今日は一日雨が降り注いでいます。
風も弱く、まっすぐに上から下へと落ちる雨をみると、あぁ、梅雨だなぁ、と窓からのんびりと眺めています。
湿気。。。体調がなんだか優れないな、なんてことありませんか。
病院の先生にお話を伺ったのですが、湿度が高いと胃腸の動きが弱まるらしいです。
そこでおすすめしていただいたのがこちら↓(今回の投稿はシブイですよ〜!笑)
お灸です。
こちらは棒灸というもので、よく見る置き型ではなく、手で持ち、お肌に近づけて温めるというもの。
熱くなく、じんわりと温まるのです。
私は国内産の『irodori RINDO』を。無煙タイプで今日のように雨降りで窓を開けられない日も気兼ねなく使えます。
でも、さすがにこの棒を持ち続けるのは少し煩わしさを感じてしまうので、このような便利なものがありますよ。持ち手付きの器具です。
鐘型のところに上から棒灸をセットします。サイドに穴が開いているのでそこから煙が出ていきます。持ち手のおかげで自分では手の届きにくい場所なども安心して使えるのです。
足首や腕も露出が増えるファッションになっていくこれからの季節。
暑い暑いと思いながらも、体は思いの外、冷え冷えです。
あて布をして、温めたい箇所に当てるだけ。温まったら次の箇所へ。
じんわりじんわり。
個人的におすすめは、足首とみぞおち~おへそあたり。終わったころにはおなかが温まり、指先までほかほかしてます。
胃腸の動きが弱いときなどは施術中からおなかがコロコロきゅきゅきゅ~と動き始めた音が聞こえてきたり。
使用後はアルミホイルで包めば火が消えます。ホイルで巻くときやその後しばらくは暑いので気をつけてください。
この棒灸をおすすめしてくださった病院の先生といいますのは、実は動物病院の先生です。
3年前、今の土地に引っ越したのは、今と同じ梅雨時期でした。
新しい環境と気候の変化で(海と山に囲まれたこの土地はひとたび雨が降ると湿気がすごいのです!)体調を崩してしまった愛犬。
その時にかかった病院で教えていただいたのがこちらの棒灸でした。
自分で気軽にできて、しかも体に優しい。ほのかに香る百草の香りもまたどこか懐かしさを覚えます。
それ以来、思い立った時に使っているのがこの棒灸です。
もちろん!
今日も愛犬とともにじんわりと温まりました。今、わたしの手はいつも以上に温かく、そして彼女は夢の中へ。。。
梅雨はジメジメしていてなんとなく鬱陶しさを感じがちですが、雨にうたれた植物たちはそれはそれは蒼く美しいです。
雨を存分にうけたその葉から滴り落ちる水滴や、花びらの真ん中に集められた雨の瑞々しさ。
日本の季節の移ろいになくてはならない梅雨。
上手に付き合って、この季節ならではを楽しみたいものです。
リヨン
43歳 /夫/料理部/海と山のある町で温かな陽射しと穏やかな人たちに囲まれて日々ゆるやかに過ごしています。12年間共に幸せいっぱいで過ごした愛犬を想いながら大好きな四季折々の自然の風景を臨む時間と、その情景を切り取りアクセサリーに象ることが至福のときです。一瞬一瞬を大切にしながら出会うことに感謝の気持ちでLEE100人隊活動を楽しんでいきます。Instagram:@8anr_
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リヨン