LIFE

産前・産後の暮らしの些細な変化

産後、夫に対して気になる些細なこと3選

  • 高見澤恵美

2017.05.10

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些細な変化」シリーズ、今回も産後の夫についての話題を。
入院や里帰りを経て、自宅での本格的な育児スタート。パパである夫とも協力して子育てを……という時期ですが、「実はちょっと気になることが」という妻意見が多数寄せられたので、調査しました。
LEE世代ママたちが産後、“夫に対して気になった些細なこと”上位3つを発表します!

イラストレーション/烏山ミライ

1位:育児センサーの鈍さ

ダントツで多かったのが、「ママに比べて、パパの育児へのセンサーが鈍すぎる」という声。特に“夜泣き”に気付かない夫に驚く人が多く存在しました。

・「産後1ヶ月半、ミルクと母乳混合の息子。夜も2~3時間に1回授乳を求めて泣くのですが、夫は同じ部屋で寝ていても絶対に気付かず、グーグー寝ています。疲れがたまっているわけでもない休日も同じく起きないので、子供の要求に気付くセンサーが鈍いとしか思えません……。こっちは産後ずっと睡眠不足なのに、うるさいいびきをかく夫にイライラ。協力する気ゼロならせめて別室で寝てくれ……!」

他にも、オムツ替えや汗のケアなど、育児ですべきことに気付けない夫への驚きの声が目立ちました。

・「夫は3ヶ月の娘がうんちをしても気付いたことが一度もない。まだ母乳しか飲んでいないから大人のような便臭ではないとはいえ、やっぱりにおいはあるし、娘も泣くので気付きそうなものなのに、完全スルー。大人のガーリック臭には敏感な夫なのに……。子供に対する嗅覚、どうなってるの!?」

・「4ヶ月の息子が汗をかき、衣服が湿っても放置のパパ。一度だけ私が通院の日に3時間ほどお世話を任せたのですが、汗でぐっしょりの服を着せていて驚愕でした……」

・「子供が泣くと必ず『泣いてるよ~。お腹すいてんじゃないの? ミルク、ミルク』と言う夫。空腹以外にもいろいろと泣く理由はあるのに。短絡的すぎる……!!」

2位:顔がやけに大きく見える

日中、ママが赤ちゃんとふたりきりの時間を長く過ごす中で、仕事から帰った夫のルックスへの印象がガラッと変わって、ちょっと戸惑ったという声も……。

・「昼間は新生児のちっちゃな顔を見ているので、パパの顔が巨大に見えてびっくり。毎晩パパが帰るたびに驚いてしまいます(苦笑)」

・「夫は男性には珍しいレベルの小顔。にも関わらず、帰宅後の夫の顔が大きく見えてビビるように。ひょっとしたら、夫も、私の顔の大きさに同様の感想を抱いているかもしれませんが(汗)」

些細な驚きとは言え、「毎晩『パパ、顔デカ!』とはっとする。産後2ヶ月たっても、一向に慣れることがありません」、「産前は、産後『夫の顔が大きく見える』という予備知識はなかったので、なかなかの衝撃だった」などと多くの人が驚きを感じたと回答しており、“産後のパパあるある”といえそうです。

3位:育児で新たな一面を見せる

ラストは夫のキャラ変について。

・「普段は物静かな夫。声も低めで小さく、淡々と話すタイプなのですが、息子の前では別人に豹変! 歌のお兄さんばりに滑舌よく大きな声で絵本を読み、歌って笑って……。夜、淡々としたモードで話をされても、子供の前での姿を思い出して可愛く思ってしまいます(笑)」

・「子供が産まれるまでは、とにかくおしゃれに気をつかっていて、シャツやスーツ、靴はオーダーものしか履かない夫でしたが、子供誕生後は一気にカジュアル化。本人曰く『服装もファミリーで統一感が欲しいじゃない。ひとりだけビシッと決めてても浮くだけだし、君に合わせてカジュアルに変えたんだよ』というけれど、ただ面倒になっただけでは?と(笑)」

・「『子供? いてもいなくてもどっちでもいいし』など、結婚後もずっと子供に対してクールな態度を崩さなかった夫。甥や姪とも遊びたがらないので、『子供苦手なのかな?』と思っていましたが、私が妊娠すると態度が急変。
名付けからベビーグッズ準備など、すべてにおいて私より情熱的で、出産時も感動で大号泣。産後ももちろん娘にメロメロ……。自分専用の抱っこ紐やファザーズバッグを用意して、素晴らしいイクメンぶりを発揮しています」

育児センサーの鈍さへの不満はありつつも、パパとしてはりきる姿は微笑ましい、でもその顔は新生児に比べて巨大に見える……。
産後の些細な心境の変化、興味深いものですね。

高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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