FOOD

高見澤恵美

LEE10月号「コーヒー屋さん」特集を片手に、カフェめぐり

  • 高見澤恵美

2017.10.04

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現在発売中のLEE10月号に掲載されている「全国のLEE100人隊が厳選!私のとっておきコーヒー屋さん」特集、ご覧いただけましたか?

こちらの特集は、LEE100人隊のオール口コミ企画。

私も担当ライターとして参加させてもらったのですが、

おいしいもの&おしゃれセンサーの感度抜群! である100人隊の皆さんが推薦するコーヒー屋さんは本当に素敵なお店ばかりで、店を絞り込むのが本当に大変でした。

今回は、こちらの「コーヒー屋さん」特集を片手にお店に足を運んでみるススメを(実践者は私)。

実際に足を運んだ3軒をご紹介します。

■「グリッチコーヒー&ロースターズ」(東京・神保町)

(LEE100人隊No.008なもさん推薦・LEEwebご紹介ページはこちら

なもさんが「外観から外国みたいな雰囲気でおしゃれ」と評するこのお店。編集部のある職場が神保町故、毎日足を運んでいるエリア。海外のようなしゃれた空間などいずこに……? と半信半疑だったのですが、実際に足を運んでみると……。

本当に「そこだけ海外」で、強い衝撃を受けました。

ただ撮るだけでこんなにおしゃれ……。

こちらのコーヒーは基本、浅煎り。店長によると、海外のコーヒー好きの間では、産地の特徴をごまかしなく、きちんと味わえる浅煎りが人気なのだそう。

「グリッチコーヒー&ロースターズ」は、農園に直接豆の買い付けに行くなど、こだわったコーヒーが飲めるお店として海外でも有名で、外国からの旅行者も多く訪れているのだとか(伺った時間帯がたまたまそうだったのかもしれませんが、他のお客様は海外の方が9割で、ここ数年ご無沙汰している海外旅行気分を味わうことができました……)。

この日は運よく焙煎した豆の品質や味のチェックを行う「カッピング」を体験させてもらえました。

豆の入ったカップにお湯を入れて、香りや味などをチェックします。
札には、産地などのほかに「ドライトマト、オリーブ、ブラッドオレンジ」などと、書かれているのですが、これらはお店の人が感じた味わいを記したもの。
実際口に含むと、実際にその通りの味がしてびっくり。

(個人的にはオリーブの果実味あふれる一杯がお気に入りでした)

今回、試飲したコーヒーはどれもフルーティーで、ワインを飲んだ後のような後味。

コーヒーはどちらかといえば苦手という人も、こちらのコーヒーの味を知ったらコーヒー党になるかも、そう思うほどに新鮮な味わいでした。

■COFFEEHOUSE NISHIYA(東京・渋谷)

(LEE100人隊No.008なもさん推薦・LEEwebご紹介ページはこちら

次は渋谷のコーヒー屋さんへ。

本誌では、コーヒー及び100人隊のおすすめメニューを中心に取材をさせていただきましたが、

店長さんが「ニシヤの絶対的メニュー、プレミアムプリンは必食」とおっしゃっていたので、食べてみました。

なめらか系ではなく硬さがあり、最後の一口までしっかり立つ存在感あるプリン。お酒を使ったカラメルとクリームが大人の風味。他では出会えない味わいはまさに「必食」です。

また、バリスタ修行中の方が、ニシヤのコーヒーを飲みたいと東京を訪ね、店長にアドバイスをもらうシーンにも遭遇。若人憧れの店、すてきです。

この日は3歳の息子と一緒だったので、他のお客様のご迷惑にならないかとビクビクしながらの来店となりましたが、騒がずにゆったりとした時間を堪能できました。
店員さんたちは子供に紙ナプキンを多めに出してくださったり、「お子さん用のレモネードは、炭酸ではなく水で作りましょうか?」などと気遣いもいただき……感動でした。

このあたり(渋谷区東)は渋谷エリアの中でも落ち着いた穴場的な場所。

近くに神社がいくつもあり、聖域のような雰囲気が味わえます。

志賀直哉が戦後住んでいたという常盤松にもほど近く、コーヒーとともに、パワースポット、文学散策も楽しめそうです。

広尾や恵比寿などが散策のコース内でもあるので、普段とは違ったルートで渋谷界隈を歩いてみるのはいかがでしょうか。

■森彦(北海道・札幌)

(LEE100人隊TB mizukingさん推薦・LEEwebご紹介ページはこちら

ラストは北海道の「森彦」。2階建ての木造古民家を改装したカフェです。

この外観! 脳内BGMはジブリ系。3歳息子はEテレのお気に入り「ふるカフェ系 ハルさんの休日」の主題歌「なんとなくなんとなく」を歌いながら「ふるカフェだよ!」と喜んでいました。

mizukingさんのイチオシ、「フレンチマンデリン」は、深いコクがあり、コーヒー好きの家族も感動している様子でした。

一緒にいただいたガトーフロマージュも、しっとりしているのにまったくくどさを感じない味で、コーヒーとの相性抜群。

急な階段をギッシギシいわせながら2階へ。

「ボーンボーン」と鳴る古時計や黒電話があるノスタルジックな店内は、スマホのようなデジタルではなく、紙が似合う空間。一日中のんびりと読書に耽りたい……そんな気持ちにさせられました。

掲載店数は22軒。LEE10月号を片手に、ちょくちょくコーヒー屋めぐりをしてみようと思っています。

*LEE10月号は10月6日まで発売していますので、まだお持ちでない方はゲットしていただけるとうれしいです。

現在、LEEweb内でも公開中ですので、ぜひご覧ください。

「全国のLEE100人隊が厳選!私のとっておきコーヒー屋さん」はこちら

高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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