好きなモノ…インテリア・建築・写真・旅行。人生一度きり。好奇心を大切に。笑顔で子育てしながら一緒に成長していきたいです。
Instagram:@ai030_sun3

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