いつものお菓子も、ちょっとしたラッピングの工夫であっという間に「ハロウィン仕様」に変身!
料理教室「apron room」主宰、やさいい味わいのお菓子で人気の星谷菜々さんに教えていただくハロウィンの手作りお菓子。最終回は、簡単ロリポップケーキとラッピングアイデアをお届けします。
大のかぼちゃ好きで、世間でここまで人気のイベントになる前から、ハロウィンはかなり意識していたという星谷さん。
カステラを使って作れる簡単ケーキは、棒付きキャンディのように食べられる、気軽なお菓子。
今からハロウィンを楽しみたい人にも、お菓子がたりない、という人にもおすすめです!
ラッピングでユーモラスなおばけに変身!
かぼちゃのロリポップケーキ
材料・12個分
- かぼちゃ(皮とワタを除いて)……100g
- A
- カステラ……100g(3切れくらい)
- クリームチーズ……50g
- シナモンパウダー……小さじ1/2
- 板チョコ(ホワイト)……2枚
- アラザン……適量
作り方
- かぼちゃはひと口大に切り、ラップに包んでレンジ(600w)に2分かける。そのまま粗熱を取る。
- ボウルにラップから取り出したかぼちゃ、Aを入れ、清潔な手でカステラをほぐしながら、ひとまとまりになるまでよく混ぜる。
- [2]を12等分にして丸める。棒に刺し、手できゅっと押さえてしっかり固定する。板チョコをボウルに割り入れ、60℃で湯煎する。耐熱性のゴムべらでゆっくり混ぜ(混ぜすぎると分離するので注意)、なめらかに溶けたら湯煎から外す。
- [3]をチョコにくぐらせてからめ、逆さまにしてクッキングシートに置く。数分おいてチョコが固まってきたら平らな部分にアラザンをつける。再度逆さまにして置き、冷蔵庫で冷やし固める。
ホワイトチョコにくぐらせたら、逆さまにして置いて固める。アラザンはチョコが固まってからつけて。
ハロウィンらしさをだしたいなら?
ラッピングアイデア
1 ロリポップには袋をかぶせて
かぶせた袋は、クッキングシートを好みの形に2枚切り、ミシンで縫い合わせたもの。黒と白のシールを重ねれば目のように!ラッピング用のカラータイでキュッと絞って。市販のロリポップ棒に模様をつけてもかわいいですよ。
2 小さいお菓子をなんでも詰めて!
マシュマロやクッキー、飴など、小さなお菓子を透明な袋でラッピングするのもいいけれど、ひと手間加えればさらに素敵に!子供たちがもちやすい形なのもポイントです。
まずは正方形に切った紙をアイスクリームコーンのように丸め、ホチキスで留めます。透明の袋に入れたお菓子を中に詰めたら、上部でフタをするようにしてシールで留めて。
コウモリの形に切り抜いた色紙を貼りつければ、雰囲気アップ!
3 高さのあるお菓子も崩さずラッピング♪
カップケーキのように高さのあるお菓子だと、ぺしゃんこにならないよう、ラッピングも気を遣いますよね。こちらはとっても簡単。ラッピング用の透明の袋を用意したら、口があいているほうの端と端を合わせ、袋自体が三角錐になるように立体的にするだけです。
安定感を出すために、サイズに合わせて、三角に切った厚紙を三角錐の底に入れて。あとは袋の端を折りたたみ、ホチキスで留めるだけ。ワイヤーで結びつけるタイプの飾りなどをつけたり、シールを貼っても◎
4 重めのデザートはオリジナルボックスへ
大きめ&重めのデザートは、残した料理を持ち帰るためのドギーバッグに入れるのが正解。丈夫なので底が抜ける心配もなく、全体にシールを貼れば、あっという間にオリジナルボックスの完成です!今回は黒くて丸いシールでドット模様に。持ち手部分には、手でしごいてくるくるとさせたリボンを結びつけておめかしを。
やさしい味わいのかわいいお菓子でHappy Halloween!!
撮影/馬場わかな スタイリスト/伊東朋恵
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