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佐々木はる菜

バレンタインにも♪ 「子どもと身近な素材でラッピング」が楽しいワークショップ体験

  • 佐々木はる菜

2018.01.30

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今回参加したワークショップで子どもが作ったラッピング

バレンタインのある2月は、贈り物をしあう機会が増える時期。
何をあげるかはもちろん大切ですが、
プレゼントの印象を大きく左右するのが「ラッピング」。
いただいた贈り物が素敵に包まれていると、嬉しさが倍増しますよね。

私自身、子どものお友達へのプレゼントやママ友に渡す帰省先のおみやげなど、
何かちょっとしたものをあげる際、簡単にラッピングをすることが好きなものの、
自分でやるといつも同じパターンになってしまいがち…
そこで、以前から気になっていたラッピングコーディネーターさんのワークショップに、
5歳息子と参加してきました。

身近な素材がおしゃれに変身!おうちにあるもので気軽にラッピング

今回ラッピングを教えていただいた「さおり先生」は、
ラッピングコーディネーターと学校司書という2つの肩書を活かして
「子どもの本とラッピング AMERY」を主宰、
子ども・親子向けのワークショップの他、本の贈り物のセレクトなどもされています。

こちらのお写真は、紙コップとマステを使って子どもたちと作られたという作品。
おうちにあるものや、スーパー・100円ショップなどで手軽に買えるような、
簡単にそろえられるものを活用して、
素敵でオリジナリティのある作品を産み出されているところに惹かれていました。

5歳の男の子でもできる!簡単でかわいいバレンタイン向けラッピング

ワークショップは、渋谷にあるおしゃれな本屋さん併設のカフェにて

たくさんの材料を前にワクワク♪

今回教えていただいたのは、バレンタイン向けのラッピング2つ。

円錐形の作品は、
まず、ギザギザのハサミで扇形に切った画用紙に両面テープをつけ、
折り紙で扇子を折る要領で不織布を少しずつ折りながら貼っていきます。
表に返し、好きなシールをペタペタ。

それをくるっとまるめて貼り、円錐形に。
中にお菓子を入れて好きな色のリボンで結べば完成です!

ハート型の作品は、2種類の紙を組み合わせています。
それぞれの紙を2つ折りにして、下の写真のような形にカット。

上部のカーブが始まるあたりまで、3〜4つ切り込みを入れ…

それを互い違いに組み合わせます。

同じく画用紙を切って作った持ち手をつければ完成!

1回目に作った赤い方の切り込みは3つ。2回目のピンクは切り込みを4つに増やし、より細かい模様に。本人は、出来栄えに大満足の様子。

「プレゼントをあげることは楽しい!」と感じてほしい

もともとは「豪華なラッピングを作ることが多かった」というさおりさんが、
現在のように身近な素材を活かすスタイルに変化していったきっかけは、
ご自身のワークショップで出会った、
様々な子どもたちの姿や親子の関わりを目の当たりにしたことだったといいます。

「大人だけで作れば簡単なことも、子ども主体で進めると時間がかかります。
でもその「親子で一緒にラッピングをする時間そのもの」を
楽しんでいる姿を見た時に、もっとたくさんそういう機会を作りたいと感じ、
気軽に使える素材を選ぶようになりました」

例えば、今回習ったハート型のラッピングに使った楽譜の模様の包装紙。
実は本物の楽譜をコピーして作ったものだと伺いびっくり!
他にも、花柄の布をカラーコピーしたり、
ベールのような色とりどりの不織布は、可愛い柄の紙ナフキンで代用したり…

おうちにある布や服をカラーコピーするだけで、様々な柄の包装紙が完成!

100円ショップなどを上手に利用しながらも、
なんでもすぐ購入してしまうのではなく、
ちょっとした工夫やひと手間を加えるアイディアがとても印象的で、
そういった姿勢が、作品のオリジナリティにも繋がっているのだなと感じました。

「贈る相手のことを考えながら
プレゼントや包装紙を選ぶ時間は、とても幸せなもの。
ラッピングの楽しさを通して、
「プレゼントをあげることって楽しい!」
ということを伝えて行けらたと思っています」



ラッピングとは「相手を想う心」なのかも?

後日、仲良しのお友達のおうちへ遊びに行く前の晩、
おみやげの小さなお菓子を入れるための袋を画用紙で作りだした息子。
それならばと、紙ナフキンを使って先生に習った包み方も一緒に実践し渡したところ、
お友達もお母さんもとっても喜んでくださり、息子も非常にうれしそうにしていました。

家にあったナフキンをカラー輪ゴムで留めただけのカンタンなものですが、立体感があると可愛い♥

ワークショップの参加者はやはり「9割が女の子」ということでしたが、
工作好きの息子はとても楽しめた様子。
贈る相手について想いを馳せるということ、彼の心に残ってくれるといいなと思いました。

大切な相手のことを考えながらラッピングをする時間は、それ自体が楽しいもの。
もうすぐ迎えるバレンタイン。おうちにあるものを使って、
ギフトにちょっとひと手間、加えてみてはいかがでしょうか?

今回ワークショップを体験させていただいたのは
【子どもの本とラッピング AMERY(アメリー)】

佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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