東京宝塚劇場や帝国劇場など劇場が多く集まる街、日比谷に、「劇場」をコンセプトにしたレストラン「東京會舘 Drape（ドレープ）」がオープンしました。2022年に創業100周年を迎えた東京會舘伝統のクラシカルなフレンチを、気軽に楽しめるお店です。その魅力を紹介します。

劇場のような華やかな空間が五感を刺激する

店に入るとライブ感あふれるオープンキッチンがお出迎え。

「東京會舘 Drape（ドレープ）」は、2023年3月16日に開業した「東宝日比谷プロムナードビルの2階。店内に入ると、舞台に見立てたというオープンキッチンが目に留まり、調理の様子や漂う香りが食欲をかき立てます。カウンターに座れば、名物スイーツ「和栗のマロンシャンテリー」の仕上げである、クリームを絞る場面が見られることもあるそう。

通りに面した部分は全面ガラス張り。窓際やその近くの席では、晴海通りの風景を眺めながら、食事を楽しめます。着席して見渡すと、舞台幕を思わせるドレープカーテンや、淡いピンク系で統一された内観がとってもラグジュアリー。

フードメニューはアラカルトが中心なので、ひとりでもグループで訪れても満足できるはず！ドリンクメニューも充実しています。気軽に頼めるよう厳選したというワインリストから、料理に合うワインを選んで、明るいうちから乾杯したくなりますね。

ウフマヨも味わえるプレートランチ

ウフマヨやキッシュ、パテ・ド・カンパーニュなどがワンプレートに。季節のスープや、本舘で毎朝焼いている、オリジナルバゲット＆コーンブレッドも付いてきます。プレートランチ￥1980

ランチに訪れるなら、ランチタイム（11:00～14:30）限定プレートがおすすめです。野菜やお肉などを使った彩り豊かなメニューを少しずつ、ワンプレートで味わえます。なかでも、マンゴーソースをまとった名物のウフマヨは、とろりとした黄身と、まろやかなマヨネーズがたまりません！

プレートのどのメニューも、一緒に提供されるオリジナルバゲット＆コーンブレッドと相性ぴったりで、ずっと食べていたいほど。ランチプラン￥3800（予約可能時間12:00～15:00）にすると、写真のプレートランチに、ミニサイズの和栗のマロンシャンテリーを含む、デザート3種盛りプレートとコーヒーを付けられます。

メインを選べるオープニング記念コースに注目！

オープニング期間限定（～2023年6月30日（金）まで）の「オープニング記念コース」全５品¥7700

豊富なアラカルトメニューから１品ずつ注文ができるのが魅力ですが、初めはオーダーに迷うこともありますよね。そんなときはドレープを代表する選りすぐりのアラカルト料理をコース仕立てで楽しめる、オープニング期間限定の「オープニング記念コース」全５品¥7700がおすすめです。アミューズに始まり、「黒豚のオルロフ風 モルネーソース」などのメインディッシュやデザートも選べるフルコースとなっています。

東京會舘Drepe【ドレープ】だけの復刻メニューに舌づつみ

（左）スズキのパイ包み焼き ブールブランソース¥2980（右）黒豚のオルロフ風 モルネーソース¥3630

ここでは、東京會舘の本舘では提供されていない、ドレープだけのメニューも味わえます。例えば、「スズキのパイ包み焼き ブールブランソース」「黒豚のオルロフ風 モルネーソース」など、1980年代～2000年代初頭に宴会料理として提供されていたもの。ドレープの杉野健司シェフによると、今回のオープンにあたり、かつて東京會舘で提供されていたそれらのメニューを提供しようと、東京會舘秘蔵のレシピをもとに苦心して再現したそうです。どんな味わいなのか、とても気になります。

慌ただしい日常から離れて、大きな窓から日比谷の街を眺めながらのランチやティータイム。あるいは、観劇後に語らいながら食事をして余韻に浸る。そんな使い方もできるお店です。ランチとディナーの間、いわゆるアイドルタイムがないので気軽に立ち寄れますね。

■店舗情報
東京會舘 Drape【ドレープ】
住所：東京都千代田区有楽町1-5-2　
東宝日比谷プロムナードビル2F
営業時間：平日・土曜日　11:00～22:00
　　　　　日曜日　 11:00～21:00
予約専用ダイヤル：050-3177-2770
（公式サイトからWEB予約も可）
東京會舘 Drape【ドレープ】公式サイト