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藤本こずみ

「整理収納からもったいないゴミを減らす ufufu Osaka」が古着交換イベントを開催!

  • 藤本こずみ

2017.08.15

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以前、この「暮らしのヒント」で子育て世代の整理収納術について教えてくださった、整理収納コンサルタントの尾山敬子さん。

 

その尾山さんが、今年から新たな団体を立ち上げ、活動を行っているという情報をキャッチして、改めて取材をさせていただきました。

 

整理収納で心地いい暮らしとゴミの少ない環境を

 

 

尾山さんは、2007年に「整理収納サロン スペースセラピーマイリズム」を設立。

以来10年間、数多くのお宅で整理収納のアドバイスを行う中で芽生えた意識から、2017年4月に「整理収納からもったいないゴミを減らす ufufu Osaka」を立ち上げ、活動をスタートさせたそう。

 

尾山さん「整理収納を行う上では、お客様と一緒に“これからの暮らしに必要なモノ”を考えていきますが、それと同時に“これからの暮らしには不要なモノ”を手放すことも必要になります。現場では、家が整う一方で、大量のゴミが出ることも。そんな実情を複雑な思いで見るうちに、“もったいないゴミを減らせる整理収納のスキル”を伝えられたらと感じるようになったんです」

 

そのスキルについて、具体的にうかがうと――。

 

尾山さん「まず大切なのは、“自分に合ったモノとのつき合い方”を考えること。例えばバスタオルひとつにしても、色、サイズ、値段、枚数……どんなものがどれくらい必要なのかを見直してみましょう。また、使わなくなった子どものおもちゃや絵本を喜んでもらえる場所について調べるなど、“いらなくなったモノを循環させる道”を知ることも重要です。そんな風にモノの“入口”と“出口”をコントロールできれば、心地いい暮らしも手に入り、結果的にゴミの減少にもつながるはず!」

 

現在、こちらの団体では、代表の尾山さんら整理収納のプロたちが中心となって、情報発信やイベント開催などの活動を展開中。

 

尾山さん「最近は“整理収納=捨てること”と捉えられることも多いですが、モノを捨てて自分の家だけをキレイにしておしまい、というのはちょっと無責任ですよね。楽しみながら整理収納をして、モノも人も家も家族も地球も、みんなが笑顔になれることを目指して活動していきたいと思っています」

「ufufu xChange(エクスチェンジ)」で古着を循環

 

今回、「整理収納からもったいないゴミを減らす ufufu Osaka」が、初めてのイベントを開催!

9月9日に「ufufu xChange(エクスチェンジ)」という古着の交換会を行うことに。

参加方法・基本ルールは――。

 

1 手放す衣類1点以上を持ち寄り、参加費(今回は200円)を支払う。

2“エピソードタグ”に、衣類にまつわる思い出や新しい持ち主へのメッセージを書く。

3 持ってきた衣類をディスプレイする。

4“エピソードタグ”を読んで持ち帰るモノを選び、決まったら元の持ち主への“サンクスメッセージ”を書く。

 

持ち寄った衣類の“エピソードタグ”を書くことで、モノと向き合うことができ、持ち帰る衣類に“サンクスメッセージ”を返すことで、新旧の持ち主の思いを交わすことができるという仕組み。

参加費は開催のための運営費に充てられ、残った衣類はリユース・リサイクルしてもらえる団体に適切に寄付・譲渡されるのだとか。

モノを大切にする気持ちがシェアできて、環境に優しい取り組みにも参加できる、とても素敵なイベントですよね。

 

ご興味のある方は、以下のHPで詳細をチェック!

ご都合のつく方は、ぜひイベントにも足を運んでみてください。

 

 

整理収納サロン スペースセラピーマイリズム

http://www.my-rhythm.net

 

整理収納からもったいないゴミを減らす ufufu Osaka

https://ufufuosaka.jimdo.com

 

ufufu xChange

9月9日(土)11:00~16:00

gallery&shop itoknit

大阪府大阪市北区天満1-18-10ハイネス天満橋1F

にて開催予定。参加費は1人200円。

 

写真提供:整理収納サロン スペースセラピーマイリズム

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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