松崎のり子

年末にむけて知っておくと役立つ金券ショップ活用術

/物入りの年末に頼りになるのが金券ショップ。上手に利用すれば家計の節約に役立つのです。

これからの時期に必ず買うものといえば年賀はがき。金券ショップでは定価より4~5円安い価格で売られることが多いのです。ただし、10枚・100枚単位での販売になるので、まとめ買い向き。2016年の年賀はがきの発売は11月1日なので、それ以降にショップを覗いてみて。

年末に飛行機を使った帰省や旅行を予定しているなら、航空会社の株主優待割引券を買っておきましょう。この割引を使えば、最大で普通運賃の半額で利用することができます。帰省シーズンでも割引が使えるため人気があり、早目の購入がベターです。ただし、年末年始は株主優待で予約できる席数に制限がかかるので、入手したらすぐに便の確保を。

また、これからの時期に役立つ金券の一つが全国百貨店共通商品券。1000円券がショップでの売価で990円程度とあまり安くはなっていませんが、デパ地下での買い物や酒類にも使えるので、普段よりちょっといいお肉やお刺身を買ったり、帰省の手土産やお年賀の品を買う時に便利です。

値段が動く仕組みを知って、安いタイミングで買う

そもそも金券ショップとは、売りたい人から金券を仕入れて販売するという仕組み。欲しいものが必ず店頭にあるわけではありません。しかも、需要に応じて金券の価格は変動。先の株主優待割引券は、使いたい人がどっと増える時期には価格が上がってきますし、使用期限のあるチケット類なら、原則として残り期間が短くなれば安くなります。

また、ショップの立地によっても価格が左右されます。近隣に何件ものショップがある場合はショップ間で価格競争が起こるので、数軒回って価格を比べて見たほうがいいでしょう。逆に立地のせいでチケットが高くなることも。自分の体験ですが、上野の美術展に行こうと思って、上野駅周辺の金券ショップで入場券を買おうとしたら、あまり安くないのです。その前に立ちよった渋谷の金券ショップよりも100円高くてショックを受けました。つまり、美術館近くまで来た客にとっては、もうここで買うしか選択肢がないので、店も強気の商売ができるのです。よく高速インター入り口から遠い立地のスタンドと、すぐ近くのスタンドのガソリン価格を比べると、インターに近づくほど高くなるという理屈と同じですね。

先に「期限があるチケット類なら残り期間が短くなれば安くなる」と言いましたが、人気の美術展だと意外にその原則が当たりません。逆にお客が終了間際まで押し寄せるので、価格が下がらないのです。「3時間待ち」と言われるような美術展の場合は、余裕がある時期に買うほうがいいでしょう。

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Writer Profile

松崎のり子

消費経済ジャーナリスト

Noriko Matsuzaki

消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材した経験から、貯蓄や節約のアドバイスを行う。

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