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松崎のり子

貯めっぱなしにしてない? 共通ポイントで家計費がらくらく浮く

  • 松崎のり子

2016.10.20

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IMG_2875Tポイント、Ponta、楽天スーパーポイント。ほとんどの人は、このどれかを貯めているのでは? さらに、dポイント、WAON POINTが加わり、現在5つの共通ポイントがあります。この共通ポイント、貯めるのはできても、上手に使えているでしょうか? ポイントは使ってこそ、家計の助けになるのです。上手に使うためのキーワードは、「カード&アプリ」と「利用者登録」。カードというのは、Tカードなどのプラスチックカード。たとえば楽天スーパーポイントを貯めていても、「楽天ポイントカード」という現物のカードは持っていない人もいるのでは? NTTドコモの利用で貯まるdポイントにもカードがありますが、まだまだ持っている人は少ないようです。ネット通販をよく利用する人が、Yahoo!ショッピングで貯めたTポイントを、あるいは楽天市場などで貯めた楽天スーパーポイントを現実の店舗で使うには、カードを介する必要があります。どこで手に入れるの?という人は、スマホアプリを利用しましょう(Tポイントにはカードと同じ機能のアプリはまだありません)。カードやアプリを入手し、公式サイトで利用者IDなどを登録すると、ネットで貯めたポイントを現実の店舗で、また現実の店舗で貯めたアプリをネットショッピングで、使うことができるようになります。今さらという話ではありますが、意外にこの利用登録という作業をしていない人が多いのです。お店でカードを提示して貯めたものはお店で、ネットで貯めたものはネットでしか使っていないという人は多いのでは?

おやつにアルコールまで気軽に買える

共通ポイントは提携しているコンビニやファストフード、ファミレスなどで使うことができます。上手に使えば、おやつや外食費を浮かせることができるのです。私自身はワインを買うために、コンビニで共通ポイントを使います。スーパーや酒屋さんで使える共通ポイントは少ないので、お酒好きな家庭にとっては意外と助かる使い道ではないでしょうか? とくに、ドコモユーザーの人は毎月の利用額に応じてどんどんdポイントが貯まっているので、しっかり使わないともったいない! dポイントカードはドコモショップでも手に入りますが、アプリでの登録もできるので、ぜひ手続きしましょう。

松崎のり子 Noriko Matsuzaki

消費経済ジャーナリスト

消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。

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