佐々木はる菜

親子で書道を体験!古民家書塾で学んだ「子どもにとって大切な力」とは?

古典の暗誦「花紅検定」、ワークショップ…様々な方法で子どもたちと向き合い、書の楽しさを伝えたい

レッスンの最後、お道具をしまった一人の女の子がノートを片手に先生のもとへ。そして、「枕草子」の一節を暗誦していました。

「清少納言さんは、いつの時間がいいって言ってる?」

古典の暗誦は、楽しみながら日本の文化に親しみ、その中で子どもたちの創造性を伸ばしていきたいと始められたそうで、小さい頃から古典を通じ、日常の中の四季折々の変化に意識を向けるなんて、とても素敵で貴重な時間だなと感じました。

みんなでその時期の「“をかし”=今で言う“いいね!”」を絵で表現する、なんて試みも。力作ぞろいとのことで、全部見てみたい!

自分自身とも他者とも、しっかり向き合える力が自然とついていく

私が今回お話を伺い最も心に残ったのが、「書は、自分自身と他者、両方と向き合う道だ」ということ。

「書道の基礎は、古典作品を真似て書く「臨書」です。臨書のお手本となる文字は、古いものだと紀元前後に、誰かが、誰かのため何かのために書き、その形が美しかったから、ずっと大切にされてきたもの。昔に生きた誰かが書いた、そんな伝統のある「他者」を横に置き、そこに自分を重ねて行きながら、世の中にたったひとつだけの文字を生み出す作業が「書道」で、小さな部屋にいながらにして、時空を超えて自分を遠くに連れて行ってくれます。

そうやって自分と他者と向き合う中で、少しずつ「自分ってなんだろう?」ということに気づき、『今を生きる自分』をまるごと受け入れられるようになっていくんじゃないかなと思っています。」

大人だけではなく、子どもたちも様々なストレスを抱える現代。
教養としてはもちろんですが、心を整え、「自分とも他人ともしっかりと向き合える力」を身につけるためにも、子どもたちが書に親しんでくれたらいいなと改めて感じた1日でした。

海外の方にも書を教えられるなど、これからも多方面での活躍が楽しみな寧月さん。私もまた、書を学びに伺いたいと思っています。どのメニューもおいしく、雰囲気抜群の古民家カフェ蓮月もおすすめです♪

書デザイナー 寧月 | 寧月 Official Website
大田区池上の古民家カフェ 蓮月

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Writer Profile

佐々木はる菜

ライター

Halna Sasaki

1983年、東京都生まれ。会社勤めを経て結婚・出産を機にライターへ。国内外のトレンド、暮らしや子育てについてのコラム執筆のほか、企業サイトのコンテンツ作成などにも携わり、女性のキャリア・多様な働き方についての発信も目指す。夫・7歳息子&4歳娘の4人家族。

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