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藤本こずみ

幸運を手に入れる秘訣は、1日1日を大切に過ごすこと――。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2018』著者インタビュー

  • 藤本こずみ

2017.10.03

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昨年出版され、10万部の大ヒットとなった書籍の2018年版、『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2018』が、10月5日に発売!

著者の水晶玉子先生に、この本の活用法から幸運を手に入れる秘訣まで、じっくりお話を聞きました。

 

オリエンタル占星術とは?

 

東洋・西洋の枠を超えて数々の占術を研究してこられた、水晶玉子先生。

1998年に雑誌『FRaU』で発表したオリエンタル占星術が人気を集め、昨年は初めての年間本も大反響を呼びました。

 

「オリエンタル占星術は、東洋のホロスコープ占い。西洋占星術が太陽の動きを中心に見る占いなのに対して、オリエンタル占星術は月の動きを中心に見る占いです。個人の運勢も、産まれた時の月の位置によって27に分類された“本命宿”ごとに見ていきます。私はよく『どの占いを一番信じているんですか?』と聞かれるんですが、知りたいことに合わせていろいろな占いを使い分けているんですよ。例えば、性格分析や長期的な運勢を知るために活用しやすいのは、西洋占星術。そして、もっとピンポイントな運勢、特に日運を知るためにずっと頼りにしてきたのが、オリエンタル占星術なんです」

 

この本では、27宿別に基本性格や2018年の運勢が分かりやすく紹介されています。

中でも圧巻なのは、日運が分かるカレンダー!

なんと365日分の運気と開運メッセージをチェックすることができ、昨年も「当たる!」「役立つ!」と大評判に。

「年間本を作るにあたって、『せっかくだからこれまでになかった試みを』と、毎日アドバイスを読んでいただけるように工夫しました。日運は基本的に、安心安全に過ごしやすい運気の“安”、心身ともにトーンダウンしがちな運気の“衰”、などのキーワードで表しています。これらを例えば、“安”の日ならやりたいことややるべきことをテキパキ進める、“衰”の日ならなるべく無理をしないで過ごす、など、予定を立てる時のヒントにしていただければ。ちょっとしたことをするのに、今日か明日か迷ったら参考にする、というくらいでも十分だと思うんです。月に一度は、思うようにいかない“魔のウィーク”という7日間も巡ってきますが、怖がらなくても大丈夫。この時期は、バリバリ積極的に動こうとせず、ゆるく受け身で過ごすといいですよ。重要な決断や約束は、なるべく“魔のウィーク”を避けて、その前後に。――こんな風に毎日の運気を少し意識するだけで、平凡に流れていく時間にもメリハリがつくのではないでしょうか」

もう1つ、オリエンタル占星術で注目されているのが、27宿×27宿の相性。

2018年版では、相性の傾向と対策が詳しく解説されています。

「昨年、たくさんの方からお問い合わせをいただいたため、今年は0歳から100歳までの方の“本命宿”を調べられる表をつけました。ぜひこれを使って、ご家族やお友達との相性をチェックしてみてください。来年産まれる赤ちゃんや、おじい様おばあ様との関係を知ることもできますよ。パートナーや同僚やママ友など、身近な方に関しては、あわせて日運を見るのもオススメ。ケンカなどのトラブルが起こりやすいのは、やっぱり自分か相手のどちらかが“魔のウィーク”の時期なんです。さらに、すぐに修復しようとして“魔のウィーク”中にアクションを起こすと、余計にこじれることも。かえって“魔のウィーク”が過ぎるのを待ってから向き合ったほうが落ち着くことが多い……というのは、私自身の経験談でもあります(笑)。自分の運気はよくても、相手の運気は悪い時期もある。それが分かれば、きっと寛容になれるはず。親しい人の運気を知ろうとすることも、1つの思いやりだと思うんですよね」

 

 2018年をハッピーに過ごすために

 

水晶玉子先生の知識と愛情がぎゅっと詰まった、この1冊。

2018年をハッピーに過ごすためのお守りのような存在になりそうです!

最後に、LEE読者のみなさんに向けてメッセージをいただきました。

「この本が完成して、改めて、誰にとっても毎日が“特別な日”なんだということを実感しています。運気には波があり、いつも絶好調だということもなければ、ずっとどん底だということもありません。進む日もあれば立ち止まる日もあり、時には戻る日もあるかもしれませんが、そのすべてに意味があるもの。幸せな人ほど変化を恐れがちだけれど、時の流れに乗って“変わること”も大切です。単純に運気がいいから嬉しい、悪いから怖い、で終わらせるのではなく、いい時はその状態を続けるためにどうすればいいかを考える。悪い時は“ピンチはチャンス”ととらえて、これからどう変わっていくべきかを考える。――そうすれば、よりよい毎日を自分で作っていくことができるでしょう? 占いは、そのお手伝いをするものだと思うんです。2018年、どうか1日1日を大切に過ごして、幸運を手に入れてくださいね」

 

『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2018』

水晶玉子・著 ¥1512 集英社 10月5日発売

http://hpplus.jp/sp/clip/2226802/

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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