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おでかけ部

<台北散歩#3 / 永康街・青田七六>

  • ORI

2018.05.13

  • 2

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無計画子連れ台湾の旅!

朝食の時間に気になる場所はないの?と主人に聞かれ、
答えたのは<青田街の青田七六>!

青田街は以前から気になっていた、お洒落な落ち着いた雰囲気のイメージ。
どこで情報を知ったのかは記憶にないのですが…
ではそこに行ってみようということに。

ちょっと調べてみると、やはりお洒落なエリアで有名のようで(調べるのが遅い)
ゆっくりその街を散策してみようと、一旦タクシーで東門駅へ。

駅前に鼎泰豊本店。こちらも大盛況。

通りを進むとすぐ永康街という街があり、
新しいカフェや雑貨屋さんが立ち並び、緑もあって確かにお洒落な雰囲気です。

長男、早速見つけました、公園…
どこへ行ってもやっぱり息子は公園。 日本人が多く、日本のよう。

沖縄の公園は今外国の観光客の方でいっぱいなのでなんだか不思議な感じです。
次男は抱っこで寝ていたので公園の時間が長引かず良かったです。

ちょっと路地を入ると閑静な住宅街だったり
また大きな通りに戻ると沢山お店が並んでいたり。

歩いて進んで行くと、家の間に大きな木が茂りさらに落ち着いた空間。
そんな空間に美しい日本家屋が見えました。青田七六。日本。
優しい雰囲気、時間の流れが急に穏やかになった様な。本当に美しい。

青田七六は、青田街七巷六号の住所からつけられたもので、
日本統治時代に建てられた日本家屋が現在はレストラン・カフェになっています。

このエリアはかつて日本の大学教授のグループが開発を行った地区で、
台北帝国大学の教授によって1931年に建築されたものだそうです。

店内に入ると日本の懐かしい雰囲気が広がり、
おじいちゃんおばあちゃんの家に行ったような。

靴下を履くようにお願いされ、履いていない人のために販売もされているのですが、
これは建物の床を保護するためだそう。

この邸宅のそれぞれの部屋がレストラン・カフェとして解放されています。
私たちはこちらで食事をさせていただきました。
メインのお料理、お米にお味噌汁、おかず。
とっても美味しい日本の味です。
日本語で対応してくださる店員さんもいらっしゃり、
子連れでも優しく、大満足の食事となりました。
台湾でこんな日本の味を頂けるとは思っていなかったのでほっとするひとときでした。

敷地内には美しい庭園と池、石の標本や誕生花が展示されています。
鯉が泳ぐ池の奥にライブラリーのような空間もあります。

日本と深く関わりのあるこの家屋、
台湾という土地で歴史的建造物としてとても大切に利用されている様子に
日本人としてとても嬉しく温かな気持ちになります。
そして素晴らしい日本の方が台湾で様々な貢献をされ、
台湾と日本を繋いでもらったことを思うと感謝の気持ちが膨らみます。

台湾と日本の歴史をもっともっと勉強しなければと思った一日でした。

台湾の旅 - まだつづく

ORI

37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8

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