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子連れの秩父観光に!大型遊具も充実 「秩父ミューズパーク」でのどかな1日を

  • 相馬由子

2017.07.31

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都心から電車で1時間20分ほどで行ける埼玉県の秩父地域は、春の芝桜、冬の秩父夜祭、アニメや映画の舞台になっていることでも知られる観光地。ちなみに、私、ライター相馬の故郷でもあります。

私がよく友人から「秩父に遊びに行くんだけど、子連れで行くのにおすすめの場所はない?」と聞かれるのですが、その時におすすめするのが「秩父ミューズパーク」。秩父盆地を見下ろす長尾根丘陵の上にある、広大な公園です。

この広さに加え、あまり観光客は訪れない場所なので、とにかく人口密度が低いのがいいところ(笑)。

公園内の散策路を歩けば、豊かな自然を感じられる

芝生の広場やサイクリングコース、プールや宿泊施設まであるこちらの公園。軽いハイキングができる散策路も充実していて、子連れで自然の中を歩くのにはぴったり。本格的な山登りをする前の練習にちょうどいいですよ。

散策路をしばらく歩いて、秩父盆地を一望できる展望台に行ってみました。下の写真の正面奥に見えるのは、秩父のシンボル武甲山。秩父人は、この武甲山を毎日眺めて過ごしているのです。子どもの頃の夏休みには毎年、武甲山の絵を描いて提出する宿題が出されたことを思い出すなあ……

子どもが遊べる遊具も充実!巨大なローラー滑り台も

子連れで行くなら遊具があるかどうかは気になるところですが、秩父ミューズパークには、公園のあちこちにさまざまな遊具が設置されています。中でも、公園のもっとも北寄りにある展望ちびっこ広場には、巨大なローラー滑り台があり、子どもたちに大人気。2つのローラー滑り台が途中で1つにつながるという、変わった形をしています。高さも高く、かなりスピードが出るので注意して遊びましょう。

そのほかにも、園内のあちこちに幼児から遊べる遊具があります。久々に行ってみたら、以前よりも幼児向けの遊具が増えている気がしました。

全長3kmのスカイロードではサイクリングも

公園内を南北に走るスカイロードは、道幅18mもの広さでサイクリングもできる遊歩道。ここにジョギングをしに訪れる市民も多いです。自転車にも乗れます。今回はストライダーを持って行ってサイクリング。

レンタサイクルもあるので、手ぶらで来てもOK! ちなみに、レンタサイクルには、普通の自転車だけでなく、3人~4人で乗れる自転車もあるようです。

「スカイトレイン」なる、汽車の形をした乗り物も(写真上)、このスカイロードを走っています(といっても人間が歩くスピードくらいの遅さ)。この日は平日だったので、乗っているお客さんは0でしたが、写真を撮っていたら運転手のおじさんが笑顔で手を振ってくれました(笑)。



近隣には無料で遊べるキッズパークも

そのほかにも、園内には、夏季のみ営業しているプールや、自然の中のコテージに宿泊できるPICA秩父、また、春には梅、初夏にはアジサイ、秋にはイチョウ並木の紅葉など、四季折々の自然が楽しめるのも、この公園ならでは。秩父札所23番のお寺「音楽寺」も、この公園に隣接しています。

ちなみに、この公園がある長尾根丘陵から少し下ったところには、「ちちぶキッズパーク」という施設があります。こちらには、室内にはボールプール、屋外にはふわふわドーム(トランポリン)などがの遊具があり、なんと無料! ここは、我が家が帰省した時の、娘の一番のお気に入りのスポットです。

秩父というと、キャンプや川遊びをしに行くという方も多いと思いますが、こんなのどかな公園で、のんびり過ごす1日もおすすめですよ。

相馬由子 Yuko Soma

ライター

1976年、埼玉県生まれ。夫と7歳の娘との3人暮らし。編集プロダクション、広告系出版社を経て独立。ウェブ、雑誌、書籍などで編集、執筆を手がける。最近では、子育て、アウトドア、旅、食などのテーマを担当することが多い。合同会社ディライトフル代表。

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