本屋さんが好きなので、週に1.2度はぶらりと出かけ、立ち読み、座り読み。
行くと大抵一、二冊は買ってしまうので、本は増える一方です。
リビングにある本のクローゼットの中に、わたしの棚、というのがあって、その範囲の中ならば増えてもよし、としていますが、収まるはずもなく、寝室にある本のかご(寝る前に読む本を一時的に置くための)がぱんぱんになっている昨今。
読みたい本が、図書館で予約できそうならば借りて読むのが一番ですが、わたしが読みたい新しい本はみんなも読みたいもの。
待ち人数が367人、とか出ると、買うしかない。
30人、でも、福岡市内の図書館でたった一冊しかないなら、読めるのいつ?となり、買うしかない。
雑誌はなるべく控えるようにしていて、LEEと、あとはインテリア誌をときどき買うくらいですが、マメな人のように、お気に入りページをスクラップして、というのが全くできないわたしは、たまったらざばー、っと廃品回収に出すしかないのでした。
雑誌以外の本は、読み終わった後に手元に置くか、TSUTAYAに持って行ってもらうか、その作業をしないと、どんどん増える、本。
なのに、昨日も立ち寄った本屋さんで二冊。
「オトナのたしなみ」は、柴門ふみさんのエッセイ。
ちょうどわたし世代、アラフォーあたりに向けた楽しいお話がたくさん。
前に書評で見て、おもしろそうだな、と記憶していたのを昨日立ち読みしたが最後、ちらっとみたページで大笑い←立ち読み中に。
自分が一番輝いていた若かりし頃のファッションやメイクをついつい今も引きずってしまう、という話や、
1日に自分の姿を鏡で見るのは、朝の身支度の時間くらいで、1時間見たとして、残り23時間は自分の姿を見ないで過ごすから、気づきにくい、などなど。
自分はそんなことはないはず(特に、若かりし頃のメイクやファッション引きずる話など)という身勝手な自信を打ち崩されそうなお話がいくつもあって、自戒も込めて、笑いながら読めそうです。
もう一冊は有元葉子さんの、「レシピを見ないで作れるようになりましょう」。
料理本が好きで、家庭料理にはじまり、専門料理、各国料理、パンやお菓子などたくさんありますが、どうしてもまた欲しくなるのです。
思い起こせば、高校生くらいから買っていましたっけ。
作るより、まず眺めて幸せ、という感じで、もはやレシピ本としてだけでなく、写真集を見るような感覚もあったりして、一冊で2倍3倍楽しめるのです。
仕事柄、料理のレシピをよく作るわたしなのですが、この本のタイトル通り、普段のうちのごはんは、レシピを見ないでささっとあるもので作るのがいいな、と感じます。
この本は正確にはレシピ本ではなく、料理についてのエッセイ?指南書?みたいな内容で、とても楽しい。
ヒントをいくつもいただけて、アレンジは自在に楽しめる、そんな料理の本です。
近所のパン屋さんで買ったタルティーヌをかじりながら、読書とします。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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TB あき