こんにちは。088ひふみです。

すでに数週間前になってしまいましたが、表参道のＧＹＲＥで開催中の

落合陽一さんの個展へ行ってきました。

こちらです↓

https://bijutsutecho.com/news/13512/

テクノロジーとアートが融合

いま「時代の寵児」と言ってもいいメディアアーティスト、落合さん。

作品を拝見するのは初めて。

なんと入場無料、という太っ腹な（？）個展。

個展のタイトルからしてかっこいい……。

テーマは、「計算機自然」。

ＡＩなどの機械が繰り返し自然を学習することで、それが再現するものはいつしか自然そのものになる、という概念だそうです（私の理解が正しければ…）。

最先端のテクノロジーを駆使し、美しいもの、はかないものを日本的な美的感覚のもとに再現したもの。

さらに、人間の五感の不確かさや限界を、動物や虫の視点から描き出したもの。

…という風に、個人的には感じました。

どんな作品？

イルカの発する超音波の音（人間には聞こえない）を機械で再現し、水に反響させて波紋の形で可視化した作品や、

モルフォ蝶をごく薄い膜に超音波で投影し、まるで生きているかに見せる作品など。

２つとも、機械が反復運動をしながら、これらの音（波紋）や画を描き出しています。

少し未来都市のディストピアのような雰囲気もあり。

それぞれの作品にはご本人の解説文が添えられており、それを読むのも面白かったです！

行って、見て、体感してみないとなかなか良さが伝わらない個展なので、ぜひ行かれることをオススメします！

※6月28日までだそうです～