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藤本こずみ

息子の手足口病が私にも!一週間の七転八倒記・反省と対策

  • 藤本こずみ

2017.08.08

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今年も大流行の手足口病。

つい先日、我が家でも息子が感染。

それが私にもうつり、大騒動になってしまいました……。

 

息子の看病中&自分の発熱中は、「この症状はいつまで続く?」「次はどんな症状が出る?」「完治するまで何日かかる?」と不安になって、情報を検索。

それを励みに乗り切ったので、我が家の記録も残しておきたいと思います。

 

息子の症状が一段落するまでは3日間

 

●息子発症1日目

 

魔の1週間は、何の前触れもなく始まりました。

この日、ちょうど2歳半になった息子。

約束していたアニメ映画を見に行ってご機嫌だったのに……帰ってきたらなんだか熱い?

夕方からみるみる熱が上がり、夜には39.5度に!

慌てて救急病院に連れて行く。

診察中、息子が私の膝の上で派手に嘔吐(イヤな予感……)。

熱と吐き気を抑える座薬を処方されました。

 

●息子発症2日目

 

救急病院の指示通り、朝から小児科へ。

ここで、足の甲の小さな発疹を指摘され、手足口病の可能性があることを告げられる。

特効薬はないので、とにかく水分補給をするようにとのこと。

息子の熱は、38度台を行ったり来たり。

めったに体調を崩さないため相当辛いらしく、「しんどい」「だっこ」「ねんねする」と泣く様子に胸が痛みます。

口内炎もできたようで、食事は「おくちいたい」と拒否。

看病に明け暮れた1日でした。

 

●息子発症3日目

 

朝起きると、息子の熱は37度台に。

お昼寝後には36度台に戻り、顔色もスッキリ。

この頃から足の発疹が目立ち始めましたが、本人は気にならないようでした。

口内炎は痛そうだけれど、久しぶりに家で遊ぶ姿が見られてホッとひと息。

……と思ったら、あれ、今度はなんだか自分が熱い!?

そして胸もムカムカするような。こ、これはまさか……。

 

 

息子発症の3日後に自分が発症

 

●息子発症4日目/私発症1日目

 

息子の熱はすっかり落ち着きました。

手足の発疹はまだ目立つものの、口内炎は減ってきているらしく、ごはんも食べられるように。

ならば、と久しぶりに家を出て、買い物などに出かけたところ……

夕方から、急激に私の体調が悪化!

熱、吐き気、関節の痛みで、3日前に息子を連れて来た救急病院へまさかのカムバック(涙)。

処方された解熱剤と漢方薬を飲んでベッドへ直行するも、まったく眠れず。

深夜、震える手で熱を測ると39.9度でした……。

 

●息子発症5日目/私発症2日目

 

39度台の高熱が続くため、夫に仕事を調整して息子を見てもらい、朝一番でヨロヨロと近所の内科へ。

熱、頭痛、喉の痛みがひどい。

私の喉を見た途端、「あぁ~、これは」と顔をしかめる先生。

「お子さんの手足口病がうつったと考えて間違いないでしょう」と診断され、強めの解熱剤と胃薬を処方されました。

家でおそるおそる喉を見てみると……口内炎がびっしり(涙)!!

小さいものから大きいものまで無数にあって、奥にはそれらが固まったゾーンまで。

薬を飲むと熱は少し落ち着きましたが、この日からは口内炎との戦いの幕開けです。

一方、息子はすっかり元気に。

熱はなく、発疹も口内炎も治まってきたみたい。

 

●息子発症6日目/私発症3日目

 

私の熱は37度台に。

ただし、口内炎はまだまだ激痛。

そして、咳も出るように。

情報を検索したところ、熱が下がった後は、口内炎→手足の発疹、という経過をたどる人が多いよう。

そして、手足の発疹は、かゆみと痛みが非常に辛いらしい……。

発疹が出ないこと、夫にうつらないことを祈るのみ!

 

●息子発症7日目/私発症4日目(本日)

 

37度台の微熱が続く。

口内炎は数えられる程度に。咳も少しずつ軽減。

時々、足の裏がムズムズする気がして怯えていますが、今のとこ発疹はない模様。

このまま完治してくれる……と信じたい!

 

子どもが感染したら徹底した予防対策を

 

症状の出方は個人差が大きいと思いますが、我が家の場合は、息子も私も特に大変だったのは3日間。

息子の発疹が足のみだったこと、私には発疹が出なかったことを考えると、手足口病の中では軽い方だったのかもしれません。

が、「それでも二度と繰り返したくない!」のが本音です(涙)。

1つ症状が出て治まったと思ったら、また次の症状が現れて別の辛さが始まる。

手足口病そのものへの特効薬はなく、熱や吐き気やかゆみなどをその都度抑えながら、やり過ごすしかない。

先が見えないトンネルに入り込んでしまったような、不安でいっぱいの日々でした。

 

今となっては、息子が感染したと分かってからの対策が甘かったと反省。

いつも通りの手洗い、うがい、手指の消毒、もっと念入りにするべきでした。

マスクやゴム手袋も着ければよかった!

 

子どもの看病をした後、自分が倒れてしまったり家族で無限ループに陥ってしまったり、というのはなんとしても避けたいですよね。

今回の我が家は、当然ながら息子の一時保育はキャンセル、私と夫の仕事の予定も変更、家の中は荒れ放題……とトホホな状態に。

今後は予防対策を徹底しようと心に誓った経験でした。

みなさまも、どうぞお気をつけて!

 

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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