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“めんつゆより白だし”派急増中!野菜を美味しく食べられる簡単レシピ3選

  • 相馬由子

2017.08.07

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かつお節や昆布などからとっただしの風味と程よい塩加減で、これ1本で料理の味付けが決まるという「白だし」。でも、いったいどんなメニューに使うと美味しいのでしょうか。私自身、白だしってどう使ったらいいかよくわからず、実はあまりこれまで使ってきませんでした。そこで、白だしを発売しているヤマキとキッコーマンの方に、おすすめレシピを教えてもらいました。

白だしは、これだけで和食の味が決まる万能調味料

白だしはただのだし汁ではなく、これだけで料理の味付けができる調味料。でも、めんつゆと違い、色が薄いので、食材の色を生かした料理に仕上がるのが特徴。そのため、しょうゆやめんつゆの代わりとして白だしを使うこともできます。

例えば、おひたしや冷奴などにかければ、だしの香りで風味豊かに仕上がります。そのほか、お吸い物や煮物、炊き込みごはんなど、和食の味付けに幅広く使えるのが白だしです。

今回は、野菜をたくさん美味しく食べられる3つのメニューを教えてもらい、実際に作ってみました。

ベーコンのうま味で洋風に「ころころ野菜のミネストローネ」

こちらのスープ、味付けは白だしだけですが、白だしの味に、ベーコンのうま味が加わることで、あら不思議、洋風の味に仕上がります。マイルドな味わいで、4歳の娘も美味しいとたくさん食べていました。

材料(2人分)

じゃがいも 1個

玉ねぎ 1/4

パプリカ(赤) 1/4

パプリカ(黄) 1/4

ベーコン 2枚

水 360mlA

「割烹白だし」 40mlA

1:じゃがいも、玉ねぎは皮をむき、5mm角に切る。パプリカは種を取り、5mm角に切る。ベーコンは5mm幅に切る。

2:鍋にA1のじゃがいもを入れて火にかけ、煮立ったら1の玉ねぎ・パプリカ・ベーコンを加え、じゃがいもが煮くずれて、とろみがつくように、よくかき混ぜながら57分ほど煮込む。

(レシピ提供:ヤマキ)

トマトの美味しさが引き立つ「トマトとベーコンの白だしパスタ」

パスタの味付けも、白だしのみでできます。トマトとベーコン、白だしのうま味が混ざり合って、深みのある味に。今回は、冷蔵庫にあったアスパラもレンジで加熱して加え、お野菜いっぱいのパスタに。

材料(2人分)

トマト 1個

ベーコン 3枚

スパゲッティ 200g

オリーブオイル 大さじ2

かつお節 2.5g

あさつき 適量

「割烹白だし」 カップ1/4

1:トマトはくし形に切り、ベーコンは1センチ幅に切る。スパゲッティは表示時間通りにゆで、水気を切る。

2:フライパンにオリーブオイルを入れ、中火でベーコン、トマトを炒める。スパゲッティを加え、白だしで味を整える。

3:器に盛り付け、かつお節、あさつきをちらす。

(レシピ提供:ヤマキ)

今回はベーコンとトマトを炒めた後に、茹でたアスパラを入れました。また、あさつきとかつお節がなかったため、今回は入れていません。



夏野菜がたくさん食べられる「夏野菜としらすのだしかけそうめん」

だしの香りでさっぱりと食べられるそうめん。そうめんは、野菜が不足しがちですが、夏野菜をたっぷりと入れて、野菜不足も解消できます。

材料(2人分)

トマト 1個

オクラ 4本

塩 少々

しょうが 20g

そうめん 4束

しらす干し 20g

白だし(10倍濃縮タイプ) 50mlA

水 400mlA

1:トマトはざく切りにする。オクラは塩ずりしてさっとゆでて水に取り、小口切りにする。しょうがはせん切りして、水にさらす。

2:ボウルに(A)を合わせ、1のトマトとオクラを加える。

3:そうめんをゆでて冷水でしめて水気をきり、器に盛りつける。(2)をかけ、しらす、1のしょうがをのせる。

(レシピ提供:キッコーマン)

今回は、冷蔵庫にみょうがもあったので細かく切って加えたら、さらに美味しかったです。食欲が落ちる夏に、おすすめの麺メニューですね。

白だしは、和食だけでなく、いろいろな料理の味付けが、これ1本でできるということが改めてわかりました。しょうゆやめんつゆの代わりに白だしを使うことで、だしが効いたワンランク上の味になります。ぜひ、今後も白だしを活用していきたいと思います。

相馬由子 Yuko Soma

ライター

1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。

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