藤本こずみ

ドラマ好き必見! 早稲田大学演劇博物館の『大テレビドラマ博覧会』へ

テレビドラマが大好きな私。

学生時代は毎週お気に入りの作品の放送を楽しみにしていましたし、社会人になってからは仕事でも取材を通してたくさんの作品に出会ってきました。

出産後はなかなかリアルタイムで見ることはできなくなりましたが(1時間テレビの前に座るのって、こんなに難しいことだったんですね……!)、それでも空いた時間に少しずつ録画しておいたドラマを見るのは、一番気軽なリフレッシュ法になっています。

先日、テレビドラマ好きにはたまらないイベントを見つけて行ってきたので、ご紹介したいと思います。

早稲田大学演劇博物館で『大テレビドラマ博覧会』が開催中

早稲田大学の坪内博士記念演劇博物館で行われている、『大テレビドラマ博覧会 テレビの見る夢』。

内容は、テレビ創成期から最近までの名作ドラマを、写真、台本、衣装、映像などの資料とともに振り返り、テレビドラマ史をたどるというもの――そんな展覧会、見たことない!

ワクワクしながら早稲田大学へ向かいます。母校でもあるので、キャンパスに入った時点でなんだかノスタルジックな気分に。しばらく歩くと、演劇博物館が見えてきました。

演劇博物館、通称“エンパク”は、1928年に設立された歴史ある建物。

演劇に関する古今東西の貴重な資料が百万点以上も収蔵されている、アジア唯一の、そして世界有数の演劇専門博物館です。

レトロで美しい館内を進み、いよいよ会場へ。

一歩足を踏み入れると、部屋のあちこちから映像が目に飛び込んできます。

テレビドラマが誕生した1950年代から東日本大震災前後の2010年代まで、年代別に並べられたコーナーには、各時代を代表する作品の写真や台本がズラリ。

さらに、なんと懐かしのブラウン管テレビ(!)、液晶テレビ、スクリーンなど、大小様々な画面を通して、映像にも触れられる趣向になっていました。

紹介されていたのは、白黒テレビ時代の名作『私は貝になりたい』や初の大河ドラマ『花の生涯』、大ヒット作『男女7人夏物語』や『東京ラブストーリー』、記憶に新しい『あまちゃん』や『逃げるは恥だが役に立つ』などなど。

斬新な演出で話題になったという1970年のホームドラマ『お荷物小荷物』の貴重な最終回を、当時のお茶の間を再現した空間で鑑賞できたり、テレビ草創期を舞台に黒柳徹子さんの半生を描いた2016年の『トットてれび』を、新旧複数のテレビで見比べられたりと、タイムスリップしたような感覚を味わえる仕掛けも。

1つ1つのドラマに添えられた紹介文も、とても読みごたえがありました。

たくさんのドラマを五感すべてで味わえる!

個人的には、まさにこのキャンパスに憧れていた頃に見ていた『ロングバケーション』や、公私ともに大きな影響を受けた『木更津キャッツアイ』に、ここで“再会”できたのがうれしかったです。

テレビドラマって、日常生活の中で見ているものだから、改めて見ると一瞬にして当時のいろいろなことがよみがえってくるんですよね。

ということは、育児を始めてからのここ数年、寝かしつけができず途方に暮れて、息子を抱っこしてユラユラ揺れながら見たドラマや、あっという間にアニメや幼児番組に替えられながら、途切れ途切れに見ているドラマも、後々この記憶とともに思い出すことができるのかなぁ……そんな風に考えて、温かい気持ちになりました。

あまりに感動したので、チラシも全種類手に取り、図録も買って帰宅。

自分が産まれる前の作品から夢中になっていた作品まで、時代もジャンルも放送局も越えたドラマを、映像や音楽やエンパクの空間……五感すべてで味わえる贅沢!

こんな展覧会は、なかなかないんじゃないでしょうか。

エンパクでは、日本のテレビ界を代表する脚本家・山田太一氏の歩みをたどる『山田太一展』も同時開催中。

ちなみに、私が行った日には、『逃げるは恥だが役に立つ』などを手掛けられた脚本家・野木亜紀子さんと、『木更津キャッツアイ』などで知られるプロデューサー・磯山晶さんのトークショーもあったのですが、こちらも素晴らしく、気がついたら涙が出ていてビックリでした。

今後も、同博覧会関連イベントのほか、親子で参加できる夏休みイベントなども企画されているようなので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

東京都新宿区西早稲田1-6-1

電話番号 03-5286-1829

http://www.waseda.jp/enpaku/

 

『大テレビドラマ博覧会 テレビの見る夢』

『山田太一展』

現在開催中~8月6日まで、入館無料

開館時間 10:00~17:00(火・金は~19:00)

休館日 7月5日、7月19日

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Writer Profile

藤本こずみ

ライター

Kozumi Fujimoto

1979年、兵庫県生まれ。雑誌を中心に、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を担当。趣味は観劇&リラクゼーションスポット巡り。おいしいもの好きの夫、パワフル派の4歳長男、おっとり派の0歳長女との4人家族。“東京で仕事”と“関西で育児”の二拠点生活に挑戦中。

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