不器用な母と、デザイン好きなムスメ
私をよく知る人には有名な話なのですが、私はびっくりするほど不器用です。多分せっかちなのと、大雑把な性格のせい…
小学生の時、家庭科の授業で刺繍入りエプロンを作ったことがありました。
自分ではなかなかの出来だと思い、自信満々で家に持ち帰ったのですが、あまりの無惨な仕上がりに、母と姉が唖然。
今でも我が家の伝説として語り継がれています。
頭の中では素敵な完成図があるのに、手を動かした瞬間に何かが大きく道を外れていくタイプ。
そんな母を持ちながら、ムスメはクラフトやデザインが大好き。
そして、我が家のオットは、なかなか器用。
ミシン使いも私よりずっと上手で、娘のちょっとした縫い物は、いつの間にかすべて夫の仕事となりました。
わが家にやってきたCricut
そんなわが家に数年前やってきたのが、Cricut(クリカット)という家庭用のカッティングマシン。

紙やビニール、布、革などを、設定に合わせてきれいにカットしてくれる道具です。
数年前、シール作りにハマっていたムスメが、
「自分で好きなものをシールにしたい!」
と言い始めたことをきっかけに、クリスマスプレゼントとして義父にお願いしたのが始まりでした。
画面の中で作ったデザインが、ステッカーになったり、カードになったり、Tシャツになったりする。
デザイン好きのムスメにとっては、頭の中にあるイメージを実際の形にできる、とてもわくわくする道具だったようです。
手先は不器用だけれど、仕上がりはちょっとプロっぽくしたい。
そんなわがままな私にもぴったり。
……と言いたいところですが、主に使いこなしているのはオットです。
私は横で、
「すごいね」
「かわいいね」
「それ売れるんじゃない?」
と言う係です。
でも、その係もなかなか悪くありません。
ステッカー、ラベル、Tシャツまで
Cricutでできることは、思っていた以上にたくさんあります。
たとえば、オリジナルのステッカー作り、収納用ラベル作り、Tシャツのアイロン転写、カード作成、レザー小物作りなど。
わが家で最初にムスメがハマったのは、やはりオリジナルステッカー作りでした。
自分のパソコンやタブレットに貼る名前入りのステッカーを作ったり、好きなモチーフをシールにしたり。
自分の部屋のベッドの柱にも、楽しそうにステッカーを貼っていました。

オットは、細々とした小物整理のラベリングにも活用。

こういうラベルがあるだけで、収納が少し整って見えるのが不思議です。
中身がきれいに片づいているかどうかは、また別のお話ですが。
Tシャツのアイロン転写も、これまでにいくつか作ってきました。
自分でデザインしたものが、実際に着られるものになるというのは、子どもにとっても大人にとっても、なかなか楽しい体験です。
さらに、レザーをカットして、ケーブルをまとめる小物を作ったオット。

金具をつけると、なかなか本格的な仕上がりに。

「これ、買ったものみたいじゃない?」と思えるものが家で作れるのは、やはり楽しいものです。
北米暮らしにうれしい、手作りカード
私が特にうれしいのは、カード作りです。
北米はカード文化。
クリスマスやお誕生日だけでなく、退院した時、誰かを励ましたい時、お礼を伝えたい時など、日常の中でカードを贈る場面がたくさんあります。

そんな時に、人とは少し違う、オリジナルのカードを作れるのはとても便利。
市販のカードも素敵ですが、自分たちらしいデザインや、相手の好みに合わせたカードを作れるのは、Cricutならではの楽しさです。

今年の母の日は、わたしが好きな紫陽花をモチーフにしてくれました。
デジタルのメッセージももちろん嬉しいですが、手書きで書かれたカードには、やはり特別な温かさがありますよね♡
誕生日や母の日の前になると、ムスメとオットがこそこそとベースメントで作業してくれることも。
「何してるの?」と聞いても、
「別に」
「来ないで」
という、明らかに何か作っています、という空気。
そういう時間も含めて、母としては嬉しいものです。
小さなクラフト工房のような場所
先日、ムスメの友人のお誕生日カードを作った時も、最後の仕上げは器用なオットの出番。

デザインを決めて、素材を選んで、Cricutでカットして、細かい部分を整えていく。

私は横で見ながら、ひたすら感心していました。
文字の部分は、ペンをセットすれば、描いてくれます。


オットの部屋の一角には、Cricutのマシンと、Cricut用の画用紙、ステッカー用の素材、ペン類などが整理されています。

こういう道具が並んでいるだけで、なんだか小さなクラフト工房のよう。

いつの間に、こんなに色々と集めたのか…。
どんな素材にするか。
どんな色を合わせるか。
どの大きさにしたらかわいいか。
誰に渡すものなのか。
そういうことを考えながら作る時間が、私たち家族にとって小さなデザイン時間になっているのだなと感じます。
手作りが、少し身近になる道具
Cricutがわが家に来てから、手作りのハードルが少し下がりました。
もちろん、すべてがボタンひとつで完璧にできるわけではありません。
素材を選んだり、デザインを調整したり、細かいパーツを扱ったりと、それなりに手間はかかります。

でも、その手間も含めて楽しい。
そして、不器用な私のように「作りたい気持ちはあるけれど、仕上がりに自信がない」というタイプにとっては、とても心強い味方です。
カードも、ステッカーも、ラベルも、ちょっとした小物も。
暮らしの中に小さなオリジナルを加えてくれるCricut。
わが家ではこれからも、ムスメとオットのクラフト時間を支える大切な相棒になりそうです。
私はこれからも、横で見守りながら、
「かわいいね」
「上手だね」
「それ、売れるんじゃない?」
と言う係を、全力で務めたいと思います。
ではでは、また♪
016 - Umi
教育系 / カナダ / LEE100人隊
48歳/夫(ポーランド人)・娘(12歳)/手づくり部・料理部・美容部/気づけば、カナダ暮らしも20年。3年目のLEEラストイヤーは、心豊かに、彩りゆたかに。旅やネイル、ワークアウト、発酵生活やおいしいものを通して、海外にいても心の余白を大切に。「丁寧に」、そして「笑顔で」。少しの冒険心とユーモアを添えて、多面的に進化していけたらと思います。読む人の心に、ぽっと灯りがともるような瞬間を届けられますように。パーソナルカラー:イエベ秋 顔タイプ:エレガント 骨格:ナチュラル。
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