この度の日本各地での災害の報に接し、
心よりお見舞い申し上げます。

先週の沖縄は台風の影響で暴風雨、
沖縄に住んでから経験したことのない様な大雨が続きました。
そんな中、関西での地震での混乱が私の実家では落ち着いたからと
先週母と母のお友達が沖縄に会いに来てくれました。
神戸からの飛行機が飛ぶかどうかわからない、
飛んだとしても目的地にいかずに別の空港へ到着する可能性が大きい、
というアナウンスがされた様です。
私の妹と姪も一緒に来る予定でしたが
まだ幼い姪を連れての飛行機の乗り継ぎは厳しいと判断し今回はキャンセルに。
沖縄でも様々な混乱がありました。

母とお友達は無事沖縄へ到着しましたが、滞在中はほぼ大雨。
そして週末を迎える前に関西へ戻りましたが、その時は関西が大雨。
復路も同じ様なアナウンスがあった中、
神戸へは無事到着しましたが、私鉄の運行が停止。
遠回りをしいつもよりかなり時間はかかりましたが、
幸い父に迎えに来てもらえたので帰宅ができたそうです。

しかし、その後ニュースで目にする日本各地の甚大な被害。
地震の時もそうでしたが、改めて自然の脅威を感じる日々です。
普段目にする美しい自然が一瞬にして人の手ではどうにもならない様な大変な状況になる、
こんなに頻繁にいくつもの災害が立て続けに起こる、胸が痛みます。

そしてちょうど今沖縄には大きな台風が接近中です。

大変な状況でつらい思いをされている方々が穏やかな日常を取り戻せる様に
そしてこれ以上の災害が起こらない様に祈るばかりです。

自然とどう共生していけばいいのか、何かできることはないかと考え、
被害のあった方々や遠く離れた家族と友人を想う日々。

先々週、首里城の近くで開催された
「サガリバナ鑑賞の夕べ」に出かけてきました。
琉球王朝時代から首里で大切にされてきたと花と伝えられています。

サガリバナはたった一夜だけ咲いて朝には散ってしまうという儚い花。
生まれて初めて見ることができました。
夜空に輝く花火の様な、とても美しく華やかな花でした。

今吹いている強風でサガリバナはどうなっているのかなと。

自然の恐ろしさも、儚さも、そして美しさも、この年齢になって特に感じます。

美しい自然、美しい緑や花が日本全体に戻り、
人々を楽しませてくれます様に。